2018年8月30日木曜日

ドル円が強い。
レンジの範囲内ではありますが、111円台後半まで上昇。

日経平均も23000円節目突破には抵抗を受けていますが
上抜けを試す展開です。
そりゃ米株が強いですし、上海も下げ止まってるし、
今期決算から見れば、ここから売る理由は少ない。

ということで、リスクオンムードですね。

今夜は米国の4−6月期GDP改定値が予想外に速報値から上方修正され、
4年ぶりの大幅な伸びを示したことを受けて米長期債利回りも強含み。

米長期金利上昇で日米金利差拡大が
今夜のドル円上昇の背景かな。

常に日米金利差がドル円相場を動かす材料というわけじゃないんだけど
リスクオフでの円買いという地合いの悪さが薄れているので
米金利に反応しやすいんでしょう。

住宅系の指標はやはりよくないのですが、こちらは無視・・・?

米・7月中古住宅販売成約指数:前月比‐0.7%(予想:+0.3%、6月:+1.0%←+0.9%)

金利上昇の影響ジワリ。
ですが、住宅系指標のピークから株式市場のピークって
タイムラグが1年ほどあるので、まだ心配ないってことかしらね。
住宅指標のピークは今年3月くらい。
来春まではリスクとして警戒されないのかもしれません。

ただし、ドル円上昇でクロス円が強いんだけど、
ドルが全般に強いわけじゃありません。

クロス円一覧  Chart:TradingView
https://jp.tradingview.com/chart/


ドル円が強く、クロス円も強いというのと
ドルストレート通貨でドル安なので
ユーロドル、ポンドドルなどが強いため
ユーロ円、ポンド円などのクロス円がさらに妙味ありという側面も。

ドルストレート通貨一覧 


豪ドルに対してはドル高ですが、、、

通貨インデックス一覧を見るとわかりやすいですね。



ドル安、円安です。教科書的リスクオン相場の時の値動き。

スイスが強いのはなんだろう?!
スイスフランって教科書的には円と並んで避難通貨です。
リスクが高まると上がる特徴があるんだけど、今はそういうムードはないんだけどねぇ。。。謎です。

今日大きく上げたのがポンドです。

EUのバルニエ離脱・欧州委員会首席交渉官が
「EUは英国と将来の関係について11月に声明を出すことを検討」
「我々は他の国とは違い英国にパートナーシップを提供する用意がある」
と発言。
これを受けてマーケットは「合意なきEU離脱リスク後退」と捉えたか、
ポンド買いで反応。思わぬ上昇となりました。
これ、踏み上がってる感じね、、、危ないわぁ~ショートしてなくてよかった。

カナダロング狙いですが、今日は好機なし。
ユーロドルロングだけ継続です。
ポンドはここから乗れません💦
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