2018年11月11日日曜日

再びドル高です💦
やっぱ、金利の影響は大きいですね。
先週の11月FOMCでは予想通り政策金利は据え置き。
声明では「更なる漸進的な利上げを想定」との見解を繰り返しており、
12月利上げがあることを確認するものとなりましたので、金利が再上昇。
これに連れてドルが上昇となりました。

ただし、週末金利が大きく下げていますね。

12日は米退役軍人の日(ベテランズデー)で債券市場が休場なんです。
連休前のポジション調整でしょうか?!

それとも、3.25%はなかなか超えられない壁であり
レジスタンスとなっている(テクニカル的に)ということでしょうか。

※米10年利回り


あるいは、株式市場の反落を嫌気して債券買いが入ったということでしょうか。

※米株3指標と日経平均


ダウ・S&P500は200EMAの上に顔を出してその状態をキープできていますが
Nasdaqは再び200EMAの下に、日経平均もそうですね。

戻り高値を確認したってことなんでしょうか。
中間選挙が波乱なく通貨してリスクオン相場再開、
ッてなムードでしたが、急落前の高値を超えない限り
2番天井をつけて再下落のリスクってあるのよね。。

炭鉱のカナリアとされる指標群もよくありません。

※左上ラッセル2000 右上 上海総合
 左下SOX指数(半導体)右下 WTI原油


てか、原油の下落、まずくない?!

原油下落の材料はイラン制裁の形骸化とか、需給の緩みとか
いくつかあるんですが、
ちょっと下げ方が速いのが気になります。

先週のリスクオンのような米株高は、中間選挙前に
ショートした向きの買い戻しだっただけなのかも。

季節要因的には株は秋の安値を買って来年の5月までに売れば
利益が乗る確率が高いことで知られていますので
それに逆らって戻り売りしてもいいものかどうか、悩ましいので
株価インデックスは様子見のままです💦

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ユーロドルロング、週末切りました。
なんでしょう、再下落です・・・・。

中間選挙後は、ドル売りが優勢になったことから
ユーロドル、かなり上がっていたんですけどねぇ、、、
やっぱダメか。

イタリアの2019年財政計画修正案提出期限は13日火曜です。

これが今週のユーロの波乱材料かと思いますが
イタリアはすでに再提出しない姿勢を明らかにしていますので
期限が来て再提出しなかったという事実があっても
それほど下がらないと思うんですが、
テクニカル的には 1.1300を割り込むととんでもない大きな
変形ヘッドアンドショルダー完成となるので注意が必要です。

1.1300を割ったら、やはり売らなきゃいけないんでしょう…。

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さて、逆三尊から大きく上昇の可能性を秘めたポンド円ですが、、、
レンジブレイク失敗。

※ポンド円


メイ首相、週内に臨時閣議も-EU離脱交渉
http://www.news-digest.co.uk/news/news/uk-news/18285-2018-11-08.html

メイ首相が数日内にも臨時閣議を招集し、欧州連合(EU)離脱交渉の
合意案を諮る可能性があると報じた。

 月内に臨時EU首脳会議を開いて離脱合意を実現させるには、
週内の閣内一致がタイムリミットだという情報がある。

ということで、先週までには臨時閣議が開かれて
離脱合意が確認されるとの期待もあったことで
先週ポンドが上がっていたわけですが、
日曜夜になっても情報がありませんので、開催されていないのかな?!

それよりも、週末金曜はポンドが大きく下がりましたね。

抜けたら買おうかと思っていましたが、
やっぱりレンジ上限で頭を叩かれたか、、、
これがレンジ下限を目指すのか、
それとも、いい押し目なのかを確認する週となりそうね。

何故ポンドがさがったかって、メイ首相の求心力の低下。

9日金曜、ジョー・ジョンソン運輸担当閣外相が辞任。

EU残留の是非を問う2度目の国民投票の実施を要求しています。

7月以降、メイ首相の離脱方針に反発して辞職する閣僚級が相次いでいるのですが、
こういうニュースはやはりポンド売りですね。

ただ、最悪のシナリオである「合意なき離脱」とならない限り、
時間的にブレグジット合意のタイムリミットは迫っているわけで、
それに向けて動かざるを得ないと思うのですが、、、。

今週、買うかどうか考えます。

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NZドル/ドル0.6719ドルロングだけ継続です・・・。
今週下がるようならコスト割れとならないうちに手仕舞います。

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