2018年9月7日金曜日

関西地方台風被害直後の平成30年北海道胆振東部地震、
今年は西日本豪雨被害も甚大でした。
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

今日の東京市場は台風、地震によるサプライチェーンの被害影響への懸念が
売りを誘った面もあるでしょう。上海総合指数も弱く、
対中追加関税2000億ドル発動への警戒も上値を抑えています。

ドル円相場は東京時間、そしてNY時間に入ってさらに売られて
110円台へと下落しており、クロス円全般円高基調です。
それでもレンジの範囲内ですが。。

ただ、弱いのは日本だけではなく、DAXなどは5日続落。
米株市場でも、FacebookやTwitter株への懸念が広がりNasdaq総合指数が軟調、
S&P500やダウもトップアウトしそうな気配。

※Facebook、Twitter

米はSNSに規制示唆 ツイッター株が大幅安
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-05/PELP6Y6S972B01

~米上院情報特別委員会は5日、
外国による干渉や虚偽のメッセージを阻止するソーシャルメディア各社の
取り組みを検証するため開いた公聴会で、
これら企業のプラットフォームを規制する可能性を提起

中間選挙が近いですからね、色々出てきます。

昨日発表された米7月の貿易収支は500億8200万ドルの赤字。
赤字幅が前月から9.50%膨らみました。2ヶ月連続の赤字拡大です。

1月~7月総計3378億8400万ドルの赤字で前年同期から6.97%拡大。

なかでも対中国赤字が368億3400万ドルと前月の334億8400万ドルから
10%も増加しています。
(対日赤字も53億800万ドルから54億6000万ドルに拡大)

これも少なからず影響したか?

今一番怖いのが、米株の大調整ですね。。
独り勝ちの米国が崩れだしたら、行き場がない。

ということで、米株動向は中間選挙が近づいていることから
トランプ政権へのネガティブキャンペーンも激化し
市場が嫌気する可能性もあるかも。

現状では元弁護士が司法取引に応じる可能性、とか
トランプ政権の高官が匿名でオールドメディアに批判記事を書くとか、
暴露本がでるとか、どれも致命傷となるような材料ではないのですが。

というか、政権内部にいる人間が政権批判するってどういうこと?!
弱みでも握られたんでしょうか。

匿名の高官が米紙に大統領批判の寄稿 「政権内部にレジスタンス」
https://www.sankei.com/world/news/180906/wor1809060012-n1.html

対して、トランプ政権側も支持率UPのために
対外圧力を強めるなど、騒がしくなるでしょうから
リスクがとりにくい期間に入ってしまったということかも。

日本は災害への懸念、米国は中間選挙、やっぱり円高圧力は強まるかなぁ。。。

とはいえ、レンジだと思うので、ここからドル円ショートはやめておくわ。

ポンドショートが積み上がっているので、意外とポンドは上がるかも。
ポンドドルとか、ポンドオージーなんかがいいかもね。
ハードブレグジット懸念で売り過ぎです。
何か朗報あれば昨日みたいに踏み上がる地合いはまだ続いていると思います。

ポジションは変わらず。
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