2018年7月19日木曜日

112・83円のドル円ロングは現在若干のアゲインスト。
113円の値固めには時間がかかるのかしら、、、
113.13円まで高値があってから軟調地合い。
ちょうど日経平均も18日㈬に22949円まで上昇し、
あと50円ちょっとで23000円到達というところで失速、
23000円の大台と113円大台クリアが目下試練ということね。

日経平均に関しては、クレディスイスが8日連続で先物を買い越している、
というのが話題のようですが、どんな思惑があるんでしょうか。
クレスイの買いだけで上がっているんだとしたら、嫌なんですけど、、、。

ただ、ドル円が113円台近くまで上昇してきているということは
7/1の短観にあった大企業の日銀想定為替レートが107円台ですから
企業業績の上方修正がある可能性は期待できる局面ですので
あまり弱気することもないかと思っています。

業績相場に入ってきますが、米国ではネットフリックスが振るわなかった一方
モルガン・スタンレーがウォール街最大の増収を記録。
前年同期比39%増ということで、センチメントを大きく好転させています。

業績相場の期間は株価が支えられるんじゃないか、、、という気がしますので
リスクオフの円買いを心配しなくていいんじゃないかと思いますが、
すでに市場ではリスクオフで円買いという伝統的パターンが機能しない相場に
気づき始めています。

「リスク回避の円買い」に異変ー日本の投資家は外国株買いに動く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-19/PC3DTC6KLVR401

旺盛な本邦勢の外モノ投資は3月末以降顕著化。外国株を買い増しています。
6月29日終了週、過去最高の9850億円を買越しだとか。

財務省のデータによると、4-6月の外国株の最大の買い手は信託口座。
信託口座は年金基金の委託先である場合が多い、、、とのことで

今年度から年金が外国株投資を積極化させていた可能性が指摘されています。
外国株を買うのですから、円売りドル買いですね。

先週話題となった、本邦企業による旺盛なM&A(上半期で13兆円)
そして、機関投資家、年金などによる外モノ投資が、ドル円を支えており
リスク回避の円買いを飲み込んでしまっているようです。

ということで、112.73円でドル円を買い増しました。

****************

不安材料もたくさんありますよ。
中国はさすがにまずい、、、んですけどね。
中長期的には強気できないと思ってます。

米中貿易戦争は、米国の勝利だとする見方が広がりつつあるようですが

追い打ちをかけるようにクドローNEC委員長が、、、

米NEC委員長が中国主席批判、貿易摩擦解消への合意を「妨げ」
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-kudlow-idJPKBN1K8202

そして、敗北が許されない中国(国内統制に問題が生じる)では

「習近平降ろし」がついに始まった 40年前の失脚劇と類似… 産経
http://www.sankei.com/premium/news/180718/prm1807180005-n1.html

上海総合指数も再下落の様相を強めていますし
人民元下落は止まらない、、、まあ、全般どの通貨に対してもドル高進行中ですからね。

ということで、こんな考察も。

中国企業の隠された巨額負債が、次なるリーマン・ショックを引き起こす=吉田繁治
https://www.mag2.com/p/money/493946

短期的には強気ですが、中国リスクがさらに顕著となってくれば売りも考えます。
業績相場が終われば意識され始まるかも。。。です。

この記事もなかなか(゚Д゚;)ですよ。

→プーチン大統領が爆弾発言 アメリカ・マスコミは報道せず
https://www.fnn.jp/posts/00338110HDK

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