2019年3月9日土曜日

米、2月雇用統計は予想を大きく下回る結果に。

N F P 非農業部門雇用者数 +2万人(予想+18.0万人:前回+30.4万人)
失業率 3.8% (予想3.9%:前回4.0%)
平均時給 +0.4% (予想+0.3%:前回+0.1%)
平均時給  +3.4%(予想+3.3%:前回+3.2%)

これに驚いた為替市場はドル安へ。。。。

と思いきや、ドル/円相場は110.80円近辺で下げ止まりました。

こうしてみると、あら、いい押し目。

※ドル円日足


ということで、雇用統計後のリバウンドを見て
ドル円を111.03円でロング。

ドル円がリバウンドするなら、クロス円も下げ一服かな?と
ユーロ円とカナダ/円ショートを手仕舞いました。

ユーロ円126.81円S→124.73円
カナダ円84.15円S→82.71円

3月年度末なのに、機関投資家が全然ドルを買えてないような話があります。
だからドル円はクロス円と比較して底堅い。

テクニカルに忠実にいくなら、再上昇も、、、
と期待していますが、楽観はしていません。

株式市場が気になります。

※日経平均日足  8日は 430円安の21025円

日経平均は昨年末までの急落に対して半値戻りを達成したものの
滞空時間はわずかでした。
200EMAも一瞬超えたのですが、またその下に叩き込まれました。
50%戻り水準と200EMA水準がほぼ同じでしたね。

ただこれも、ざっくりトレンドラインを引くとまだ下落に転じたとも言い難く、、、

株式・ETF・REIT・新株予約権証券の売買取引における空売り比率は
今日8日、50.3と5割超え。やや売り過ぎな気もしますね。

かといって、まだ株を買う気にはなれません。

昨日のECB理事会は、ややサプライズでした。
TLTRO導入が決定したのです。議題に上がるとは思っていましたが、、、。

ECB理事会、ドラギ総裁の踏み込んだ提案にハト派も驚き=関係筋
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-surprise-idJPKCN1QO2GY

政策金利を据え置くとともに、
利上げの時期を来年に先延ばしすると発表しました。
今年の夏以降には、、、、という話だったのですが、先伸ばし。

期間2年の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の第3弾
(TLTROーIII)を9月から実施すると発表しました。

これで、ユーロが大きく売られましたね。

ユーロ円ショート大勝利です!

ただし、ECBが大きくハト化したにもかかわらず、
株式市場がこれを好感しないとはどういうことか、、、という懸念も。

「驚き」消えた株式市場、指標の下振れ、株安招く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42197400Y9A300C1EN1000/

~低金利が支える「適温相場」が再来したかにみえたが、市場はむしろ「経済成長の鈍さ」と向き合わなくてはならないとみる。

1月初旬からの株価の戻りを支えたのは、米連邦準備理事会(FRB)をはじめ世界の中銀の引き締め路線からの転換と、景気の先行きに対する過度な悲観の後退だった。だが、欧州中央銀行(ECB)が年内の利上げ断念を発表した7日は世界的に株価が下落した


確かに、今夜の雇用統計も驚きの数字でしたし
12月の米小売売上高なんかひどい物でしたし、
日本も景気動向指数が3か月続落で
すでに景気後退局面入りしているのではないか、なんて言われていますね。

日本はすでに景気後退局面に入っている
https://toyokeizai.net/articles/-/270011

消費税導入、止めた方がいいと思うわ。


そして、米中貿易交渉の進展期待、そしてバラマキ政策からの
景気浮揚期待の高まる中国ですが上海総合指数も上昇が止まりました。

※上海総合指数


こちらも半値戻り達成し、上昇続くかと期待されたのですが
下げる時の勢いって大きいですよね、今日の陰線で半値戻りレベルを下回っています。

上海総合が売られた背景は、8日発表された中国貿易統計。
1〜2月累計の世界全体に対する輸出入貿易総額は、
前年同期比3.9%減の6627億ドル(約73兆8千億円)。

輸出入ともに随分力がなくなっていますが、これが貿易摩擦の影響?!

と、8日の市場がこの数字を嫌気したのは事実です。

ただし、ソニーフィナンシャルホールディングスの
石川久美子さんのつぶやきを見ると、、、

https://twitter.com/KumiIshikawa_FX/status/1103923948096372736

2月は例年春節の影響で減少するサイクルがありますね。

だから2月単月ではなんとも、、、。

ただ、中国は社債のデフォルトがリスクとしてくすぶっており
「グレーリノ」と言う言葉が、中国リスクのワードとなりつつあります。

ブラックスワンは知っているけど、グレーリノ?!
「灰色のサイ」目立たずおとなしいサイは暴れ出すと手が付けられないのだそう。

これは高い確率で存在する大きな問題だが、そのニュースに慣れちゃて
軽視されがちである事象のこと。

例えば社債デフォルトが連鎖するとヤバイんじゃないの、、、。

桁違いの衝撃、中国最大の民営投資会社がデフォルト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190228-00055622-jbpressz-int

すでにデフォルトしてます。
年初からは当局のバラマキ政策、そして今週の全人代に向けて
株価が上昇基調にありあまりクローズアップされませんでしたが、、、

加えて不動産関連債権の償還も2019年は4026億元規模(2018年の2倍)
第1四半期だけでも2263億元以上?

いつこれがマーケットに響いてくるのか、
その時期がはっきりわからないからこそのグレーリノなんでしょうね。

ただし、中国当局は減税バラマキ政策で実体経済ではなく株式市場だけが
上昇するのを警戒しており、
今日の下落は、当局承認の上でのある証券会社の弱気見通しによるものである
可能性が指摘されています。

中信証券は同社株が「著しく割高」であり、
今後1年で50%余り下げる可能性があるとして売りを顧客に勧めた、
というものですが
「このような売り判断は当局の承認を受けたに違いない」と
西蔵隆源投資のファンドマネジャー楊巍氏。

当局がうまく市場を、そして景気を支えることができるかわかりませんが、
少なくとも、実体経済からは株なんか買えませんね。

それは、日本株市場にも同様のことが言える状況になりつつあるのかも、、、😞

ということで、ドル円ロングは3月中という短期的視点。

株がこのままダダ下がりで落ちていくようならすぐに撤退。
来週は反発するような気もします。。。

あ、来週は英国でブレグジット関連の採決が相次ぎますので
また日曜にでもまとめます。

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