週明け10日月曜の日本株市場がしっかりだったのはやや意外。
先週末のNY株が弱かったですし、米中通商交渉において2000億ドルに加えて
2670億ドル追加とのトランプ大統領発言で世界経済への影響が懸念されるほか、
日本でもいよいよ9月下旬からスタートするFFR日米通商交渉においても
容赦しない旨がトランプ大統領から発せられたこともあって
弱含み覚悟でしたが、終わってみれば日経平均は7営業日ぶりに反発し
66.03円高の22373.09円 プラス圏、今週はメジャーSQですが、、、
出来高は細く商いが盛り上がっている風ではありませんが
朝方発表された4-6月期実質GDP2次速報が前期比年率+3.0%となり、
1次速報の+1.9%から上方修正されたことが材料視された、なんて指摘もありました。
ん~雇用統計受けて米金利が上昇したことで
ドル円が強含みだったこともアシストしてるんかな。
総裁選が終われば、この夏から秋に各地で大きな被害をもたらした
天災の復興に向けて何か支援策でも出てくるという思惑もあるんでしょうか。
来年の消費税止めて、建設国債でも増発すればセンチメントも変わるでしょうけれど。
安倍首相は今日、来年の消費税増税は実施とのスタンスを表明していましたね。
それでも上昇した日本株。意外と強いです。
ただし、ドル円も日経もレンジ内での推移です。
安定していると言えば安定していますね。
ここで日本だけどんどん円安、株高が進んでいたら
中間選挙を控えてトランプ政権との貿易摩擦は
なおさら厳しいものになるでしょうし
この程度で行ったり来たりしていることは、
実は政治的には理想的なのかもしれません。
ディーラーにとっては厳しい環境ですが、、、、。
案の定ユーロも反発してきました。
週明けは欧州株も堅調だったことを受けて、、、ということのようですが
ということで、ユーロドルロングは何とか助かっています。
キウイドルショートも継続。
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今日もポンドはハッスルしてましたね~
ブレグジット交渉でEU側の首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏が
交渉は8週間以内の合意成立が現実的であると述べたことを好感しポンド急伸。
11月初めまでに合意に達する必要があると述べています。
また、関係者によるとEUはブレグジットサミットの11月13日開催を目指しているとのこと。
この時までには、合意できるということでしょうか。
今夜は英国の経済指標もいろいろ出てきました。
英・7月貿易収支:-99.73億ポンド
(予想:-117.40億ポンド、6月:-106.79億ポンド←-113.83億ポンド)
英・7月GDP:前月比+0.3%(予想:+0.1%、6月:+0.1%)
英・7月鉱工業生産:前月比+0.1%(予想:+0.2%、6月:+0.4%)
英・7月製造業生産:前月比-0.2%(予想:+0.2%、6月:+0.4%)
ポンドも底入れしたんじゃないか、って気がしますね。
明日以降ポンドドルが下落する局面があれば、ちょっと買ってみたいです。
高値はつかまず、下がった時にね。
今週はBOE、政策金利は据え置き予想。
英中銀:政策金利据え置きを全会一致で決定か、13日会合で-調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-10/PETMWD6K50XT01
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