トランプ政権は対中制裁関税第3弾を24日に発効ました。
⇒2000億ドル相当の輸入に年内まで10%の追加関税。
2019年1月1日から25%に引き上げられます。
中国も600奥ドルの報復関税発動を表目しており
中国が米国との通商交渉をやめるとも伝わっています。
貿易戦争長期化の懸念が高まりから米株は売られ
ダウ平均は 26562.05(-181.45 -0.68%)
※ダウ平均
20EMAくらいまでの調整(下落)があっても不思議はない局面。
米中貿易交渉については第3弾発動はわかっていたことですし
目新しい材料ではありません。ということでこれでリスクオフ相場に転換、
ということではないのですが、さらなる上昇のためには一度下がってくれないと、、、
というようなところまで株価が伸び切ってるように見えます。
このところは米株やドル円の相関性が低下しているものの
米株が大きく下がれば、日本株にも多少影響が及ぶでしょうし、
足下上昇基調なるドル円相場も一服するかもしれません。
足下の日経平均とドル円の上昇も目覚ましいものがありましたが
今日25日が権利付き最終売買日だということを考えると
明日以降は少し売りが膨らむ可能性がありますね。
※日経平均 今日が権利付き最終売買日
まだ今年の高値を超えていませんが、越えずにWトップとなるか、
それとも一服後、再上昇で年末に向けて越えてくるか。
見極めポイントが近づいています。
今週はFOMCですね。
今回のFOMCでは2021年の見通しが出てくるというところに注目だとか。
2021年!随分先ですね、、、。
8月ジャクソンホール会合受けては年内12月利上げすらないかもしれない、
というハト派ムードが漂ったのですが、
足下では12月利上げ織り込みも高まっています。
一部政策担当者は長短金利の逆転を引き起こさないよう利上げを
一旦打ち止めにする必要があると主張していますが一方で、
米国の失業率は現在3.9%と歴史的な低水準にありますし、
インフレ率から見ても、現状では継続利上げが妥当との見方が支配的ですね。
しかし、FOMCで利上げがあるからと言って、ドル高にあるとは限りません。
むしろ、利上げでは材料出尽くしでドルが下がるパターンが多い。
トレンドとしては利上げを材料にドル買いとなったのは
最初の利上げの2015年12月まででした。
それ以降は実はドルは紆余曲折あるものの下落基調なんですよね。
ということで、年末に向けてはドル安となるんじゃないかと思っているのですが、
ECBドラギ総裁が「ユーロ圏の基調的インフレはかなり力強い」と述べたことで
ユーロドルが急伸する局面が。このユーロの上昇は行って来いとなり
トレンド化しませんでしたが、ユーロドル相場はレンジ上限で高止まり状態。
もう一押しがあれば上昇トレンドに発展しそうな気がします。
ということで、ユーロドル、ポンドドルなどのドルショート狙いなんだけど、
その前につい、ユーロオージーのロングポジションを作ってしまいました。
値動きがわかりやすいんです。
※ユーロオージー日足 ちょうど0.382%押し完了
西原氏がこのところ、新興国、資源国通貨やら米ドルに資金が流れる動きは
米ドルから欧州通貨に変わりつつあることを指摘していますが
その意味でユーロオージーなどはこの新たなトレンドの中では
解りやすい通貨ペアなんですよね。。。
コストは1.6203ドルです。
日米通商交渉は25日NY朝に延期。
私はそれほど警戒していないのですが、
ヘッドラインリスクはあるかと思いますので
ドル安円高方向に大きな調整があるかもしれません。
ここからのドル円ロングは押し目を待ってからですね。
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