6日発表されたOECDの世界経済成長見通しですが、
2019年は3.5%から3.3%に引き下げられました。
2018年は3.6%ですので減速する見通しです。
19年の米国は2.6%、中国は6.2%予想し、どちらも0.1ポイント引き下げ
日本は19年が0.2ポイント引き下げられ0.8%。
ユーロ圏の域内成長率は19年が1.0%、20年が1.2%などとなっています。
イタリアは19年にマイナス成長に転落予想。
ということで、今株価が高くても先行きは決して明るくはありません。
上値が重くなってきた株式市場は、
米国の利上げ停止を織り込んでしまっていると思われ
更なる上昇には、緩和に転換、、、
つまり利下げでもなければ難しいんじゃないか、という気もします。
もし利下げがあれば最初は効くと思いますので、
史上最高値更新も期待できるとは思いますが。
今年それもありそうですが、足下では上値が重くなってきた日米株式市場、
相応の押し目、、、調整が入りそうな気もします。
上海総合指数が元気すぎるので、なかなか売りにくい環境でもありますが。
※上海総合指数 大引け高値引けで上ヒゲを凌駕する上昇に💦
ただし、今夜のダウは150ドル余り下落しており、3日続落となりそう。
クロス円売り目線でイイと思ってますが、なかなかドカンとは下がりませんね。
ユーロ円、カナダ円ショート継続です。
カナダと言えば今日はBOC,カナダ中銀の金融政策で金利は1.75%に据え置気発表。
BOC声明は・・・
「政策金利が中立レンジを下回ることが正当化されると判断」
「潜在的な成長を下回る持続性とインフレ見通しへの影響を評価するには時間がかかる」
「コアインフレ率は2%近くにとどまっている」
「1月のCPIインフレ率はガソリン価格の低下を主因として1.4%まで低下した」
「2019年の大半を通じてCPIインフレ率は目標の2%をわずかに下回ると予想」
ということで随分ハト派的でした。
これで利上げ期待はほぼ消滅。
カナダドルは売り優勢です。
カナダ円ショートがいい感じに利が乗ってきました。
明日3月7日は、、、 足下弱い豪州の経済指標、それからECB理事会に注目。
9:30 豪州 1月貿易収支 予想29.00億豪ドル 前回36.81億豪ドル
9:30 豪州 1月小売売上高(前月比) 予想0.3% 前回-0.4%
14:00 日本 1月景気先行指数(CI)・速報値 96.0 97.5
14:00 日本 1月景気一致指数(CI)・速報値 98.9 101.8
19:00 ユーロ圏 10-12月期GDP、確定値(前期比)予想 0.2% 0.2%
19:00 (前年同期比)予想1.2% 1.2%
21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利 予想0.00% 変わらず
22:30 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
22:30 カナダ 1月住宅建設許可件数(前月比) - 6.0%
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