2019年5月8日水曜日

10連休明け、5月7日火曜の日経平均は大幅下落となりました。

▼335.01円 21923.72円

※日経平均 4月の窓埋めにはなりましたが

ただ、10連休明け、そしてトランプ砲を食らった最初の取引日と考えれば
この程度で済んだか、、、、って感じです。
むしろ売り方にとっては物足りなかったんじゃないでしょうか。

今夜NHKのクローズアップ現代で
日本の金融機関がCLO投資でのリスクが大きいとして
日本株をショートしているというヘッジファンドが取り上げられていましたが
このような警戒が強い相場環境では大崩れにはつながりにくいんだろうと思います。
皆が楽観に傾いた時こそ暴落が近い。
日本株は米株と比較すると全然上がりきっていないですしね。
暴落というには飛び込み台が低すぎるんじゃないでしょうか。。。

昨晩の6日月曜の米株も切り返しが凄まじいものがありましたし。
マイナス引けでしたが、猛烈切り返しで大きな陽線示現。

※NYダウ ただし、今夜も下落していて続落基調


ということで、米中貿易交渉の行方が見えないのでリスクを取りにくい環境ですが
かといって、まだ我先に現金化を急ぐようなクラッシュにつながってはいません。
10日からの関税引き上げにはまだ時間があるということで
投資家らは積極的に売ることもできない。
トランプ氏の揺さぶりが功を奏して歩み寄りがあれば
踏み上げられるリスクですものね。う~む・・・。

ただ、ドル/円相場は連休明けでも本邦勢の積極的な買いがみられないとのこと。
トランプ砲で様子見に回っているようです。

今週は、10日の関税引き上げを見極めるまで
日経平均もドル円も上値重くジリ下げの様相でしょうか。

※ドル円日足 


フィボナッチで0.382押しがあっても上昇トレンド継続です。
109円半ばまで下がっても慌てることはない、のですが
そのくらいまで下がれば買い参戦したいかな。。。
株価動向次第ですけれどね。


今夜は恐怖指数VIXが大きく上昇しているので要注意。
やはり5月に株は売り払うべきなのか…。


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さて、豪州RBAの金融政策会合では政策金利は据え置かれましたが
今回の会合での利下げ思惑が50%近くにもなっていたため
利下げがなかった、というだけで買い戻しが入って瞬間上昇をみせました。

瞬間、、、ですね。

※上段:豪ドルドル 下段:豪ドル円15分足 ほぼ行って来いです


日足で見ると、窓埋め完了

※豪ドル円日足


米中貿易交渉の行方は豪ドルにもインパクトが大きいので
手出ししていませんが、このチャート形状は売りですよねぇ。
窓埋め再下落の上髭、3か月余りのレンジ下限を下方ブレイクしたチャートです。

私の保有ポジションはNZドル/円です。

明日8日㈬は RBNZ金融政策会合

午前11時に政策金利・声明発表
午前12時にオア総裁会見が予定されています。

キウイ円ショートはうまく行っています。

※キウイ円日足

まずは昨年2018年の安値72.30円を目指す下落。
ここを割り込むと週足レベルで69.30円を目指すこととなるかな。

※キウイ円週足


短期的には明日のRBNZの結果に振らされるでしょうけれど、
ショートポジションは継続しています。

つまり、クロス円をショートしている私は
短期的には、リスクオフ相場だと思っているということです。

リスク資産の買いは米中貿易交渉が今週どのように着地するかを
見極めないことにはできません。

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トルコリラ円が1月3日のフラッシュクラッシュ時の安値を割り込む下落。
(業者さんによってフラッシュクラッシュの安値が異なるのですが)

このニュースが効いているわね。


イスタンブール市長選のやり直し決定、トルコリラ大幅安
https://jp.reuters.com/article/turkey-election-idJPKCN1SC23P?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5cd0e463df4239000111c1a5&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

英国のブレグジットにも世界はうんざりしていますが
あちらは民主主義のコストって高いわね、ってことなんだけど
トルコの場合はエルドアン大統領の独裁がもたらすリスクです…。

与党AKPは選挙敗北結果の受け入れを拒否!!

しばらくトルコへの新規投資は見送った方がいいかな…。
米国に逆らうエルドアン政権。政変でもあれば買い場だと思うのですが、
米国にも政治の優先順位があるでしょうから、いつになるかわかりませんね。

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