原油急落でリスクオフとなる覚悟でいたのですが、日経強し。
ドル円相場なんか113円台ミドルまで上昇しちゃうもんだから
クロス円も強くて、完全にリスクオン。
23日の米国市場はNYダウが178ドル安と弱かったんですけどねぇ。
日経が強かった背景には
①2025年の大阪万博誘致決定で万博関連銘柄物色強まる
~会場整備に140億円規模の補正予算案
②ブラックフライデーでの好調
~オンライン売上高は過去最高の60億ドル超、前年を2割あまり上回る
③中間配当の支払い本格化、再投資の買い需要
④モルガン・スタンレー、日本株の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げ
~12カ月後PERを足元の12.1倍から13.5倍まで切り上がると予想
うん、並べてみると結構あるね。
気づくの遅かった。
それから、原油安がマクロマーケット、特に米株市場に悪影響かと
思っていましたが、米株市場も強含みで推移。
原油と米株の相関はシェール革命以降とても高いのですが
今後はそうでもなくなるとの見方も出てきているようで、、、、
◆原油価格の下落、米国経済には概ねプラス
https://jp.wsj.com/articles/SB11694986663678054546404584617301269535192
「米国の設備投資全体に占める石油業界の割合は小さくなっている。石油業界の雇用者数も減少している。」
そ、そうなんですか?!
確かに先週の原油の急落にも、米株は反応していませんが。。。
確かに車社会の米国にとっては
ガソリン価格が安い方がいいというのはわかるんですが、、。
この原油安がマクロマーケットに影響がないというのは
まだ受け入れられませんが、週明け月曜は日米ともに株の動揺はないのは事実。
構造が変わりつつあるんでしょうか。
ということで、リスクオフ相場には発展せず
ドル円が強含みの展開なので、クロス円下落のシナリオはなさそう、、、
ということで、今日、カナダ/円、NZドル/円のショートを買戻しました。
むしろ、豪ドル円、NZドル/円などはチャートが強く上がりそうなのよね。
オセアニア通貨のロングがよさそうです。
現状では材料からみて決して買える通貨じゃないんだけどな・・・。
水星逆行中なので、ちょっとポジション持たずに様子見とします。
※ブレグジット関連
25日日曜、EUが英国の離脱案を正式合意しましたが
ここからは英議会がこれを承認するかどうかが焦点。
ブルームバーグが関係者の話として
英下院は12月10日月曜日にメイ首相がEUと合意した案を承認するか投票を
実施する方向であると伝えられています。
その前週の4~5日間を審議にあてる予定だそうです。
※イタリア予算問題
政府筋から19年財政赤字目標の見直し見通しが示されたとの報道でユーロ買い。
欧州委員会に拒否された従来の対GDP比2.4%から、
2.0%-2.1%に引き下げる方向で協議と報じられています。
連立与党同盟の党首であるサルビーニ副首相が
週末に修正の可能性を示唆したほか、
連立与党の五つ星運動党首のディマイオ副首相も
赤字削減は可能と現地のラジオで発言しているようです。
一時的にユーロ買いは強まりましたが、ドル買いの方が強い展開。
結局ユーロは軟調地合いに回帰。
※ECB関係者
プラートECB理事、資産購入の終了は金融緩和の解除ではないと発言。
あまりユーロが上がらない方がいいようですね。。。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。