5月31日月末のロンドンフィキシングを見てユーロ円ショートを追加、、、
と考えていましたが、126.90円台で追加したユーロ円ショートは踏み上げられ(/_;)
127.30円台でカット。まだ128.61円ショートは継続ですが、
どんどん利益が削られてます。
戻りますねぇ・・・。
ロンドンフィキシングってだけじゃなくて、
イタリアの政情不安が大きく後退したことが
影響しての買戻しということなのかしら。
実際、再選挙の可能性が低下しています。
イタリア、新内閣発足へ コンテ氏がポピュリスト連立政権首相に
http://www.bbc.com/japanese/44326651
政党「五つ星運動」と極右「同盟」による連立政権が近く正式に発足です。
人騒がせねぇ、つい2日くらい前には「'Quitaly'クイタリー」なんて言葉が
誕生してイタリアのEU離脱がテーマになるかもって大騒ぎだったのですが。
Quitalyは流行らずに終わっちゃいそうな流れですね。
ということで、
リスクオフのセンチメントが薄れつつある中での雇用統計。
◆米5月米雇用統計
NFP非農業部門雇用者数 +22.3万人(予想:+19.0万人、4月:+16.4万人)
平均時給:前年比+2.7%(予想:+2.6%、4月:+2.6%)
前月比+0.3%
つ、強い!そして、、、
◆5月ISM製造業景況指数:58.7(予想:58.2、4月:57.3)
こちらも強い。
ということで、米金利上昇~
※米長期債利回り
あ、でもトレンドが上昇回帰という感じじゃなさそうね。
やはり米債が売られると金利が上がって、買い手が湧いて出てくるようです。
ということで、ドルはそれほど上がらないんじゃないか、と思うので
ドル円を雇用統計後の高値を引き付けて109.54円でショート。
※ドル円日足
そして、ユーロ円ショートを先ほど(ブログ書き始めた時は持ってたけど
書いているうちに上がってくるので、、、)全部やめました。
いずれまたショートを作るつもりですが、昨日のロンドンフィキシング後の
ショートで踏まれただけでなく、日足でみると5日線を超えてきたのが気がかり。
大循環分析の中期線~長期線のレベルの128~130円くらいまでの戻りがあっても
不思議じゃないので、利益があるうちに買い戻しておこうかと。
128.61ショート⇒127.71円です。
※ユーロ円日足
まだ確信は持てませんが、ドル上昇が一服というか、、、
ドル高が止まった感じがするのよね。
つまり他通貨が巻き返すかも、ってこと。
※通貨インデックス一覧 ドル高一服?他通貨反発か
ポンドもそんなムードなので、ポンドドルの1.3529ドルSも1.3343で買いもどし
ポンドは途転ロングしています。1.3352ドル。
1時間足の200EMAを超えてきたでしょ。前日の安値も越えてきて、、、
※ポンドドル1H
日足で見るとまだまだ売りなんですけれど
※ポンドドル日足
やっぱり5日線を超えてきたので、短期的には1.3550くらいまで
戻るんじゃないかという気がします。200EMAくらいまでですかね。
ということで、ポジションを大きく変えています。
ポンドドルロングとドル円ショートです。
*****************************************
欧州のリスクについてはドイツ銀行の話も忘れちゃいけなくて、
FDIC(連邦預金保険公社)の問題銀行リストにドイツ銀行が入っちゃいました。
S&Pグローバル・レーティングはドイツ銀行の格付けを
「BBB+」に格下げしています。
ドイツ銀をS&Pが格下げ、「BBB+」に-CEOの再建努力に打撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-01/P9MPMVSYF01S01
※ドイツ銀行株 月足 やばくない・・・?!
****************************
しかし、リスクオフ決め打ちでいいのか??という懐疑もあるんです。
景気後退は米長短金利の逆転から半年~1年半くらい後ですし、
まだ長短金利は逆転すらしていません。
※米長期金利と短期金利比較
でもって、このニュース↓
米住宅市場:10年前のブーム再来か、一戸建て住宅が大きく値上がり
2018年5月25日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-25/P99WMN6JTSEB01
米国の住宅価格が約10年前のような高値水準には決して戻らないと想定しているのなら、考え直した方がいいかもしれない。
米連邦住宅金融局(FHFA)が24日発表した1-3月(第1四半期)の一戸建て住宅価格は前年同期比6.9%上昇と、1-3月期としては9.1%上昇した2006年以来の大きな伸びを記録した。
住宅ローン金利も7年ぶりの高水準。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)が24日発表した資料によると、30年物固定金利型ローンの平均金利は今週4.66%と、今年に入り15週目の上昇となった。
確かに金利は上昇してきましたが、リーマン前も金利は上昇局面にあって
住宅価格も上昇を続けていました。
サブプライムというトンデモ商品があったせいかもしれませんが、
しかし、金融市場が崩壊するまでには、警戒の声が出始めてから
1~2年ほどかかったのです。
ということは、今年もう一度高値を取りに行くような相場があっても
おかしくないかも、、、
決め打ちしないで柔軟に相場を見ていこうと思います。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
2018年6月2日土曜日
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。