2018年9月5日水曜日

レイバーデー明けの米国株式市場は、強くはなかったものの大崩れはなし。
今日5日に控えたカナダとのNAFTA再交渉の先行き不透明感に
対中制裁の第3弾の発動が控えているということもあって
積極的にリスクを取りにくい環境。

ダウは一時158ドル安まで下げ幅を拡大しましたが、
下げ幅12ドルまで縮小しています。

8月米ISM製造業景況感指数 前月比3.2ポイント上昇の61.3
~2004年5月以来14年3カ月ぶり高水準、ファンダメンタルズは絶好調。

他方、新興国資産は下落が続いています。
南アフリカ経済は米国一極集中の影響が出てきたのか、なんとリセッション入り。

南アフリカ 4-6月期GDP ▼0.7% 1-3月期は▼2.6% 

2四半期連続マイナスでリセッション(景気後退)入り、2009年以来です。


今期はプラス予想だったようですので、失望は大きく
通貨ランドが急落しています。


【新興国市場】売りさらに強まる-危機波及リスク、無視できず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-04/PEJIDI6K50XT01?srnd=cojp-v2

MSCI新興国通貨指数、2017年5月以来の低水準に
アルゼンチン・ペソは過去最安値を更新
メキシコ・ペソは1.1%安
南ア・ランドは3.2%安
トルコ・リラは0.7%安
インドネシア・ルピアは6日続落し、20年ぶり安値

習近平国家主席は2日夜、南アフリカのラマポーザ大統領と会談しており、
より緊密な中国・アフリカ運命共同体の構築に取り組むと6.7兆円の支援約束。
これが吉と出るか、凶と出るか。
中国は世界第2位のGDPを誇る大国ですが、
このところの市場の扱いは新興国括りですね。

新興国から資金が抜けて米国集中、この流れはまだ続くのでしょうか。
このままあちこちでリセッション入りとなる国が出てくると
米国とて上昇は難しいと思いますが、時間がかかるのかな。

トレードですが、
やはりユーロドルはレンジの予感。

黄色の四角の範囲内で推移しそう、と書いてきましたが、
昨日9/4に1.15300ドルまで下落したため、チャンス到来。

1.1538ドルでユーロドルロングエントリ―参戦です。
1.1700ドル近辺での利食い目標。

キウイドル0.6657ドルショートは継続



ドルカナダショートが、、、損切です。。。

ご覧の下落トレンドチャネルで推移してくれていれば継続でしたが
昨日スコーンと上抜け。ライン越えでロスカット(´;ω;`)
 
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