2019年5月30日木曜日

今夜29日㈬のNY市場でも米株は続落で、
いよいよ大きく崩れだしたように見えるのですが、
ドル円は下値が固いですねぇ。。。

DZHの和田氏に伺ったところ、クジラの買いが下値を支えているとか、、、
クジラが支えなくても、マーケット全体で見れば「ドル高」傾向ですね。

※通貨インデックス一覧


米金利は下がっているのにドル高、、、
そしてクロス円で見ると円高。

つまり「ドル高円高」

リスクオフの時の典型的な値動きです。

長期金利低下は米国だけではないことは
昨日のブログに書きましたが、
債券市場へと資金シフトが起こっているための米株下落でしょう。

ドル円は、、、クジラの買い(GPIFなどの年金)がなければ
もう少し下がっていると思いますが、トレード妙味が薄いですね(^-^;

今夜は24時過ぎにモラー特別検察官の記者会見で、
辞任と捜査報告書以外は付け加えることがないことが発表されたため
トランプ米大統領に対するロシア疑惑追及が終了したと捉えられたようで
ドル買いとなる局面が。
これでドル円は一時109.47円まで上昇したようです。

10年債利回りも2.208%まで下落したのですが、
下げ止まって反発気味。

さすがに長期金利下げ過ぎたわよね。
だって、政策金利は2.5%ですよ。
今2.2%って、市場は利下げを催促しているみたい。
ということで、金利の小さな下げ止まりと反発も
ドル円相場の底堅さにつながっている模様。

ということで、ドル円は底堅いのでトレード妙味なし。
ドル円以外のドルストレートでドル買いするか
クロス円の円買いをするか、ポジション切り替えた方がよさそう、、、

ってことで、ドル円ショートは19.43円で買い戻して
NZドル/ドルを0.6523ドルでショートしています。

ドル円もそのうちさがりそうな気もするんだけど待てない( ー`дー´)

何故キウイショートを選んだか。
来週6/4のRBA豪州金融政策では利下げが予想されているため
足下豪ドルが弱いのですが、豪州が利下げをすれば
RBNZ,NZの中央銀行も利下げのカードを切らざるを得ないのでは、、、
そしてそれはまだマーケットには
あまり織り込まれてないんじゃないかと思った次第。

そして、カナダ円ショートですが、ん~もうちょっと継続しようかな。
今日はBOCカナダ中銀が予想通り政策金利を1.75%に据え置くこと決定。

声明では緩和的な政策が引き続き正当化されると繰り返したほか、
政策に関して経済指標次第だとの方針を表明。

緩和政策を当面維持する方針を表明したほか、
一部貿易リスクに言及したため、カナダドル売りが優勢となり、
カナダ円は80円70銭まで下落し、1月4日来の安値を更新しています。

25646ドルダウショート、
82.40円カナダ円ショート、
そして0.6523ドルNZドル/ドルショートです。

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遅れに遅れて為替報告書が出ました。

米財務省、日中など9カ国の為替監視 対象を拡大
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45399930Z20C19A5000000/

中国の為替操作国認定見送られました。
ひとまず安心感。
ただし「人民元は直近1年間で8%も対ドルで下落した」と指摘しています。


監視リストは
日本、中国、ドイツ、韓国 の4カ国ですが

今回新たに
イタリア、アイルランド、シンガポール、マレーシア、ベトナム
の5か国が加わって9か国に対象が拡大しています。

為替政策監視の条件となる
経常黒字規模をGDP比3%から2%に引き下げられたことで
対象が拡大しています。

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