2018年12月19日水曜日

ソフトバンクグループの国内通信子会社ソフトバンクのIPOは、
公開価格1500円に対し初値は1463円、公開価格を2.5%下回って寄り付いた後、
大引けでは1282円まで下落。安値引けです。
市場関係者はソフトバンク妥当株価はEV/EBITDAで700~800円程度と分析。

売り出し規模は約2兆6000億円と
1987年のNTTの約2兆3000億円を上回り国内最大で大注目でしたが、、、。
直前に通信障害やHuawei基地局の交換など問題が多かったのですが
IPOでソフトバンク株を取得した投資家は損失となっているわけで、
このIPOに向け市場から吸収された資金が日本株全体を押し下げたと思われますし
それが焦げ付いちゃったとなると、個人マネーの活気が失われてしまう悪循環。

今年は掉尾の一振は期待薄。

米国株式市場は12月として1931年以来の下げの地合いだそうで
今、我々はアノマリー無視の歴史的な下げ相場を見ている、、、
ということでしょうか。

そんな中で迎える今夜のFOMC 

今回12月の利上げは確実視されていたはずですが、、、、
株価の下落で急速に、不透明感が増しています。

FOMC、米国株売り込まれた状況で利上げ断行なら極めて異例の展開
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-18/PJWPYH6JIJUZ01

大方の予想通り利上げに動けば、現状のように厳しい市場環境での金融引き締めは1994年以来初めてとなる。現時点でS&P500種株価指数は過去3カ月と半年、1年の期間でみて下落しているが、こうした状況での利上げは80年以降の76回中2回しかなかった。


FRBの使命は物価と雇用の安定。
決して株価の安定ではないのですが、意識しないわけはありません。
特にトランプ大統領は何度も利上げをけん制していますので
利上げによって株が更なる下落に見舞われれば、責任を問われかねない、、、
ようなムードです。

かといって今夜利上げを見送れば、それはそれで
FRBが景気後退リスクを認めた、とネガティブに受け止められる可能性もあり
今夜は利上げをしても、据え置いても下がりそうな気もします。。。

FOMC前なので、新規ポジションは作らずに豪ドル円Sのみ保有。

ドル円は今、100SMAが意識されており、この移動平均線を明確に下抜けすると
レンジから下落トレンドが明確化しそう。


その場合はドル円ショートですね。
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