2019年7月18日木曜日

米株が強いとトランプ大統領の外交も強気のディールになる
なんて言われていますが、史上最高値圏に株価が上昇してきたことで
また対中スタンスも強気になった?!
「自分が望めば中国製品に追加関税課すことは可能」と述べたことで
16日火曜は米株がちょっと下げましたね。

あるいは原油の大幅下落で石油株が軟調だったことも嫌気されたか。

ポンペオ米国務長官がホワイトハウスで行われた閣議で
「イランが初めてミサイル開発について交渉する用意があると話した」と発言。
トランプ大統領も「大きな進展がみられる」と述べ、
対話の実現に期待を寄せる発言をしたことで、
中東を巡る緊張が緩和するとの思惑から原油は3%を超す下落に。
エクソンモービルやシェブロンなど石油株の売りにつながりました。

7月FOMCでの予防的利下げが0.25%なのか0.5%なのか占う上で
ここからはインフレ指標にも注目が集まると思うのですが
16日発表された6月の米小売売上高は前月比0.4%増と、
4カ月連続の増加で、伸び率が市場予想を上回っています。
さすがに0.5%もの利下げはないだろうということで、ドルが若干強含み。

そして今夜17日は6月の住宅着工件数が予想を下回る結果となっていますが
思ったほどドル安は進んでいません。

米6月住宅着工件数:125.3万戸(予想:126.0万戸、5月:126.5万戸←126.9万戸)

っていうか、ドル円はすっかり膠着してしまって、方向感がないですね。
日経平均と同じです・・・。
東証1部の売買代金2兆円割れが11営業日も続いています。
こんな値動きが31日のFOMCまで続くのでしょうか。
米国利下げなので、米株は多少調整があっても
買い継続でイイと思っていますが。。。
ダウ、日経のCFDロングは継続中。

為替市場ではポンドの下落基調が続いているので、対ポンドではドル高です。
来週23日にはメイ首相の後任の新党首が決定しますが、
現状ではボリスジョンソン氏の人気が圧倒的のようです。
英国のTVが「ジョンソン氏のチームが10月の2週間休会で合意なき離脱画策か」
という内容の報道を行ったようで、ボリス・ジョンソン氏となれば
合意なき離脱リスクは急激に高まると思われます。

ただ、今日17日には英国のインフレ指標が発表になっていて

英6月生産者物価指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、5月:+1.9%←+1.8%)
英6月生産者物価コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.7%、5月:+2.0%

英6月消費者物価指数:前年比+2.0%(予想:+2.0%、5月:+2.0%)
英6月消費者物価コア指数:前年比+1.8%(予想:+1.8%、5月:+1.7%)

CPIの前年同月比の上昇率が英中銀イングランド銀行の目標水準と同じだったことで
追加緩和の思惑が後退し、ポンドが買い戻される流れにあります。
ただし、戻りは売り直されるんだろうなぁと思っております。

それからなぜか強いキウイ。
今日はNZドル/ドルロングにも参戦しています。
コストは0.6719ドル。
200EMAをはっきりと超えてきたので強いんじゃないかな。
キウイ円ロングも継続です。
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