どうもしっくりこないので、トレードもうまく行きません・・・
ユーロ/ドルロングじゃなくて、クロス円売りに妙味あり、だったか。
※クロス円は売り優勢
でもね、クロス円下落って、教科書的にはリスクオフ時の動きなんですよね。
ところが、今は全然リスクオフじゃない。
日本円と、日本株市場はどうも世界の市場から取り残されているというか
異質なんだよねぇ・・・・。
23日火曜のNY株式市場ではS&P500、Nasdaq指数が史上最高値を更新!
ダウ平均も史上最高値まであと172ドルに迫っています。
※米主要株価インデックス
大和の木野内氏がレポートに書いていらっしゃいますが
最高値更新でエリオット波動論の5波完成で大天井とのカウンティングは
誤りだった可能性がでてくる、いうことで全然リスクオフ相場じゃありません。
ただ、セルインメイの下落が意識される時期なので、この最高値更新が
ダマシとなって盛大に崩れるリスクはぬぐえないのですが。
しかし、日本株は膠着しちゃって。米株につれ高とはならないですね。。。
※日経平均
※NT倍率は若干下がってきて歪み是正の方向か
ゴールドも下落基調を強めており、
改めて株式市場に資金が流れ込んでいることが見て取れるのですが、
気がかりは中国の上海総合や韓国のKOSPIが
比較的大きな陰線を示現していること、
そして通貨市場ではドル一強の相場となっていることがあげられます。
※通貨インデックス一覧 ドル独歩高スタートか?!
ドルに資金が集中する背景は、欧州もオセアニアも緩和姿勢を打ち出しており
最弱通貨競争の様相を呈し始めたからですが、
特に今日は豪ドルが売られていますね。
今日発表された1-3月期消費者物価指数が、前年比+1.3%(予想+1.5%)
予想を下回る結果となりました。CPI,3年ぶりの低い伸びですって。
インフレ率として重視する指標(トリム平均値と加重中央値の平均)は
前年比+1.4で、中銀の目標レンジ(2─3%)を
13四半期連続で下回りました。
早ければ5月7日にも利下げがあるんじゃ、、、
という市場の5月のRBA利下げ期待は44%にまで急上昇。
今週初めは10月利下げを織り込む水準でしたが、
現在は7月には利上げが完全に織り込まれた形。
前回インフレがこれほどに鈍化した際、RBAは
2016年5月と8月の2回の利下げで対応したとロイターが報じています。
それからNZも3月の政策会合で
次の金利の方向性は下向きの可能性が高いと利下げを示唆しており、
こちらも早ければ5月8日に利下げがあるんじゃないかってことで売られています。
素直にオセアニア売りが正解か。
それから、ポンドも弱い。
与党・保守党の幹部がメイ首相に対し、6月末までに辞任しなければ
保守党内で党首としてのメイ氏の信任投票を実施するため党規則の変更を検討する見通し
と英主要紙が報じたことがポンド売りを強めているようです。
英与党の反主流派、再びメイ首相降ろし 支持率急落で
「党首不信任」のルール変更図る
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44123720U9A420C1000000/
ということで、消去法でドル高。
ただし、クロス円が弱いのでドル円は上昇できず、ドル高円高でドル円膠着(;´Д`)
※ドルインデックスはこのレンジ上限をブレイクしてしまうのか?
※ドル円日足 こんなに動かないとどうにもなりません・・・
ということで、ユーロ/ドルロングはコストで撤退。
連休前だし無理にポジション取らずに
頭の中が整理されて、すっきりトレードできる相場になるまで。。。
次の機会を待つことにします~。
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