15日㈬のNY時間のこのニュースで、ドイツDAXはじめ
米国株などリスク資産が猛烈買い戻されましたが、
↓ 15日㈬DAX 12099.57 +107.95 +0.90%
ダウ平均 25648.02 +115.97 +0.45%
米の自動車輸入制限、18日に判断期限 半年先送りも
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44835490V10C19A5910M00/?n_cid=SPTMG002
ところが、日本の株式市場は上昇できませんでした。
令和相場、上昇は15日㈬1日だけ。
16日㈭は日経平均下落しちゃってます。▼125.58円 21062.98円
昨日のブログにも書いたように、半年延期というのは
昨日急に出てきたサプライズじゃなくて、先週にも出ていたことに加え、
東京市場オープン前には別のネガティブ材料が出てきちゃったんですね。。。。
トランプ氏、日欧に自動車輸出の制限要求か 米報道
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44862650W9A510C1000000/
発動を延期する代わりに、
日欧に対米輸出を制限する策を180日以内に講じるよう求める…
追加関税発動延期くらいではしゃいじゃダメってことね。
数量規制の方が厳しいじゃないの・・・。
加えてこのニュースです。
米、ファーウェイへの輸出を事実上禁止
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44862730W9A510C1MM0000/
ファーウェイに対する米国製部品などの事実上の禁輸措置を発動
日本を含む外国企業が米国製品を同社に輸出する場合にも罰則を含めて適用される。
ということで、日本企業もファーウェイとの取引ができなくなります。
中国ファーウェイと関連70社、米企業からの購入規制対象に
https://jp.reuters.com/article/huawei-blacklist-idJPKCN1SL2XB
「エンティティー・リスト(EL)」=ブラックリスト?!
日欧に求める自動車の数量規制もHuaweiへの禁輸措置も
米国にとってはそれほどネガティブ材料じゃないってことかしら。
今夜は米株市場が強い。
※NYダウとWTI原油 相関性強し。そっくりよねチャート。
株高の材料として米指標の強さが指摘されていますが
5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:16.6(予想:9.0、4月:8.5)
4月住宅着工件数:123.5万戸(予想:120.9万戸、3月:116.8万戸←113.9万戸)
4月住宅建設許可件数:129.6万戸(予想:128.9万戸、3月:128.8万戸←126.9万戸)
軒並み強い結果!
特にフィリー指数が予想を大きく上回っていますね。
「製造業」の景況感を判断する景気指標。
ISM製造業景気指数との相関性が高いとされています。
4月ISMは2年ぶりの低水準で懸念が広がっていましたが、
その懸念を吹き飛ばす強さ。
製造業だけ、ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウエア州の
3州だけの主観的な調査ではあるものの、この3州は
鉄鋼などの重厚長大な製造業から化学・半導体など近代的な製造業が混在、
先行指標的な役割も担っています。
これを受けて安心感が広がっているという側面も大きいと思われますが、
上記チャートを見ると原油も大きな上昇を見せており
株価との相関性の強さから考えると
原油高の影響も大きいんじゃないかという気もしますね。
今夜特に原油高となるような材料が出てきたわけじゃないのですが、
中東情勢の緊張は原油高要因です。
地政学リスクが高いわりには恐怖指数は沈静化へ。。。
※VIX指数 恐怖指数は一段安、、、?!
ということで、ダウショートはアゲインスト😞
まあ、今年の高値に並ぶまでのリスクは取れる範囲でのショートではありますが
ショートした翌日にこんなに上がられちゃうと自信喪失しちゃうわ(´;ω;`)
ゴールドマンサックスなんかは今は押し目買いの好機だって。
ゴールドマンの1兆ドル運用部門、押し目で買う-貿易戦争に動じず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-14/PRHYJH6JIJUO01
私も今年の安値は拾って来年春までの上昇を取るつもりですが、
今年の安値ってまだ見てないでしょ、、、って思ってるのでショート継続。
セルインメイ、この程度で終わるとは思えません・・・
(今夜の上昇を見てると自信なくなってきますけど)
豪ドル円、ポンド円ショートも継続していますが、
ドルストレートでのショートの方がよかったわね。
※ドル円/クロス円チャート一覧(対円)
※ドル円/ドルストレートチャート一覧(対ドル)
今夜の米株上昇でドル円も上昇しているので、
クロス円がいまいち下がりません。
豪ドル、ポンドは対ドルでは結構下落が大きいのにねぇ。。。
ということで通貨インデックス一覧をチェックしてみると
※通貨インデックス一覧 ドル独歩高の様相へ
ドル独り勝ち~(';')
豪ドルは今日発表された4月雇用統計、失業率の悪化で
利下げ期待が高まっていることが下落要因。
豪・4月失業率:5.2%(予想:5.0%、3月:5.1%←5.0%)
雇用者数:+2.84万人(予想:+1.5万人、3月:+2.77万人←+2.57万人)
豪雇用統計では失業率が5.2%と昨年8月以来の水準まで低下。
3月分も5.0%から5.1%に修正されています。
この結果を受けて6月のRBAで利下げするだろうという期待が急上昇しています。
豪州は2016年8月に1.75%の政策金利を1.5%に引き下げてから
ほぼ2年近く金利を据え置いています。
来月の利下げの可能性は少なくありません。
豪ドルショートは継続でいいんじゃないかな。
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2019年5月17日金曜日
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