米朝首脳会談は6月12日シンガポールにて開催が決定。
イランの核合意からの米国離脱も、米朝首脳会談開催詳細も
すべてTwitterをチェックしておかねばならない時代。
地政学要因は大きく動き出しているのですが
金融市場は決算発表トレードが主軸で株式市場が湧いています。
為替市場では先週後半からはドルの巻き返しも一服。
米経済指標CPIがドル高加速をやわらげた印象です。
※ダウ平均 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
チャート的には下落トレンドを否定する形に
Apple決算と11兆円もの自社株買い、
バフェットのApple株買いが市場のセンチメントを明るくした模様。
イランの核合意離脱のニュースは、中東紛争リスクも大きく
決していい材料ではないものの、原油価格を押し上げているため
※WTI原油価格 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
ダウ構成銘柄のエネルギー関連銘柄を押し上げており、
これがダウ堅調の背景にあるとも言えます。
今のところ、原油高がダウにいい影響を及ぼしているということね。
ただ、米国は車社会。
ガソリン高は決して消費関連にいい影響とは思いませんので
時間が経過してくれば、これが悪い方向に影響してくるリスクは
大いに考えれらます。
※ダウとダウ構成銘柄エクソン・モービル、シェブロン
エクソンが3位、シェブロンが6位。
イラン核合意離脱については
米国が制裁を再開するまでに最大180日間の猶予を設けているため
この期間の交渉の進展を見極めようという見方が大きいのでしょう。
トランプ大統領は先制パンチは過激でも、落としどころを模索する中で
両者にとって悪くないあり方に落ち着くはず、、、という楽観もあるかな。
ということで、今週も株高のセンチメントは継続するかもしれません。
※日経平均 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
日経平均は2月の下落時に作った大きな窓を埋めました。
次の窓は23079円~22978円レベルに存在していますが
ここを埋めてくるかもしれません。
次の展開は、この窓を埋めてから。。。でしょうか。
現在22758円、23100円近くまで上昇すると考えると
300円余りの上昇の可能性は否定しないでおく、という感じ。
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為替市場では
再びドル安基調に戻るのか??というところで1週間が終了。
ドル円相場はGW前からドル高に勢いがついてGW中の5/2に110円大台示現も
上値は抑えられて108.80~110円のレンジが続いています。
※ドル円相場 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
チャート的にはもう一段高がありそうな形にも見えるんですけれど、、、。
ドル円だけでなく、欧州通貨、新興国通貨などに対してもドル独歩高で
このドル高の背景はおそらく、米国への資金還流(金利が上がってきた、減税法案?)
ですがひょっとすると有事を警戒しての米ドル選択だったりするのかもしれません。
この流れが足元一服しているのですが、、、再開するのか、
やはり2018年の大きなトレンドは通商問題がテーマでドル安なのか、
どっちでしょう、、、という局面ですね。
※通貨インデックス一覧
ドル高一服ですが、、、さて。
先週はCPI消費者物価指数が食品とエネルギーを除いたコアで
前年比2.1%と予想(2.2%)を下回ったことでドル高一服の反応。
それでも2%超えであるならば、6月利上げに何ら影響を及ぼすものでは
ありませんし、足元で勢いがついていたドル高が一服しただけのこと。
もしレパトリが起こっているとするならば、たった3週間くらいで
その流れが終了するとも思えません。ドル高の流れはまだしばらく続くと思っています。
ということで、ドル円相場も、まだまだ上値追いがありそうな気がしています。
ただ、ドル円は110円大台をしっかりと固められるまでは
次の展開がドル高とははっきりは決めかねるのですけれど。
ポジションはユーロドル1.1931ドルSのみ撤退。
豪ドルドル0.7770S
DAX12920
カナダ円85.12円Lは継続。
カナダは原油高を好感している側面もありますが、
週末カナダ円がドル円の失速に引っ張られて冴えない引け味。
※カナダ円
テクニカル的にブルトラップの可能性も否定できず、
コストまで下げてきたら一旦撤退します。
ブルトラップ 一度レンジをブレイクしてトレンドができるかに思わせた後、
再びレンジ内に戻ってしまう動き。
今週は14日がイスラエル建国70周年 米イスラエル大使館が
テルアビブからエルサレムに移転される予定です。
また同じく14日、中国の劉副首相が訪米し通商問題について話し合いを持ちます。
■15(火)
●RBA議事録公表(10:30)
●中国 4月鉱工業生産(11:00)
●中国 4月小売売上高(11:00)
●中国 4月都市部固定資産投資(11:00)
●独 1-3月期 GDP(16:00)
●独 5月 ZEW 景況感指数(18:00)
●米 4月小売売上高(21:30)
■16(水)
●日本1-3月期 GDP(8:50)
●米 4月住宅着工件数(21:30)
●米 4月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
■17(木)
●豪雇用統計(10:30)
●米 4月 CB 景気先行総合指数(23:00)
■18(金)
●日本4月消費者物価指数(8:30)
●カナダ消費者物価指数(21:30)
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