あれ?!昨日作ったポン様ショートが消滅してる…。
ポンドドル1.2486ドルS、コストでカットされちゃった。
ボリスジョンソン氏が保守党党首選に勝利し新首相に就任しましたが
今日は最初の演説で、「10月31日に英国はEUを離脱する」と宣言。
これは合意なき離脱、ノーディールブレグジットリスクが高い結果と
なったわけですが、市場の反応としては、これはすでに織り込まれていたため
ジョンソン氏勝利で材料出尽くしの買戻しが出ているってことかしら…。
しかし、JPモルガンが改めて合意なき離脱ならポンドドルパリティなどという
予想を出して来たりして、ポンド売り目線が増えてきているのが気がかり。
ひょっとして、トランプ大統領誕生なら米株は売り、と決めてかかった向きが
やられたように、ボリスジョンソン首相誕生ならポンド売り、と決めてかかっては
いけないのかも知れせん。。。
決められない政治が動き出す、これを材料にポンドが上がったりして。
ん~まだ自信はありません。ポンドには執着せず様子を見ることとしましょう。
あるいは。
ポンドが買い戻し基調なのは、英国の材料によるものではなくて
ユーロが一段安となって、ユーロポンドが下落した影響かもしれません。
今日24日のマーケットでは25日㈭に控えたECB理事会を前に
ドイツとユーロ圏から出てきた経済指標が良くなかったことで
ユーロ売りが加速しています。ユーロポンドではポンド高、ね。
【欧州指標】
独7月製造業PMI速報値:43.1(予想:45.2、6月:45.0)
→予想下回る
独・7月サービス業PMI速報値:55.4(予想:55.3、6月:55.8)
→やや予想を上回るも先月より悪化
独・7月総合PMI速報値:51.4(予想:52.4、6月:52.6)
→予想下回る
ユーロ圏・7月製造業PMI速報値:46.4(予想:47.7、6月:47.6)
→予想下回る
ユーロ圏・7月サービス業PMI速報値:53.3(予想:53.3、6月:53.6)
→予想通りも前回より悪化
ユーロ圏・7月総合PMI速報値:51.5(予想:52.2、6月:52.2)
→予想下回る
ということで、1.1190ドルのユーロドルショートは順調、継続中です。
明日のECB前に下落が加速しているようならいったん買い戻して利益確保するかも。
今日は米株も弱し。
キャタピラーとボーイングが決算を受けて下落しておりダウ平均を圧迫。
ただしトレンドが崩れたとまでは言えないかな。
24日㈭ ダウは100ドル超えの下落。
また、米指標もあまりよくないものが目立ってきましたね。
【米指標】
6月新築住宅販売件数:64.6万戸(予想:65.8万戸、5月:60.4万戸←62.6万戸)
→予想下回る
7月製造業PMI速報値:50.0 (予想:51.0、6月:50.6)
→予想下回る 50ジャストは景気の分かれ目の分水嶺
7月サービス業PMI速報値:52.2(予想:51.8、6月:51.5)
→予想を上回る 4月以来の高水準
7月総合PMI速報値:51.6(6月:51.5)
→やや予想を上回るもほぼ予想通り
今日は、ドル/円相場が 107.90円くらいまで下落する局面があったのですが
「ECBの緩和強化で円高進行なら、日銀は追加策模索の可能性」との報道が
あったようで、にわかに来週の日銀の金融政策決定会合にも注目が集まる予感。
これがドル/円相場の買戻しにつながっているようで再び108.20円台まで回復中。
来週のメインイベントは何といっても7/31のFOMCですが
日銀会合は29~30日。米国利下げの前に日銀が動くとは思えませんが
世界が緩和競争へと舵を切る中、何もしないと円高になるリスクがあるとして
日銀へのサプライズ期待が相場を作ることもあるかもね。
だから、意外と円高にならないんじゃないかと思っています。
ドル円ロング、ダウロングも継続しております。
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