2019年5月7日火曜日

 10連休最終日のトランプ大統領のツイートの影響で
週明けの為替市場、日経平均CFDは窓開け下落スタート。
当事国の上海総合指数もこの有様。


※上海総合指数
 
そのツイートとは
中国との貿易交渉の進展が遅すぎるとして、
トランプ大統領は、中国製品への関税を金曜に引き上げることを表明。
5月10日㈮より、これまで10%の関税を課していた2000億ドル分の輸入品は
25%に引き上げられるとしました。

中国はなんとか市場への悪影響を抑え込もうとしたようですが、、、

中国、預金準備率下げ 中小企業の資金繰り改善
農村の1000行対象、4.6兆円放出
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44449950W9A500C1000000/

あまり効果はありませんでしたね。

週明けオセアニア時間に窓開け下落したドル円、クロス円相場&日経CFDですが
東京時間(休場だけど)に、こんなニュースがあって、さらに一段安…。

中国、今週予定している米国との貿易協議の中止を検討-WSJ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-06/PR23DX6JTSED01?utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&utm_medium=social&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_content=japan

ただし、欧州時間になってこのニュース

中国「米国との閣僚協議を準備」 外務省報道官
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44450400W9A500C1I00000/
中国側もトランプ大統領のこの揺さぶりに粟食ってるって感じ。
この報道を受けて、ドル円、クロス円の買い戻しも入っていますが
窓埋めせずに反落しそうな感じ。。。。

※ドル円クロス円15分足



中国が決裂回避に動いて大幅譲歩すればマーケットは持ち直すと思われますが
なんと言いましても、米株はトリプルトップになりそうなチャートなのよね・・・。

※ダウ平均 週足

今週は米中貿易交渉の行方が最大のテーマか…。

週明け6日月曜、ダウ平均は400ドル超下落でスタートしています。

加えて、明日7日の豪州、明後日8日のNZの金融政策での利下げ観測。
思ったほどには市場の織り込みが進んでいません。
本日西原さんにうかがったところ
今週の金融政策会合で豪州は47%程度、NZは 53%程度しか
利下げを織り込んでいません。

ということで、窓埋めも難しそうなNZドル/円を先ほどショートしてみました。
ショートコストはNZドル/円が73.31円

豪ドル円は、中国が交渉で譲歩し10日の関税引き上げは行われないという
可能性が捨てきれないため、触らないでおきます。
トランプ大統領も交渉決裂を望んでいるわけではないと思うのよね。
揺さぶりをかけて中国側からの歩み寄りを期待しているのかと思いますが
万が一にでも交渉が進展する流れとなれば、
巻き返しが大きいと思われるのが豪ドルですね。
明日のRBAもあることですし、、、。

ただこのところのトレードはうまく行っていないのでリスクは小さめ(;´Д`)

明日の東京株式市場がどうなるか見極めてからポジションカットするか、
増やすか再考します。ドル円はチャートは著しく悪化していますので
戻り売りのように見えますが、本邦勢が休み明けドル買いに動く可能性もあり
こちらも今売り参戦はしたくないです、、、、
くりっく株365の日経CFDも22000円割れとなっていますが
10連休中は、それほど大きく崩れていませんので・・・。

※くりっく株365日経平均 10連休中も取引されていました


人気ブログランキングへ



【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】











※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社