先週は世界の株式市場が随分勢いよく下げたので、
ひとまず、リバウンドもあろうかと思います。
リバウンド狙いで途中で日経CFDを買ってひどい目にあいましたが💦
そろそろリバ狙いの反発ディールも妙味ありかと思います。
ただし、明日はダメ押し下落があるかも。
トランプ大統領「日本車に20%関税も」 改めて言及
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37046440Y8A021C1FF8000/
中間選挙前に株価が崩れてきたためかと思われますが、
発言の影響はそこそこ覚悟しておいた方がいいかも。
このニュース受けて週明けにさらに株下落となれば、
一度は買ってもいいかな…。
※日経平均 3つの窓が開いた・・・。
今回、24448円(10/2)の高値から20971円(10/26)の安値まで
3447円も下落しています。14.2%の下落です。
2月のVIXショックでは24129円(1/23)⇒20347円(3/26)まで
15.6%の下落でした。しかしこれは、3月半ばの大底までの下落率です。
初動の下落底(リバウンド前)は20950円(2/14)ですので
第1派の下落率は 13.1%だった、ということを考えると、
今回、第1派下落で14%を超えていますから、一度リバってもいいでしょう。
でもね。
戻っても38.2%戻しの22299円あたりまでじゃないかな。
半値戻れば22709円。
大局では今年は高値をトライするような相場には
ならないんじゃないかと思っています。
というのも、綺麗に上昇トレンドを割り込んでいます。
週足で見るとわかりやすいかな。
※日経平均週足 上昇トレンド割れ
前回のトレンド割れでは、見事に三段下げを演じました。
2015年6月高値で、2016年6月安値まで1年下げました。
今回も、戻っても再度売られてを繰り返し三段下げを演じるのでは?!
月足チャートも下落転換を示現。強烈な陰の包み線です。
リバウンドがあっても、高値越えは難しいことを示唆しています。
ということで、リバウンドしたところを「売り」で
下落を取る戦略としたいと考えていますが
中間選挙も近いので、神経質な値動きとなりそうですね。
米国企業の決算が一巡すると自社株買いが戻ってきますので
戻り相場もあるでしょう、、、、。
※米国では決算発表前約5週間から発表後48時間までは
裁量による自社株買い戻しの自粛を求める規制があります。
決算時期はこの規制によって自社株買いが出ないので株が
下がりやすくなりますが、決算時期が終われば自社株買いが出てきます。
ということで短期的には(ディ~数日のスゥイング)
買ってもいいと思いますが欲張らないように。
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ドル円相場もいよいよ下げってきました。
※ドル円日足 雲のねじれで下抜けトライ、跳ね返されていますね。
大倉キャップは、旺盛なM&Aや外債投資などの対外投資も
様子見に転じればドル円も下落する可能性があると指摘されていましたが
リスクオフでドル高、円高となればクロス円が妙味ありですね。
ユーロ円、豪ドルやキウイなどのオセアニア通貨のクロス円も
戻り売り戦略で好機を探したいと思います。
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サウジが記者殺害を認めたことで
12兆円もの武器をサウジに買ってもらう契約がある米国も
サウジをかばい切れないところまで事態は悪化しています。
トランプ大統領は、サウジアラビアを実質的に動かしている
ムハンマド皇太子に最終的な責任があるとの認識を示し
トランプ米大統領「皇太子に最終的責任」サウジ記者殺害で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3692459025102018FF1000/
トランプ米政権は23日、サウジアラビアの著名記者殺害事件に関与した
実行犯らへの制裁を発表しています。
米、サウジ制裁小出し 同盟へ配慮にじむ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36871380U8A021C1EA1000/?n_cid=SPTMG022
ただし、同盟関係への打撃を最小限にとどめたい配慮もにじむ
小出しの制裁。
トランプ大統領は今後の対応について「議会に委ねる」としています。
米議会はサウジへの武器輸出停止を求めていますが、どうなりますか。
週末の豊商事資産運用セミナーで岡崎良介氏が
軍需産業株の推移について言及していました。
ロッキード・マーチン THAAD
ノースロップ・グラマン 戦闘機
レイセオン トマホーク
軒並み急落中。。
今、これら軍需関連じゃなくても下がっていますけどね。
こちらはFAANG銘柄とマイクロソフト、インテルなどハイテクセクター
アマゾン株急落が映す米成長鈍化への懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37015500X21C18A0000000/?n_cid=SPTMG053
Appleだけ高値圏維持。
11月1日がApple決算とのことで岡崎氏はアップル決算受けての動向に
着目されていました。Appleも落ちてきたら、、、、
米株は総崩れとなりそう。
Apple決算は今週木曜ですね。
たった1銘柄の決算ですが、
象徴的に米株市場の全てのセンチメントを崩すかもしれません。
金曜に発表された米7~9月期のGDP速報値は、年率換算で前期比+3.5%増
高成長維持も4~6月期の+4.2%から鈍化。
個人消費は4%増と予想外に加速、14年以来最大の伸びを記録するも
企業の設備投資は0.8%増と、前期の8.7%増から急減速というのが気になりますね。
それから、トランプ政権は中間選挙直前ですので
サウジへの制裁を小出しにせざるを得ないものと思いますが
(取引停止などが決まれば軍需関連株がさらに落ちるリスク)
欧州は制裁への動きを強めています。
独仏首脳、サウジ制裁「EU協調で」
https://www.sankei.com/world/news/181028/wor1810280018-n1.html
ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領が
EUとして協調した制裁などの対応を目指すことで合意。
これがサウジの経済に影響するならオイルマネーの撤退を懸念する
リスク回避行動が株価の下落を招くことになります。
サウジは、米国への歩みよりとして原油の増産を約束したはずですが
週末になってこんなニュースが。
主要産油国、減産可能性を示唆-数日前の「極力生産する」から一転
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-25/PH5ZWB6KLVR601
サウジ、テンパってる?!
サウジとしても、油価が高い方が収入になるわけで
本音は原油価格が下がらないように減産に協力したいところでしょうけれど。。。
ということで、サウジを巡る混乱はまだまだ続きそう。
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そしてイタリアですが、26日S&Pは格下げを見送りました。
イタリア:S&Pの格下げ回避-見通しは「ネガティブ」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-27/PH8CXX6KLVR601
19日、ムーディーズはイタリアの国債を1段階引き下げてBaa3としましたが
S&PはすでにBBB-と、これと同等にまで下げていました。
どちらもジャンク(投機的)級の1段階上であり、
あと1段階下がればジャンク級です。
今回S&Pはジャンク級にまで引き下げることをしませんでしたが
今後についてはまだ不安が残ります。
欧州委員会はイタリアの2019年予算案を拒否しており、
3週間以内に修正案を提出するよう求めていますが
イタリアの「五つ星」と「同盟」の連立政権は選挙公約の実現を優先し
修正に応じないようです。
そもそも、欧州委が予算案を拒否するのは初めてのことなので、
このまま今後どのような展開となるのか予断を許しません。
欧州委員会は「基準に抵触した国」に罰金を科すことができるということで、
イタリア政府に対し制裁措置に踏み切る可能性がありますが、
過去フランスが9年間に渡り財政規律に違反していたのに制裁手続きを免れていたり
スペイン、ポルトガルも2016年に財政赤字が基準を超えたのに罰金を免れていて、
実際に制裁手続きに基づいて罰金を科された国はないのだそうです。
ちなみに、制裁措置の判断は通常、最終的なデータの入手が可能になる
4月以降となることから春以前の発動はない、とされていますので
制裁発動は喫緊のリスクではないものの、どのように処理されるのかは不透明。
イタリア国債が売られイタリアの利回り上昇が続いていますが
これが足下のユーロ下落の背景。
ユーロはまだまだ下落が続くと思われます。
ドイツやユーロ圏の10月製造業・サービス業PMI速報値も低下しており
経済指標も悪いものが目立っていますね。
やはり、米中貿易摩擦の影響で中国景気が悪化すれば
欧州や英国経済にも影響が及ぶということかと思います。
ユーロは戻り売り目線。
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24日、BOC(カナダ中銀)は
政策金利を予想通り1.50%から1.75%へ引き上げました。
声明では
「今後のデータをみながら漸進的アプローチをとる」との前回までの文言が削除、
「物価目標を達成するために政策金利は中立水準まで上昇する必要がある」
という文言が追加されました。
ポロズ総裁は政策金利の中立水準は2.5-3.5%としていますので
あと複数回の利上げが想定されていることですね。
カナダは下がりにくい、、、ということか。
あ、ポンド円とポンドドルショートは継続中です!(≧▽≦)
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2018年10月29日月曜日
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