スゴイ下げでしたね💦
こんなに勢いよく下がるとは思っていませんでした。
10日水曜日のダウ平均は ▼831.83ドル 25598.74ドル
11日木曜日の日経平均は ▼915.18円 22590.86円
金利上昇やラッセル2000などの先行指標の悪化を嫌気した
手じまい売りが加速しただけじゃないか、という気もしますが
本格的業績相場前に、ずいぶん上げ幅を削りました。
日経平均は23000円レンジ上限となって長く持ち合いを続けていましたが
9月14日に抜けてから10月2日24448円まで上昇。
それが、今日22590円です。
この2週間の上昇を6営業日で削ってしまいました。
再びボックス内に落ちてしまったのですが、
よくよく考えてみれば1ヵ月前に戻っただけ、とも言えます。
まだ200EMAの上に位置していますし、
金利上昇を警戒した利食いが米国市場で活発化しただけ、、、
じゃないでしょうか。
これぞリスクオフのトリガーだった、という原因は見当たりません。
確かに米金利上昇、ラッセル2000の下落は手仕舞いを誘ったと思いますが…。
ここから金利上昇が加速を続ければ、さらなる手仕舞いが株価を押し下げると
思われますが、それでも、リーマンショックの時のような
デリバティブ残高が破裂するというようなものではないでしょうから、
一定の調整があれば下げ止まるんじゃないかと思っています。
今夜もダウは300ドル強下落しているんですが💦
でも、200EMAがサポートとなって下げ止まり、いったんは反発しそう。
※ダウ まだ200EMAまで乖離があるので、下げ余地残していますけど。
※S&P 今夜下げ止まんないとまずいかな・・・
※Nasdaq これが一番弱いかな・・・。
そして日経平均もそうです。
※日経平均 200EMAの上、雲の上に位置しており下げ止まるか??
ここからの株価を占うのは金利動向かと思っていますが、
今夜発表された米9月消費者物価指数(CPI)が前月比+0.1%と、
予想外に8月+0.2%から低下し6月来で最低となったほか
前年比でも+2.3%と予想+2.4%を下回り2月来で最低となった
ことなどを受け金利の一段の上昇には歯止めがかかっています。
金利上昇が一服すれば下げ止まるんじゃないか、、、って思うんだけど
今日市場関係者が懸念していたのは上海総合指数。
※上海総合指数
皆が注目していた2016年の安値を下回ってしまいました。
弱いですね、、、、。
来週15日には米財務省が公表する為替報告書での為替操作国認定が
あるんじゃないか、とも警戒されていますし、
まだまだ波乱はありそうですが、そもそも上海総合はずっと下げ続けてますし
その中でも米株は史上最高値を更新していたわけですし、
まずはテクニカル的に、反発がありそうな気がします。
日経が1000円も下げたんだもの、、、。
ということで
ドル円、豪ドル円ショートは東京時間終了後に買い戻しました。
ドル円113.55円S→112.27円、豪ドル円S80.16円→79.48円。
思ったより値幅取れなかった、、、、。
というか、日経が1000円も下げているのに、
なぜドル円下落が1円程度なんでしょうか。。。。
多分旺盛な実需買いのせい。
財務省によると今年1─8月の対外直接投資は累計で11兆3446億円。
年間で過去最大を記録した昨年の同期間の12兆8319億円と
ほぼ変わらないペースで、日本企業による海外企業の買収が
引き続き活発に行われていることが明らかになった。
というニュースが10日流れましたけど、このところ年間10兆円を上回る規模で
M&Aとみられる外貨買いが為替市場での円安要因となっている模様。
どうも今日は111円台に本邦勢の買い注文がずらりとならんでいたそうで。
ということで、リスクオフでも円高にならなくなってきたドル円相場。
夕方、日経平均CFDを22804円、ドル円を112.32円でロング参戦しています。
為替はあんまり戻りませんね💦
日経平均CFDは23000円台まで戻る局面もあったのですが
米株続落中なので、リバウンド弱し。
明日のセンチメントを見て、撤退するか週末持ち越すか考えます。
そうそう、今回は新興国通貨安からのリスクオフではないようです。
8月あれだけ急落したトルコリラ。今日は全然下がってません。
むしろ経常収支 月間ベースで約3年ぶりの黒字発表で上昇してます。
それから気になるゴールド上昇。
※COMEXゴールド先物
ようやく逃避資金がゴールド市場に流入しているようです。
10日の米株急落時SPDRスパーダ―ゴールドシェアETF残は
たった1日で9トン弱増加となりました。
機関投資家らがポートフォリオ組み換えを行っている模様。
先物市場では過去最大級のショートポジションが積み上がっており
これが巻き返されるだけでゴールドは急上昇します。
今夜、先物市場のショートカバーが起こっている予感。
これが何かの節目でしょうか・・・。
短期リバウンド狙いのロングは
再びショートポジションに代わるかもしれません。
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