日経平均は節目の23000円大台を超えられるかのせめぎあい。
28日火曜23000円大台回復も、終値で維持出来ず。
今日29日水曜も米株絶好調を映して買い先行のマーケット、
今回はいよいよ23000円を通過点に秋相場は上方向にトレンドができそうな
センチメントとなってきました。まだわかんないけど。
※日経平均日足
k
夏休みも終わって秋相場、トレンドができる時期との期待もありますが
トルコや中国のリスクが棚上げされたまま
リスクマネーが行き場を探して、株式市場に戻ってきているという感じ。
地合いの回復は米国発、かな。
28日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉へで
米国とメキシコが大筋合意と報じられた他、
ムニューシン米財務長官が、カナダにも「貿易は大きな障壁はないと予測」とし
カナダとも週内に合意できるとの見方を示したことも支援材料。
これでカナダドルが強含んでいます。
経済指標も好調。
①8月消費者信頼感指数:133.4(予想:126.6、7月:127.9←127.4)
②8月リッチモンド連銀製造業指数:24(予想:17、7月:20)
消費者信頼感指数は2000年10月以来17年10カ月ぶりの高水準だそうよ。
というわけで。
ナスダック指数とS&P500種指数は3日連続で過去最高値更新です。
※ダウ平均はまだ高値奪還できていませんが、、、
長期金利上昇が抑制的である中で、指標が良く、
トランプリスクとして警戒されてきたNAFTA交渉の進展となれば
株式を買わない理由はありませんね。
金利が抑制的であることから、ドル安転換がトレンドとなればなお、ですが、
昨日はディマイオ伊副首相が
「財政赤字が対GDP比でEU基準の3%を超える可能性も」と発言したことに対して
トリア伊経済・財務相が「3%を超える計画は無い」と否定。
全然、いい材料じゃないんだけど、否定に安心したのか
ユーロ買いが強まり一時1.1721ドルまで上昇する局面も。
ユーロはトルコショックで売られ過ぎた分の修正高の域を出られるかに注目ですが
ネガティブ発言に売り込まれる勢いより、
ポジティブに反応が大きいという点では、トレンドは強気に傾いていますね。
ということで、ユーロロングは継続ですが、
かといって、猛烈に上がるというイメージはありません。
レンジなんじゃないかなぁ。。。。
これはドルインデックス。
現状では94Pが強い下値サポートかと思いますので、
ドル安大転換という感じじゃない。
6月から8月にかけて形成したレンジがH&Sの左肩だとすると
トルコショックでダマシとなった上昇が頭。
そして、現在右肩を形成、同じ期間だとすると10月下旬くらいまで。
ユーロドルに絞ると、、、
11月5日くらいまでレンジかな??
日柄がぴったり合うというわけじゃないですが
黄色の四角の中でのレンジとなりそうです。
レンジでうまくトレードしたいと思うのですが💦
私レンジトレード苦手なんだよなぁ。。。
ということで、トレンドに乗ろうと思うなら
ここからの注目はカナダドルかな。
ドルカナダのチャートは上昇トレンドが終焉。
1.3000ドルあたりまで戻れば戻り売りとしたい。
つまりドル売り、カナダ買いです。
7月11日、カナダは政策金利を1.25%から1.5%に引き上げています。
段階的な追加利上げが正当化されるとの見解を示しています。
2017年7月に始まった利上げサイクルで利上げは7月で4回目。
貿易摩擦の高まりが警戒されていましたが、
これがクリアとなればカナダ買いが強まる可能性。
ただし、市場はすでにカナダ買いに傾いているので
調整をまってからですね・・・。
カナダ円は、下落の半値戻り達成。
ここではいったん上昇が止まるかと思いますので
下がったら買い目線。
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