2019年9月20日金曜日

9月FOMC 0.25%利下げ → FF金利は 1.75-2% へ

■FOMCメンバー 賛成 7 反対 3

カンザスシティー連銀ジョージ総裁
ボストン連銀ローゼングレン総裁が金利据え置きを主張
セントルイス連銀ブラード総裁は0.5%利下げを主張で反対

■19年末までの金利について
年内あと1回の利下げが適切とするメンバーが17人中7人。

年内利下げについて意見が分かれていることが問題。
17人の平均値を取ると年内利下げはゼロ。

マーケットは、年内の利下げは今回で打ち止めの可能性が示唆されたことで
株安、ドル高となりました。
                
■パウエルFRB議長 会見■

■利下げについて
~利下げは保険をかけるため
~経済が減速すれば、利下げの継続が適切な行動になり得る。
 ただ現時点では我々の想定には入っていない。

■短期レポ金利急上昇について
~金融市場の情勢を注視し続け、金利が誘導目標の範囲内に納まるよう必要に応じて金融調節を実施していく。FRBへの準備預金は十分にあり、頻繁に金融調節は必要とならない

■QE再開について
~資産を事前に考えていたよりも早く、再拡大する可能性はあり得る。問題はいつ再開させるべきかということだが、これについては次のFOMCでも討議するだろう

■逆イールドについて
~注意深くみているが、不況の兆候とは考えていない。


ドットチャートから年内利上げ打ち止め感観測が強まったことで
ダウ平均は一時200ドルを超える下落となりましたが
パウエル議長の記者会見で「成長維持のために適切に行動する」などと
発言したことで買い戻されたのか、大引けでダウ平均36ドル高。

つまり、一方向にトレンドができるような内容でなかったということ。

会見ではQE再開についても言及していましたが
年内の金融政策は経済指標、環境によって柔軟に、ということなのでしょう。
利下げの安心感から株を積極的に買うフェーズは終了。
ここからの経済指標の重要性がましたということではないでしょうか。

こうなると難しい。

指標が悪ければ、年内さらなる利下げの可能性を織り込み株は下がらず、
指標が良ければ、利下げはないということで株は下がる、
なんて逆の値動きとなるリスクもあるってことよね。。。

0・25%の利下げはすでに織り込まれていたのでノーサプライズ。
思い切った緩和とはなりませんでした。

トランプ大統領は早速ツイッターに
「FRBは根性も判断力もビジョンもない! ひどいコミュニケーターだ!」
と非難していますが、パウエル議長からすれば
米中貿易摩擦での報復関税の応酬などがなければ
もっとマーケットは落ち着いているはずだ、という気持ちじゃないかな・・・。

為替市場では、予想通りの利下げで材料出尽くし、
むしろドル高となってしまったために、
ドル円相場は108.50円近くまでドル高円安が進行。

これが功を奏したのか、19日の日本株市場は堅調

日経平均は一時22255.56円まで上昇、
4月24日に付けた年初来高値(22362.92円)にあと100円程度にまで迫る
局面もありました。
ここを抜ければ強いですが、、ってとこに日銀。

日銀、緩和カード温存 ECBを反面教師に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49967440Z10C19A9I00000/

予想通りのノーイベント。

そもそもドル円相場108円台では輸出企業のドル売りが旺盛だったようすが
日銀の現行政策維持に伴う失望でドル/円相場が108円を割り込み、
日経平均も上げ幅を削る展開となりました。

そしてロンドン時間には英国の金融政策。こちらもノーイベント。

BOE
・政策金利を0.75%に据え置きとすることを決定
・資産購入枠を4350億ポンドに据え置き決定

ということで、米FOMC、日BOJ、英BOEとをこなして
マーケットには波乱は生じていません。

ということでトレンドも発生しませんでした。

週明け、サウジの石油施設攻撃で原油市場に波乱が生じれば
リスクオフ相場になるか、と懸念されましたが
現在のところ、リスクオフ相場に発展するほどの材料になっていません。

原油は高止まりの様相を呈するものとみていますが
それはそれで産油国オイルマネーにとっては悪い話じゃない。
日本のようなエネルギー輸入国にとっては大変な話ですけどね。

ということで次のイベントは米中貿易交渉でしょうか。

10月1日が中国建国70周年記念イベントですので
それまではトランプ大統領のTwitterrリスクもないはず。
ということで株は堅調。
VIX指数も低下傾向。

日経平均CFD21974円のショートは、
9/13の高値22120円でストップアウト。

為替市場では108.50円レベルが
今年の安値104.84円と今年の高値112.40円のちょうど半値。
半値戻りで上値重くなってきた、、、ということで
円高方向にバイアス。

う~ん、方向感ないよねぇ。。。
しばらくもみもみかなぁ。

今年のドル円のレンジわずか8円程度ってボラ低すぎません?!
FOMC経過もノーアイディア。

1.2320ドルのポンドドルロングは継続。
ユーロドル1.10152ドルLも継続。
68.75円のNZドル/円ショートは継続です。
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