参院選の結果を受けて日本株市場が湧くということもなく
週明けは小動き。決して強い動きではありませんでしたが
売りから入るのも嫌ですねぇ、米国の利下げを控えて
今週はECBもフォワードガイダンス変更に動くかもしれないわけで
緩和競争がリスクオン相場を再燃させる可能性が消えたわけではありません。
今夜のダウも現時点(AM1:15)では軟調ですが
このところSOX指数が強いんですよ、半導体指数。
※フィラデルフィア連銀半導体指数
また、今回はあまり騒がれませんでしたが米債務上限問題
連邦政府資金が9月にも枯渇する可能性があるのですが
議会が7月下旬から休会入りする前に、ということで
今夜2年間引き上げで合意されたようです。
これも安心感につながるひとつの材料。
今夜は米国の6月シカゴ連銀全米活動指数が予想を下回りましたが
まだ7月の利下げ幅を巡って市場では駆け引きがあるのでしょうか、米長期債利回りが低下しています。
※米・6月シカゴ連銀全米活動指数:▼0.02(予想:0.08)
あるいはトランプ大統領の口先介入の影響でしょうか。
「米金融当局は利上げと引き締めが強すぎ、速すぎ」
「他国は為替操作や金融緩和などで非常にアンフェアだ」
今夜も舌好調です💦
先週末からは米金融当局者らが金融政策関連の発言を手控える「ブラックアウト期間」に入っているのに
トランプ大統領は関係ないようです。
※長期債利回り一覧
米債利回りだけでなく、今週木曜にECB理事会が予定されている欧州、
ドイツの長期債利回り、
そして明日にも保守党党首(新首相)が決定する英国の
長期債利回りも低下中。
今日は夕刻、ポンドショート参戦しました。
ボリス・ジョンソン氏が新党首として選出されることが
ほぼ確実視されていますが、今日は
アラン・ダンカン英外務次官がジョンソン氏を批判し
辞意表明との報道があったほか、
ハモンド財務相が辞任するとの報道も流れています。
辞任する現閣僚が他にも波及するとの警戒感があるようで
英政治への不透明感が広がっていることが
ポンド売りにつながっているようですね。
また、英NIESR( 英国立経済社会研究所)が
25%の確率で英経済がテクニカルリセッションに入る、
合意なき離脱の場合、相当な景気下降圧力の可能性ある
(合意なき離脱の可能性は40%)
4─6月期の英経済がマイナス成長に陥ると予想
第3・四半期も同様にマイナス成長となった場合は
金融危機以降で初のリセッション入り。
とするリポートを公表。
これも嫌気されているようです。
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-economy-idJPKCN1UH0VT
ポンドショートコストは1.2486ドル
JPモルガンは合意なき離脱ならパリティ予想。
ポンドは対ドル等価も視野、合意なき離脱は歴史的急落に-モルガンS
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-17/PUSDJCSYF01S01
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今日はカナダの5月卸売上高が前月比-1.8%と
予想の+0.5%を下回ったことでカナダ売りが旺盛。
原油価格が軟調なので、カナダやポンドは売り目線かな。
ポジションは取っていません。
ダウロング、キウイ円、NZドル/ドルロング継続です。
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