2019年2月14日木曜日

今夜もダウが強い。直近高値更新です。

※ダウ平均


日経もめっちゃ強い形になりました。

※日経平均 下落トレンド入りするかに見せかけてからのリバース高値越え


2番底の可能性が捨てきれず、高値では売りが出てくるのでしょう。
売りが踏まされる形でさらに上がるというサイクルに入っています。

テクニカル的に高値超えとなれば、売りを止める向きもあるでしょう、
21000円超え、110円超えでポジションひっくり返した向きのショートカバーで
勢いがつきました。でもまだ米株、日本株ともにショート気味との指摘。
ということは、、、まだ終わらない可能性が。

※ドル/円相場は110.90円台です。


不思議ですよね。
政治リスクは払しょくできていないというのに。
米国つなぎ予算期限は今週15日に来るし、
米中貿易交渉は進展が期待できない状況ですし、
ブレグジット期限も3月29日に迫っているし、
ドイツの経済悪化も著しいし、、、と悪材料満載ですが

それだけFRBがハト化したことのインパクトは大きかったということか。

米政府機関の再閉鎖回避の動きや米中通商協議の進展期待などで
市場心理が改善、と解説されていますが、最後まで分かりません。

トランプ大統領は議会の合意に不満を示しながらも、
閉鎖は回避したいとしていることから
結局は与野党合意案に署名すると市場は楽観しているようです。

また、米中貿易協議についてムニューシン米財務長官が、
いまのところ順調に行っていると述べたりしていて
市場は3月1日の期限までに
何らかの部分的な合意が出るとの期待で動いている模様。
こうした政治ニュースは後付けですね。


あ、今日は米国CPIが発表されました。

1月の米消費者物価総合指数 前月比 変わらず(予想:+0.1%)
1月の米消費者物価総合指数 前年比 +1.6%(予想:+1.5%)

コア指数 前年比 +2.2%(予想:+2.1%)

     前月比 +0.2%(予想:+0.2%)

インフレ加速の兆候はなし。
インフレ率が金融当局の目標2%付近にとどまっていることを示唆。
ということで、利上げ期待再燃というところにまでは達していませんね。

それでも今夜のドル/円相場はじりじり上昇して111円台に乗せそう~

というのは株高の方につれ高となっている、つまりリスクオンですね。

カナダ円ロングは継続します。
ドルカナダショートも継続。こちらはちょっと微妙な展開。

-------------------------

今日13日はNZ準備銀行の金融政策委員会。

政策金利は1.75%に据え置き決定

「政策金利は2019年を通じ20年までこの水準が維持される見通し」
「利上げ予想時期は2021年第1四半期(従来2020年第3四半期)」

オアNZ準備銀行総裁
「利下げの可能性は高まっていない」
「金利をめぐるリスクは均衡している」

という結果でNZドル/ドルがめっちゃ上がりました。
NZドル/円もね。
先週のRBAがタカから中立に傾き豪ドル売りとなったので
下方向への警戒も強かったと思いますが、
皆ショートだったんでしょうかねぇ、凄い勢いで踏み上がりました。

NZドル/円、触ってません。。。。残念。

------------------------------

それと今日は英国のCPIも発表されています。

* 1月英CPI  前年比+1.8%=統計局(予想:+1.9%)
* 1月英コアCPI 前年比+1.9%(予想:+1.9%)

前年比1.8%上昇というのは2年ぶりの低い伸びです。
これはイングランド銀行(BOE)の目標水準を下回っっています。


英国もインフレ期待が高まらず金利は上がりません。
ということで今日はポンド売りが優勢だったりしますが
ポンドも静観中です・・・・。

人気ブログランキングへ



【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】









※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社