2019年8月22日木曜日

米株が堅調。

※ダウ

社会保障費に充てる給与税を一時的に引き下げる案だけじゃなくて
なんとキャピタルゲイン減税も検討しているようです。

トランプ米大統領、給与・キャピタルゲイン減税に前向き
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-tax-trump-idJPKCN1VA237?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5d5ccda237ca340001cf8229&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

株式など有価証券の売却益であるキャピタルゲインにかかる税金に関して、
これを物価に連動させることは議会の承認がなくても可能と指摘。

つまり、大統領令でやっちゃう可能性がある、ってこと?!

来年大統領選挙ですので、株価下落は票に響く。
ということで、安全保障面から通商交渉はタカ派に、
選挙対策で金融政策と財政政策はハト派に、
株価を崩さぬよう強権揮ってハンドリングしていくものと思われます。

うまく行くかどうかはわかりませんが、
株式市場はこれを好感して上昇しているということでしょう。

いや、なんか今夜のトランプ大統領は
「米国は恐らく中国と合意するであろう」と発言したようです。

昨日は中国と取引する用意はない、と言っていたのですが💦
発言が目まぐるしく変わるので、ついていくの大変です。

ということで、リスクオフ相場の様相は薄れつつあり
ドル/円相場も106.60円まで上昇しています。
クロス円も堅調。

ということで、このまま堅調地合いが続きリスクオン相場へと
シフトするならばユーロ円Sは利益が減ってしまうなぁ、、ということで
ユーロ円118.77円ショートは118.17円で買い戻しました。
なんか膠着しちゃって思うように下がらなくなってきていましたし。

ドル円、クロス円はもみ合いなのでトレード妙味なしですね。

※ドル円、クロス円

1.1206ドルのユーロドルSはもうちょっと粘ってみます。
1.1150を超えたら買戻します。

ポンドがもうちょっと上昇してきたら買おうかな、、、と
思ってみていますが(1.2190ドルを超えたら直近レンジ上限ブレイク)
こんな記事も。

ポンド売り持ちブルーベイが解消-ジョンソン政権不信任、総選挙予測 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-21/PWKO096K50XS01

3年も続けてきたポンドショートを買い戻すヘッジファンドも出てきた。
まだ、ロングしたわけじゃないようですが、
ショートの買戻しだけでもポンドの下落が抑制され、上昇圧力が強まります。

こういうところが後に続けば面白い相場になると思うんですが、
今夜はフランス政府関係者が、
「英国の合意なき離脱は、いまや中心シナリオだ」と延べ、
フランスが合意なき離脱を想定していることを明らかにしたり、

ドイツのシュタインマイヤー大統領が
「バックストップについてはすでに議論されている」と述べたり
ショルツ財務相が
「すでに合意されたものであり、誰も変更を期待していない」と述べたりと
独政府からは離脱交渉を再開することについて否定的な発言が相次いでいることも
嫌気されてポンドは軟調地合いに逆もどり。

昨日のメルケル首相の
再交渉の余地があるような期待を持たせる発言に水を差しています。

どうなることやら全く予想できませんが
戦略としては1.2190を超えたら買ってみる、
再び1.2100を割り込んだら売ってみる、という
直近レンジブレイクにつく、と、テクニカル的に動くしかないんじゃないかな。

ダウロングは継続しています。

※追記
2:53にWSJにこんな記事が、、、
トランプ氏、前日の発言翻す「減税は考えていない」
https://jp.wsj.com/articles/SB10291394373379693750504585502351503294136

ちょっと、ちょっとどっちなのよ。。。

「今は減税は考えていない」と語った。
一方でその案を選択肢として残す考えも示した。

この報道が出て米株乱高下してます。
トランプ大統領、まだカードとしては残しているような気もしますが、
25890ドル割れたら手仕舞います・・・。


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