2018年6月5日火曜日

6月はリスクイベント満載、慎重に、、、、
と思わないでもないですが、株が強含んできました。
5月最終週、イタリアリスクからリスクオフ相場の様相を呈し
これが本格的に今年のリスク資産のトップアウトを象徴するトリガーとなるかと
思われましたが、イタリアはあっさり組閣に至り、イタリア国債も急激に買い戻され
リスク懸念が一気に後退しています。

おまけに先週の米国の雇用統計とISMの数字が大変強かったことや
トランプ大統領が改めて6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催を明言、
リスク資産をショートしていた向きは、慌てて買い戻しを迫られる結果に。

※5月雇用統計

非農業部門雇用者数 +19.0万人 ⇒ 22.3万人(前回 16.2万人(16.8万人から修正)
失業率 3.9% ⇒3.8% (18年ぶりの水準まで低下)
平均時給 前月比 +0.2% ⇒ +0.3%
平均時給 前年比 +2.6% ⇒ +2.7%

※ISM +1.4P  58.7 (予想58.1)3カ月ぶりの上昇

これらを受けてNY株式市場、先週末6/1金曜も219ドル高と堅調。
そして週明け4日月曜 日経平均は 304.59円高の22475.94円と流れを引き継ぎます。
そして今夜のNY市場でも株は強いですねぇ。

※米主要株価指数と日経平均 Chart:TradingView
https://jp.tradingview.com/chart/


ナスダックなんか、今年の高値を超えてきそうな水準まで回復。
ナスダックの堅調はFAANG株の一角が今年の最高値を更新していることが寄与。

※FAANG+Twitter+INTEL Chart:TradingView
https://jp.tradingview.com/chart/

赤いラインがこれまでの今年の高値
Amazon・Apple・NvidiaのFAANG銘柄が今夜今年の高値更新。
Netflixは今年に入ってからずっと上昇トレンドが続いていますし
INTELも同じく。あのTwitterでさえ、今年の高値更新しましたね。
Facebook、Alphabetも時間の問題、、、という感じのチャート。

これらの個別を見る限り、テクニカル的には売る気になれません。

ナスダックは強い。。。。

ただし、ダウなんかは、足元崩れてきた原油の影響を受けて石油株なんかが
下がると足を引っ張られますので、今年の高値更新はまだ先、、、という感じですが
ナスダックが先にそれを達成するならば、その見込みも出てきたんじゃないかな、、、
って気もしてきますね。

また日経平均のチャートは5/30窓を開けて下落した陰線が
捨て子線のようにも見えます。その場合は底打ちのシグナル。

雇用統計受けて、米長期金利は反発上昇も、最高値圏であった3.1%台まで
回復できるかどうか甚だ疑問です。現在2.8%台。チャートが良くない、、、。

というのも、米国債ショートポジションが過去最高なんですね。

金利上昇に賭けた投機筋の米債売りがパンパンなんです。

※米国債CFTC建玉ポジション(投機筋ポジ)

米商品先物取引委員会(CFTC)が1日発表した5月29日時点の建玉報告によると、CBTの米10年物国債の先物市場で投機筋の売越幅が5週ぶりに急拡大した。前週比11万2440枚多い47万1067枚と、データが開示されている1993年以降で最大となった。
QUICK Money World https://twitter.com/hirokoFR

これが、何かのきっかけで買い戻されれば米債上昇、金利低下圧力に。

こういうポジションのしこりを見ると、そう簡単に金利が再び上昇基調に
戻るとは考えにくく、原油価格が軟調地合いを色濃くしていることも
金利上昇圧力を低下させているという気がしています。

株式市場は、そう簡単に再び金利が上がらないとみて楽観的ムードが
再燃し始めたようにも見えます。

ということで、米金利上昇が抑制的で日米金利差が拡大していかないなら
ドル円ショートでイイと思うのですが、
株が強含みなので、ドル円も意外としっかりね💦

ドル円には妙味がないのかもしれません・・・。

でも、先週雇用統計後に作ったドル円ショートはまだ継続。

ポンドドルロングは結構利が乗っていたのですが
なぜかNY時間に入って急落の様相、、、材料は見当たらないですねぇ。
今夕は英国の5月建設業PMIの予想上振れが好感され強含んでいたのですが。

もうちょっと粘ってみます。

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なぜか今日はオセアニア通貨が強かったですねぇ。

豪4月の小売売上高が前月比で+0.4%、予想の+0.2%を上回ったことが
好感された、と報じられていますが、それだけで
こんなに豪ドルって上がるセンチメントなの?!今って。。。

コモディティも足元さえないのに解せない上昇ですが
明日5日、豪準備銀行(RBA)の政策金利発表があるため、
ポジション調整で売りの買戻しが入っているということはあるかもしれません。
また、6日には1-3月期のGDPの発表もあるということで、
リスクを落とす動きが出ている、つまり買いもどしが旺盛で豪ドルが
上がっている、ということでしょう、多分。


それにつれて上昇しちゃってるキウイドルなんかは、ひょっとしたら売り妙味あり、
なのかもしれませんが、米金利が抑制的なら、ドル上昇が止まって
他通貨上昇の芽が出てきている可能性もありますので
今、ドルストレートをショートするというのは躊躇しますね。

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先週末のG7財務相・中銀総裁会議ではG6+1なんて言われてますね。
その1というのがアメリカ。
米国の輸入制限措置をめぐり激しい対立となりまして、、、
通商問題、どのように落としどころを探すのが全く見えませんが
G6が米国を強く非難して閉幕。

今週末はG7サミットです。どうするんでしょうねぇ、、、
トランプさん浮いちゃうとイメージ悪化が、、、。

それから7日は日米首脳会談。
12日には米朝首脳会談。

米朝首脳会談の前に、北朝鮮金正恩氏はシリアのアサド大統領と会談する、
というびっくりニュースが飛び込んできましたが、
これ、大丈夫なんでしょうか??
イスラエル、米国が黙っていないと思いますけれど、、、

2017年、米中首脳会談中に米国はシリア攻撃を実施してましたよね。
そのシリアと会うっていうんだから、何を考えているのか。

シリア大統領、北朝鮮訪問の意向 金正恩氏と会談へ
https://www.cnn.co.jp/world/35120187.html

ということで、リスクイベント満載に見えますが、市場は
ファンダメンタルをテーマにリスクテイクに動いています。

ドル円ショートとポンドドルロングだけで、様子見とします。

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