リスクオフの様相を強めていますが、米株は陽線引けとなりそうです。
ダウは一時547ドルもの下落となりましたが、
大引けは100ドル程度の下落で終わりそう。
ダウだけ見るとやはり200日移動平均線が意識された格好ですが
Nasdaq総合指数やS&P500は200日線を下回っていますので
チャート形状は良くありません。トップアウトの可能性を強めていますが、
日本株はバリュエーションから見れば、そろそろ買いなんじゃないかと…💦
23日火曜、日経平均は▼604.04円 22010.78円 PERは12.72倍です。
※日米インデックス 日経CFD 22150でロング追加です。
これだけ株価インデックスが落ちているのに、ドル円が底堅い。
23時台に111円台まで落ちましたが、再び112.40円台まで切り返しています。
日経平均が24000円台から2000円も落ちている割には小動きですね。
※ドル円日足
ということでクロス円があまり落ちないのですが、
ポンド円は切り返しにあいながらも下値を切り下げていますので
ポンド円、ポンドドルショートは継続のままです。
ブレグジット交渉に絡んでメイ首相が
来年3月のEU離脱から20年末までの「移行期間」を
数カ月程度延長する可能性に言及したことに、離脱強行派から強い反発があり
不信任決議案が提出されているということのようですが、
メイ首相の不信任への動きって今回が初めてじゃないので、
ポンドがこれだけで暴落する、ってことでもありませんけれど。
ユーロ円には、M&A絡みの思惑があって、なかなか下がらない側面も。
自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズが、
自動車部品部門をカルソニックカンセイの親会社へ売却すると発表。
売却額は62億ユーロ(約8060億円)となる予定ですが、
この買収に伴うユーロ買いが発生するのではないかとの指摘。
そうなれば、ユーロ円の買いですが。
株式市場の混乱は、やはりサウジアラビア問題なんでしょうか。
今日トルコのエルドアン大統領がカショギ記者が殺害は計画的なもので、
カショギ氏が残忍な手法で殺害されたことを示す強固な証拠があると述べました。
やはり、ではありますが、ここで新たに明らかにされた事実はなく、
殺害を指示したとされるムハンマド皇太子と、殺害時の録音データーについて
触れることはありませんでした。水面下ではいろいろ取引がありそう・・・。
ただし、マーケットはサウジのオイルマネー動向への不安が
ぬぐえない状況ですので手仕舞えるものは手仕舞っておこう、
ということなんだと思います。
また、原油価格が大きく下落していることも、エネルギーセクター株下落に
繋がっており、原油価格がこの辺りで止まってくれるか否かもポイント。
やはり200日移動平均線に引っかかってますね。
※WTI原油価格
米長期債利回りは、株価下落で債券買いが旺盛となったと見えて
一時大きく低下する局面もありましたが、下ヒゲ。
金利上昇圧力は強いですね。3.1%台を固める動きのようです。
ということもあってドル円が底堅いため、
それほど日経が落ちるとは思えませんが(ポジショントーク)
東京時間は上海総合指数の動向も材料視されるので
まだまだ警戒は解けませんね💦
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