FOMC受けて、、、ドル高が鮮明となってきました。
★9月FOMC 予想通り政策金利を2~2.25%に引き上げ
■FOMC声明
「政策姿勢は引き続き緩和的」との文言を削除
~市場では「金融政策が以前ほど緩和的でなく、
中立金利に近付きつつあるとのシグナルを市場に発した」との指摘も
(これまでと比べて緩和的政策でなくなってきている)
ということですので、ここからの利上げペースは緩やかになると
捉える向きも出てきます。つまり、ハト派的との受け止められるわけね。
~パウエルFRB議長「緩和的の文言削除は政策変更ではない。
予想に一致しているとの判断をあらわす」と説明。
決して今後の利上げペースが変わると言っているわけじゃないとしています。
じゃあ、利上げペースはどうなるのかというと、、、
■FOMCメンバー金利見通し~2020年で利上げ打ち止めか
・2018年年内利上げはあと1回、合計4回。
・2019年3回 従来予想維持
・2020年1回 従来予想維持
・2021年0回 ←New!金利見通し中央値は3.375%で2020年と同じ
2020年までは従来予想が維持されたのですが、
今回から2021年予想が出てきました。
それが2020年と同じ見通しだったため、
現時点では2021年の利上げはないという見通しで
2020年で利上げが終わる、との受け止め方も出てきます。
これもやっぱシグナルとしてはハト派的よねぇ。
しかし、経済見通しが上方修正されています。
■経済見通し~今年と来年の経済成長率の見通しを引き上げ
・2018年3.1%(6月時点では2.8%、引き上げられた)
・2019年2.5%(6月時点で2.4%、引き上げられた)
・2020年2.0%(6月と同じ、据え置き)
・2021年1.8% ←New!
2018年、2019年の見通しが引き上げられたことで
ここからみるとタカ派的、、、ということになります。
発表後乱高下しましたが、、、1日経過してみたら
「ドル高」ですねぇ。。。。
今回のFOMC,決してタカ派的だったとは思えませんが
市場はドル買いに動いています。
※通貨インデックス一覧 またしてもドル独歩高
これが継続するんでしょうか。。。。
おかげでドル円相場は113.30円台まで上昇してます。
今日の欧州時間からドル円上昇が顕著。
う~む、月末が関係しているんでしょうか。
7月高値113.17円を超えていますので
次は114.50円近辺がターゲットとなるんじゃないかしら。
月足も形を崩すことなく終えそうです。
明日までに急落がなければ月足での三役好転確定で
三角持ち合い上抜け確定ですね。
私はFOMC受けて材料出尽くしでドル安となると思っていたので
ちょっと意外な展開。ユーロドル1.1800ドルに逆指値でユーロ買いを
おいていましたが、ギリギリヒットせず反落しており、
今日はイタリアリスクでユーロ売りが加速、レンジ下限を目指す動きに
入ってしまいました。。。。
※ユーロドル日足 黄色のボックスで推移、再び下限に向かうのか。
一部通信社が「イタリア政府が2019年予算案に関する会合を
延期する可能性がある」などと報道したことでユーロ売り。
これに対してイタリアのディマイオ副首相が、
閣僚会議が27日に予定されていることを確認。
予算協議が延期されるとの通信社道を否定しています。
でもユーロ買いにはなっていません。。。
通貨インデックスを見るとどの通貨に対しても
ドルが強含みの展開なので、イタリアの報道がなくてもユーロドルは
レンジ下限方向に落ちていったんじゃないかとも思いますが。
ん~ここからドル円ロングは勇気がいるなぁ。
押し目買いしてみようかな・・・。
ユーロドルはレンジ下限まで来たら買おうと思いますが
今は中途半端な値位置ね。
ということで、うまく乗れていません💦
ユーロオージーは昨日急落する局面が。
ロング、止めました・・・・損切です(´;ω;`)
日経平均、9日ぶり反落となりましたが
夜間取引では堅調推移です。米株が高いことと
ドル円がしっかり、ということで支えられそう。
株高が続くなら、ドル円もこのまま上がりそうね。
ドル円、今度押したら買ってみます。
昨日のFOMCでの押しがチャンスだったんだなぁ、、、、。
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