日本株市場、商い閑散が続きますね。。。
東証1部の売買代金は5営業日連続で2兆円の大台を下回っています。
今週金曜はメジャーSQなんですけどねぇ…。
※日経平均 値動きも小幅です…。
米利下げ期待とメキシコ関税マッチポンプでのリスクテイクムードは
息切れのようです。特に日本は現時点で消費税を引き上げる方向ですので
海外勢も買いにくいでしょう。
駆け込み需要増を狙ってギリギリまで増税方向でのアナウンスメントをして
G20明けに増税取り止め、解散総選挙なんて予想をする向きもありますが。
※ダウ平均 ここで三尊天井形成で再下落にも見えますが
ダウCFDを25955ドルで再ショート参戦。
今週11日の高値26175ドルを超えたら撤退します。
利下げ期待のリスクオン再開となるやもしれませんので。。。
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さて、今夜は欧州通貨が弱い。
まずはポンド。
本日開催された採決で、英議会は合意なき離脱を回避するとの案を否決しました。
首相有力候補のボリスジョンソン氏は、合意なき英国のEU離脱は望まないが、
10月31日の離脱断行を表明しています。
EU側との合意がなくても、期限が来たらブレグジットする、というわけです。
そりゃ売られますね。
そしてユーロ。
このニュースがユーロ売りを誘引したと一部報道が。
トランプ米大統領:独ロ間のガスパイプライン建設阻止へ制裁を検討中
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-12/PSZW0A6VDKHV01
ロシアからバルト海経由で天然ガスを直接ドイツに送るパイプラインである
「ノルド・ストリーム2」
欧州のロシアに対するエネルギー依存を高めるだけでなく、
ロシアの欧州に対する政治的影響を強めるとして
米国はこれに強く反対しています。
トランプ大統領はこの計画に強い不満を示し、
阻止のための制裁を検討すると発言したことでユーロ売りで反応したとか。
ドイツは中国とも親密ですし、ロシアとも、、、米国は面白くないでしょうね。
トランプ大統領がメルケルさんを嫌いなワケよね(;'∀')
それだけではなくて、今日はECBのQE再開の思惑も広がったとかで
ユーロはやっぱりだめか。。。
金が上昇しているので、ドル安が本格化しユーロが上昇する可能性が
あるんじゃないかとも思ったのですが、、、
そうそう、イタリアは「ミニボット」とかいう少額債券の発行をもくろんでいて
これが期日のない債権であることから通貨としての側面が強く、
ユーロとの並行通貨導入に近いとして批判もあるようですが、
こういう流れはユーロの信認も低下させますよね。
ユーロを使わないってことですもの。
伊のミニBOT計画に懸念 アナリスト「財政傷める並行通貨に道」
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180605/mcb1806050500007-n1.htm
テクニカル的には200EMAに限りなく接近しての反落ですので
売り場としては悪くない、、、ってことで
先ほど1.1296ドルでユーロドルをショートしました。
※ユーロドル 200EMAを抜けられず反落
その代わり、200EMAを割り込んだ!としてショートした
ドルカナダは損切りです。。。1.3267ドル⇒1.330ドル(´;ω;`)
200EMAが上向きなのでサポートされちゃいましたね。
※ドルカナダ トレンドは上向きでした。。
なんだかんだドルが強いの、なんででしょうね。
金利先物市場では4回の利下げを織り込んだというのに。
4回ですよ、4回。利上げじゃなくて、利下げ。
それならもっとドル安が来てもいいじゃない・・・
今夜のインフレ指標も冴えなかったですし。
米・5月消費者物価指数:前年比+1.8%(予想:+1.9%、4月:+2.0%)
米・5月消費者物価コア指数:前年比+2.0%(予想:+2.1%、4月:+2.1%)
米・5月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.1%、4月:+0.3%)
米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、4月:+0.1%
だ・け・ど。
ECBも利上げ時期を延長、QE再開の観測が出てきちゃって
豪州もNZも利下げサイクルにはいったし、、、
英国は金利云々よりブレグジットの不透明感が強すぎる、、、
ってことで、結局、現時点で最も高金利である
米ドルが選ばれちゃってるんですかね。
カナダは景気指標も悪くないですし、上がってもいいと思うんだけど、
原油が弱いことが足を引っ張っているんでしょうか。
※WTI原油 今夜のEIAの在庫統計受けて一段安。
米週次原油在庫統計(6/7時点)、前週比、単位:バレル】
・原油在庫:+220.6万(予想:-100万、前回:+677.1万)
・オクラホマ州クッシング在庫:+209.6万(前回:+179.1万)
・ガソリン在庫:+76.4万(予想:+95万、前回:+320.5万)
原油も安い、多分そろそろ株も崩れてくる、、、となると
リスクオフ相場が来るかも、、ってことで注目はクロス円ですね。
※クロス円一覧
移動平均線大循環分析ではきれいに売り継続ですが
戻りからの反落という意味で売り妙味が大きいのが
カナダ円、ユーロ円あたり。
ということで、ドルストレートでカナダロングでやられたので
クロス円でカナダ円ショートしてみます<`~´>
コストは81.56円です。
今月はG20が結構な波乱になりそうです。
トランプ大統領はG20での会談に習氏が応じない場合、
中国からの輸入品約3000億ドル(約32兆5600億円)相当に
「25%よりはるかに高い」関税を賦課する可能性があると述べています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-11/PSY0W76VDKHW01
追い詰められた中国主席、トランプ大統領の最後通告で八方ふさがりに
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-11/PSY0W76VDKHW01
どうするんでしょう、中国は…。
米国の要求をのめば、政権維持できないため妥協するわけにはいかない
とされていますが、米国も譲歩する気はないですよね。
また、トランプ大統領はG20で、
ロシアのプーチン大統領とも会談すると語っています。
ここからリスクは取りたくないですよね。
ということで
ダウCFDを25955ドルS
ユーロドル1.1296ドルS
カナダ円81.56円S です。
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2019年6月13日木曜日
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