トランプ大統領のTwitterもたいがいですが、
世界のメディアのフェイクニュースもいい加減にしてほしいわね。
米中、貿易戦争の一時休戦で合意 G20控え=香港紙
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-truce-idJPKCN1TS0CT
27日㈭午後にこんなニュースが飛び出したことを受けて為替市場では
ドル円上昇、クロス円上昇のリスクオンの動きが活発に。
日本株市場もリスクオン基調が強まり
日経平均株価は 21338.17(+251.58)△1.19%
米中首脳会議がG20大阪サミット中の
29日午前11時半に実施されるということが決まったことでも
進展期待でのリスク選好ムードは高まったかと思われますが、
加えて「一時休戦によって、米国が計画する3000億ドル相当の
中国製品に対する関税は保留される。」とのポジティブ材料投下、
さらには
合意の詳細は共同声明ではなくプレスリリースとして発表される、
とまで具体的に報じられたものだから、これ、まさか?!と思いながらも
信じちゃう向きが出るわよね。。。
ところが、夕刻になって
中国外務省が、香港紙が報じた「米中は貿易戦争を一時休戦で合意した」
は承知していない、だって。
なによそれ~。
昨日は、ムニューシン発言において
メディアのヘッドラインに勘違いを生む表現がありましたが
報道が信じられません。
だからトランプ大統領はメディアを通さず、自身のTwitterで
tweetするのでしょうけれど、これもどこまで練られた発言なのかわからず
振り回されることが多くて困りますよね💦
米中貿易交渉が決裂し、追加関税発動となれば
リスクオフ相場になることは否めないと思いますが
トランプ氏、対中貿易で「プランB」警告-さらに巨額の関税賦課
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-26/PTPNZ56TTDS401
全ての中国製品に10%の関税をかける→プランBだそうです。
こうしたリスクにマーケットは楽観的に見えますね。
今夜米株は小幅高。
というのも、先般RBAのロウ総裁が
「各国が緩和に動けば為替相場の効果は相殺される」と発言した
あたりから、豪長期金利とNZの長期金利が下げ止まって反発しており、
どうも債券市場に資金が逃げ込む流れも一服したように見えます。
これはG20直前のポジション調整によるものなのか、
それとも来週以降のマーケットを先行、何かを示唆するものなのか。
豪ドル上昇ってのはリスクテイク局面の値動きなので
週明けから意外とブルマーケットに入るんじゃないか、
なんて気もしないではないので、
ダウショートポジションは場合によってはロングに切り替えます。
トリプルトップ(フォーストップか?)による下落に失敗し
上値抵抗を抜ければとてつもない踏み上げがくるかもしれません。
※主要国長期金利一覧
そして日本株にしても、G20が明ければ選挙突入です。
今、海外勢の日本株投資はアンダーウエイト。
逃げた海外勢-日本株の保有比率、アベノミクス前まで急低下
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-27/PTOY946S972A01
海外勢の2018年度末の日本株保有比率は29.1%。
日本銀行の異次元緩和がスタートする直前の12年度末(28%)以来の
低い水準に落ち込んでいます。
過去最高はアベノミクスブームに乗った14年度末の31.7%。
海外勢の18年度売越額は5兆6313億円
1987年度の6兆2121億円に次ぐ高水準、、、ということで
もし日本に注目が集まろうものなら
海外勢がなだれ込む余地は大いにあろうかと思っております。
今は、ダウS,ユーロ/ドルS継続ですが。。。
リスクオン相場がくるかも、ということで
金利が下げ止まった豪ドル円をちょっとだけロング。
株高ならドル円上昇となると思うので。
豪ドル円75.40円ロングです・・・・。
豪州は来週RBA理事会があって利下げが織り込まれています。
利下げが織り込まれているのに、長期金利が上昇してきた、
ということは、利下げ発表で下げるんじゃなくて
出尽くしで上昇するパターンかも。。。。🤔(妄想)
mmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm
今日はポンドも乱高下。
次期英首相最有力のジョンソン前外相が
「合意なきブレグジットは100万に1つ」
と発言したものだからポンド買いが活発に!
しかしその後、
「議会がブレグジットの期限を再延長するのは、かなりありえないことだろう」
と発言したようです、、、、どっちなのよヽ(`Д´)ノプンプン
この方が英国の首相になったら、トランプ大統領もびっくりな
無責任発言でマーケットを攪乱するんじゃないかと不安なんですけど。。。
参照:任期はあるようですが、迂闊なところも、、、ってトランプさんそっくり。
次期英首相最有力、ボリス・ジョンソンは国をぶっ壊しかねない問題児
https://www.newsweekjapan.jp/kobayashi/2019/06/-eu-67-55-200812-20102015.php
ポンドは今後ジョンソンリスクに乱高下する通貨になるかもしれません。
すでに現状の金融市場もトランプ劇場に支配されているのですが
さらにノイズファクターが増える可能性が(ll゚д゚ll)
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2019年6月28日金曜日
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