2018年9月4日火曜日

9月最初の営業日。
日経平均は 22,707.38円 ▲157.77円で取引終了。

マザースは7カ月連続で月初安ですってよ。

米国がレイバーデーで休場となる中、先週末はカナダのNAFTA再交渉が合意できず、
9/6にも米国が中国へ2000億ドルの関税第3弾発動を匂わせていることが
上値を抑えていますが、日本株市場独自要因として、
建設不動産セクターの軒並み安ってのが地合いを悪化させたんじゃないかしら。

東証1部上場の不動産会社TATERUが、
新築アパート投資をする顧客から受け取った融資資料を改ざんする不正でS安。
この影響でシノケンとかロードスターキャピタルとか、不動産投資関連株軒並み安。
三井不動産とか三菱地所などの大手まで売られました。

スルガ銀行のかぼちゃの馬車の一件の余波が残ってるというのに
またこのセクターで不祥事。レオパレス21もテレ東が取り上げて糾弾されていますね。

不動産市況が冷え込むと日本市場独自要因での地合いの悪さが
バカンス明けの海外勢の回帰を阻むリスクにつながるんじゃないかと溜息。

明日以降のこのセクターの株価推移は意外と重要かも。。。

それから今日気になったニュース。

フォルクスワーゲンの排ガス不正 拡大か
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_161943

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス不正問題が
ディーゼル車だけでなくガソリン車にも拡大する可能性。
ドイツの新聞「ビルト」が伝えたもの。

ちょっとちょっと、ディーゼル車だけじゃないんですか・・・。
これ、基幹産業である自動車セクターの不祥事なので、影響は大きいですよ。
ガソリン車となるとディーゼル車よりもインパクトは大きいんじゃないかな。

ディーゼル車の排ガス不正問題以降、欧州で主流だったディーゼル車の売上減、
フランスなど将来的にディーゼル車全廃を掲げる国まで出てきて、
そのシェアは50%を割り込んでいます。
ということは、ガソリン車が主流となりつつあるわけで。
いきなりEVシフトはなかなか難しいですものね。。。

ということで、今日はドイツDAXも弱い。この影響があるのかな・・・?!

※DAX



こうやって、ドイツや日本から資金が抜けると、、、
ジャクソンホールシンポジウム以降、金利先高観が後退気味の
米国株に流入してしまうのだろうか、、、今、中国はあり得ませんし。

あ、インド株が好調なのよね。
私も投信買うならインドだったわねぇ~
リーマン前後にトルコ買っちゃって放置中よ。

インドSENSEX指数は今年に入って14%近く上昇。
8/29には3万8989で引けて最高値を記録。

※SENSEX


だたし、拡大して今日の足を見てみると、印象的な陰線。
短期的にはトップアウトの予感。


これまで堅調だったところにほころびが、、、?!というのが気がかり。
今日なぜインド株が下がったのか、情報がなくてさっぱりわからないんです(^^;

そうそう、中間選挙アノマリーというのがあって、
選挙前には株が崩れることが多いとか。(絶対じゃないわよ)
選挙後に上がることが多いようですので、
11月中間選挙前はちょっと用心した方がいいのかしらね。

明日バカンス明けの米国市場がどのようなセンチメントでスタートするのかに注目です。
ポジションは変わらず。
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