週末11月16日金曜日、ドルが急に軟化し始めました。
まあブレグジットに絡んでメイ政権が混乱に陥っているポンドは抜きにしても、、、
先週末にかけてドル独歩安じゃないですか(゚Д゚;)
※通貨インデックス一覧
背景として指摘されているのがこのニュース。
ドル下落、FRB副議長がハト派的発言
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-16/PIB01C6JTSE901
パウエル議長も先週FRBが来年直面する課題の一つとして
海外需要の鈍化を指摘していましたが、
要するに利上げサイクルも終盤に近いだろう
という観測が市場に広まりつつあるということね。
FRBは来年3回の利上げを見込むというのがコンセンサスですが
どうも市場が懐疑的になってきたようです。
CMEフェドウォッチでは12月利上げ織り込みも65%まで下がってきています。
利上げに確信的なマーケットでは90%を超える織り込みとなりますので
65%とは何とも心許ない。
12月FOMCが近づくにつれて利上げ織り込みが低下してきています。
これ、株価次第では12月利上げないんじゃないの・・・・?!
仮に年内12月に利上げはあったとしても、来年はどうでしょうか。
FOMCのコンセンサスでは来年3回の利上げですが、
そんなに上げちゃうと、株式市場が持たないと思われます。
というようなことを織り込み始めて米国債に資金逃避が始まったのか、
米国債利回りは低下中。
これがドル安をもたらしています。
※米10年債、2年債利回り どちらも仲良く低下してきました。。。
ということで、ドル/円相場が下がれば、日経平均はよろしくない。。
ただ、米国株は金利低下で少し買い戻されるかもしれません。
先週、日経平均とダウを買ったのですが、
今週ドル円が下落するようなら
日経平均は仕切ってダウロングのみにします。
ダウもリバウンド狙いなのであまり執着せず、ですね💦
ただ、このニュースは一時的な株の買い戻しを誘いそうな気もします。
中国が貿易合意を希望、追加関税見送りも=トランプ米大統領
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-idJPKCN1NL2FW
中国が貿易合意を求めており、
同国に追加関税を課す必要がなくなる可能性があるとの認識を示した。
中国側の回答に含まれた142項目について「非常に整っている」とした上で、
「主要な4─5項目が漏れている」と指摘し、これらの回答に期待感を示した。
トランプ大統領の発言は話半分で聞いておいた方がいいんですが(笑)
金利低下でいったんは米株反発するんじゃないかしら。
本格的下落はその後です、、、多分。(ポジショントーク)
※今週は22日は米国感謝祭(ThanksgivingDay)で祝日。
23日は日本が勤労感謝の日で祝日。短い週となります。
23日金曜日米国はブラックフライデー。
この日からクリスマス商戦がスタートします。
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さて目下のかく乱要因は英国ブレグジットですね。
13日にはメイ首相がEU離脱協定案について閣内合意を取り付けた、
との報道でポンド買いも
14日になってラーブEU離脱担当相など4閣僚の辞任でポンド急落。
離脱協定案において閣外協力をしていた北アイルランドの地域政党DUPが、
反対の意向を示したということもポンドネガティブ要因のようです。
メイ首相率いる保守党は第1党ですが過半数に満たないため
DUPの協力がなければ法案成立が極めて困難な状況。
16日には英紙デーリー・テレグラフがメイ首相の不信任投票の実施を求める
議員の書簡が実施に必要な48人分集まったとの報道が。
となると、20日にも投票が行われる可能性があるということです。
25日にEU離脱協定案の承認を行うEU首脳会合が開催されるはずでしたが
開催できるかどうか危うい状況となりました。
ポンドには手を出すべからず、、、ですね。
ここからはドル売りスタンス。
現在はNZドル/ドル、キウイ円ロングですが
ユーロ/ドルのロングも考えたいと思っております。
ポンドドルは、まだまだ様子見。
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