2019年9月23日月曜日

週末になると何か出てくるパターン、今年多くない?!
先週はサウジの主要石油施設攻撃(株・為替マーケットへの影響薄かったけど)
今度は、米中貿易問題、再び暗雲漂うこのニュース。

中国代表団、米農場の視察取りやめ帰国前倒し-貿易協議に暗雲
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-20/PY58J76JIJUO01

10月の閣僚級協議に向けて米国の農産物を購入するとかしないとか。
まずは中国が米国の農場視察をするという形で、段階的に合意への歩み寄りを
見せるのかと思われていましたが、なんと取り止めで帰国しちゃった。

部分的合意を先にしたい中国に対し、
アメリカは包括的な合意を望んでおり
トランプ米大統領は20日のオーストラリアのモリソン首相との共同記者会見で、
「来年の大統領選前に合意する必要はない」などと述べたことで
米中貿易摩擦が長期化するとの懸念が広がりました。

トランプ大統領は知的財産権などを含めた完全合意を目指したいようです。

ボルトン大統領補佐官解任で対イラン、対北朝鮮、そして対中国に対しても
米国は融和的になるのではないか、という思惑が
マーケットのリスクテイクムードを高めてきましたが、
冷や水を浴びせられました。

10月の閣僚級協議までは、安心と思っていたマーケットには
タイミング的にサプライズが大きいんじゃないかな。。。。

そして、いろいろチャートを確認してみると、、、
随分買い戻されたので、今週は戻りいっぱいで再下落の可能性が
強いような気がします。
単なる押し目となってくれるか、
戻り天井を付けたのかを判断するには早いのですが…。

※ダウ平均 最高値を抜けずに反落か・・・?

※ラッセル2000 中小型株はレンジ上限で折り返すようにも見える

※ハイイールド債 これもレンジ上限でいっぱいいっぱい?!


※SOX指数 出直り期待の半導体指数も戻り高値・・・?!


※日経平均 今年の最高値を抜けずに抵抗にあうのかも・・・

※ドル円 今年の高値と安値の半値戻りが118.53円、ぴたり止められた!!

また10月31日の合意なき離脱リスクの後退で買い戻されてきたポンドは
上がったり下がったりで方向感がなく、、、

※ポンドドル 200SMAに接近してはいるのですが、、、


ただし、クロス円でポンドを見ると、全体がリスクテイクムードだったので
ポンド円は上昇してきました。
これも、ドル円が半値戻りで折り返して下落してくると力尽きるか。
オセアニア通貨はすでに下落を強めており、
今週はクロス円の下落が大きくなりそうな予感。。。

※クロス円一覧 どれもこれも200SMAの下にいますので、、、

先週はFOMCでしたが、ドルに方向感があるわけじゃないんです。

※通貨インデックス ドルインデックスはもみもみ、、、


トレンドが明確なのはオセアニア。豪ドル、キウイの下落ですね。

1.2320ドルのポンドドルロング、
ユーロドル1.10152ドルロング継続していますが
どうも上昇力が鈍いよねぇ・・・・。
どちらにしてもコストまで落ちてきたら止めますが
今週はクロス円ショートに妙味ありでしょうか。

68.75円のNZドル/円ショートがうまく行ってますので
これハリを伸ばしたいですね。

今週は25日にRBNZ(NZ中銀)が政策金利発表があります。

NZは8月前回会合で0.50%の大幅な利下げに踏み切ったばかりですので
今回の現時点での利下げ織り込みは22%程度。
織り込みが低いため追加利下げはなさそうです。
ただし、11月会合での追加利下げ観測があるようですので
声明や議事録の内容がハト派的となるか否かが注目。

現在、RBNZを前に先行してNZドルは下落していますので
25日前にはショートを買い戻そうかと思っています。
材料出尽くしで上昇するリスクもあるかもしれません。

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週末のもう一つの大きなニュースは米国によるイラン制裁。

米、イラン中銀を制裁指定 効果は限定的か
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50078000Q9A920C1000000/

・イランの中央銀行や国家開発基金を経済制裁の対象に指定したと発表

とはいえ、48時間以内に制裁を発表するなどと時間を区切ったりして
緊張感を煽った割には、拍子抜けです。

米国はすでに2018年11月にイラン中銀と外国金融機関の取引を
制裁対象に指定、同盟国に対しての原油取引の禁止など貿易全般に関し
再制裁を課していますので、新たに中銀を制裁対象にしても影響は限定的と
診られています。

また、
サウジ米軍増派は苦肉の策? トランプ氏、攻撃には慎重
https://www.asahi.com/articles/ASM9P4F8TM9PUHBI01V.html

・サウジに駐留する米軍の増派

このニュースに関しても、一見緊張の色を強める内容ですが
どうもトランプ氏は軍事行動には慎重なようです。

そんななか

イエメンのフーシ派、攻撃の相互停止をサウジに要請
https://jp.reuters.com/article/yemen-saudi-idJPKCN1W52HK

これがイマイチ釈然としないのですが
サウジの重要石油施設を攻撃したと犯行声明を出したフーシ派が
休戦の申し入れ・・・でしょうか。

一体中東をめぐって何が起きているのかさっぱり理解できませんが、
攻撃の相互停止ということで、安心感も。

先週末の米株下落、金の最上昇は、イラン絡みではなく
米中交渉の長期化を嫌気した反応だったようですね。
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