2019年2月11日月曜日

先週の値2月4~8日の週の値動き。

日本株だけ見てると、節分天井で今月にも2番底をつけに行きそうな値動きに見えますが
米株はそんなに弱くないんですよね。上値が重いには重いんですが
VIX指数は低水準で比較的安定しています。

※主要株価インデックスとVIX


通貨市場では

※通貨インデックス一覧 なぜかドル独歩高・・・


※DXY(ドルインデックス) 週間ベースでは昨年8月来の大幅高


ユーロがイタリアのリセッション入りやドイツの指標悪化でドイツまでもが
リセッション警戒が出てきたために安かったということもありますが、
淡い利上げ期待が打ち砕かれた豪ドルの下落率が大きく、
一緒にキウイドルも勢いよく売られたってことが、
結果的に米ドル高をもたらしました。

日本円インデックスには動きが乏しく、
ドル高につれてややドル円は下値固い推移でしたが
ドルストレートで豪ドル、キウイ、カナダなどが弱いため、
ドル円があまり動かなければ、クロス円は弱いという展開となります。

ということで、豪ドル円78.11円S
カナダ円83.05円S継続。

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リスク満載ですが米株はしっかり、そしてドル高というのが難しい相場だけど
市場の材料とポイントをまとめると…

■2/11(月)
・建国記念の日 東京休場 
       ~またしても東京時間に何か、、と警戒されている時はないと思います。
・春節明け、中国市場再開
  ~米ライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が訪中、
            北京で11日貿易協議再開予定
           トランプ米大統領が中国製通信機器を禁じる大統領令に
                               署名する見通しとの報道も。
           現在までのところ、米中通商協議の交渉期限である3月1日までに
            トランプ米大統領と習近平氏会談は行われない見込み。
            米中貿易摩擦は決裂のリスクも?!
・英 10-12月期 GDP(18:30)

■12(火) 
・インド 1月消費者物価指数(21:00)

■13(水)  
・NZ 準備銀行金融政策決定会合 1.75%据え置き予想・英 1月CPI(18:30)予想2%
・米 1月消費者物価(22:30) 予想2.1%
・米 12月財政収支(14日 4:00)

■14(木)
・10-12月期 GDP(8:50)予想1.4%
・中国 1月貿易収支  輸出予想 前年同月比▼2.7%減。
・独 10-12月期 GDP(16:00) 予想 前年比0.8% 
                                          ~万が一マイナスとなればドイツもリセッション!!
・米 1月生産者物価(22:30)
・米 12月小売売上高(22:30) 予想0.1%
 ※米半導体大手のエヌビディア11~1月業績発表

■15(金)
・中国 1月消費者物価(10:30)
・中国 1月生産者物価(10:30)
・米 2月 NY 連銀製造業景気指数(22:30)
・米 1月輸出入物価(22:30)
・米 1月鉱工業生産・設備稼働率(23:15) 予想0.1%
・米 2月ミシガン大学消費者マインド指数(16日 0:00) 予想94
・米 12月対米証券投資(16日 6:00)
・米連邦政府、暫定予算の期限 
   ~1月25日にトランプ大統領と議会が合意した暫定予算は2/15に失効。
    メキシコ国境の壁建設費で民主党との合意ができなければ再びシャットダウンリスク。
    民主党と共和党の超党派で、国境警備の強化を含む新たな予算案が検討され、
    合意が近いとの観測もあるようですが、、、、。
    一部報道では11日にも合意との観測も。
     この報道が週末の米株を支えたとの指摘もあります。
     
今週のポイントは、米国つなぎ予算失効の2/15までの暫定予算協議。
春節明けの中国市場の動向、米中貿易協議の進展。
エヌビディアなど業績相場の行方などなど、、、。

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主要国の金融政策面では

2月6日、ジャネット・イエレン前FRB議長が
「FRBが次に取る政策は、金利引き上げではなく金利引き下げになる」と発言。
(米経済チャンネルCNBCとのインタビュー)

ならドル安かと思うのが筋ですけど、為替市場はそう簡単じゃありませんね。
先週はドル独歩高でした(;'∀')

じゃあ、なぜ他通貨が弱かったか、というと、

(ユーロ)
イタリアが昨年10-12月期に2期連続マイナス成長でリセッション入りしたこと、
6日IMFがイタリア経済が長期低迷するとの予測を発表したこと、
ドイツの12月の製造業受注指数は前月比-1.6%、前年比-7.0%の大幅なマイナスで
今週14日に発表されるドイツ10-12月期のGDP成長率がマイナスとなれば、
ドイツも2四半期連続マイナスのリセッション入りとの懸念が強まっています。
1月24日ECB理事会でもドラギ総裁は経済成長に対するリスクを
下方向に転じたと表明、今年夏以降の利上げというコンセンサスが崩れています。
                              →ユーロ売り

(豪ドル)
RBAロウ総裁が6日の講演で、
「失業率の上昇が持続しインフレ率が目標に近づかなければ、
ある時点で利下げが適切になる可能性もある」と発言。
12月時点の「次の金利変更は利下げではなく利上げ」という発言からスタンス変更。
金利先物市場が織り込む年内の利下げ確率は56%に再上昇。→豪ドル売り

(ポンド)
2月7日、BOE金融政策会合は政策据え置きもインフレリポートで
「2019年の英国の成長見通しを1.7%から1.2%に引き下げ」ました。
引き下げ幅は2016年の国民投票直後以来最大、1.2%は世界金融危機以降で最低
                 
これを受け19年末までに「1度の利上げ」の織り込み度は
理事会前の50%から41%へ低下  →ポンド売り


(キウイ)
先週は豪ドル下落につれ安となったとしか思えませんが、
今週13日のRBNZ(NZ中銀)政策金利発表があります。

政策金利は現行の1.75%に据え置き予想ですが
前回18年11月の会合時の金融政策報告では
利上げ開始時期を2020年7-9月期と予想しています。

この予想時期が前後すればNZドル/ドルの変動要因となります。

ということで、米ドルだけじゃなくて、最弱通貨競争状態に。
そうなると、、、米ドルは現状の金利が主要国では最も高い通貨ですので
米ドルに資金が集まってしまうということになるんですね、多分。
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