2019年10月1日火曜日

このブログでは取り上げてなかったのですが、ゴールドが三尊天井形成しそう、、、って、SNSに投稿してウォッチしていたんだけど
今夜、ゴールドが三尊天井完成して下落を加速させています。

※NY金日足 ヘッド&ショルダーとも言います。

https://twitter.com/jp_tradingview/status/1178698519911100417

9/26段階ではまだ三尊完成してなかったんですけど、
MACDのクロス失敗で再下落は嫌なシグナルでした。
 https://jp.tradingview.com/chart/GOLD/GOr5HOQk/


ということで、この場合、
ネックラインから中央のヤマの値幅分の下落覚悟がセオリーですので
1400~1410ドル近辺までの下落もあり得る、ということに。

ゴールドが下がるってことは、、、、ドル高が教科書的相関。

ドルインデックスを見ると、、、

※DXY 年初来高値を更新してます


だからドルストレート通貨を見ると、軒並みドル高で
ユーロ安、ポンド安、カナダ安、オセアニア安、、、ですね。

9月半期末なので、ユーロやポンドなどには特殊フローもあろうかと
思っているのですが(テクニカルな実需玉が出やすいタイミングなので
明日10月以降には、全く違う動きになる可能性もある)

そうはいっても、ゴールド市場のネットロングは30万枚を超えており過去最高水準。
手仕舞いの嵐が吹き荒れれば、1400ドル近辺までの下落は続くと思われ
この下落に準じて為替が動いちゃうんだとするならば
ユーロ売り、ドル高はもうちょっと続く可能性があると思って、
今日はユーロを1.0926ドルでショート参戦。
フォンテラが絶不調のNZドルも0.6828でショートしています。

おまけに今日は
ドイツの9月消費者物価指数速報値は前年比+1.2%と、
8月+1.4%から予想以上に低下し、2018年2月以来で最低となったことが
嫌気されてのユーロ安もあるようで。

・独・9月消費者物価指数速報値:前年比+1.2%(予想:+1.3%、8月:+1.4%)

ただ、米国の経済指標、シカゴPMIは50割れでドル高に若干ブレーキ。

・米・9月シカゴ購買部協会景気指数:47.1(予想:50.0、8月:50.4)

ただし、ドル高の流れは継続中。
今夜はドル高他通貨安なので、ドル円はしかっり上昇していますが
クロス円は膠着ですね。クロス円はテクニカル的には弱い。
チャートだけを見ると売りたくなります。
だから、この相場長続きしない気もするんですが、、、

しかし、金が崩れてきたということは
市場に安心感が広がっているという証左?!
週明けの東京市場は弱かったのですが、米株市場は強い。
ダウは上昇中。レンジの中で、ですが💦


米株上昇の背景はこれかな、ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長が
中国企業を規制するとの報道は間違いだと主張した、というニュース。

米国株、反発で始まる 米政権が中国企業の上場廃止報道を否定
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LANY01_Q9A930C1000000/

・米国市場に上場している中国企業の上場廃止を米政権が検討している
 との先週の報道を米財務省広報官が否定


・ナバロ大統領補佐官、
報道の内容の半分以上が不正確
やっぱり先週のブルームバーグの報道って、、、、ヽ(`Д´)ノプンプン

ただし、明日から10月入りで景色がガラリと変わることも否定できません。
9月半期末というのは、益出し、損出し、リバランスなどなど
欧米勢にとっては、区切りのタイミングでもあるからです。

ドル/円相場は、このドル高に引っ張られて今夜再び108円台を回復していますが
このままリスクオン相場が続くのかどうか。。。

結局ドル高ということだけははっきりしています。

米国が今年2回利下げしたところでFF金利は2%もあります。

欧州は▼0.5% 英国は0.75% 日本は▼0.1%
豪州、NZは1%、豪州は明日1日の利下げ織り込みが70%を超えています。
ひょっとしたら1%を割り込むところまで政策金利が下がるかも。

という有様で、米国の金利2%というのは十分に高いのです。
黙っていたらドルに資金が流れていくということでしょうか。。。

あまり粘らず利食いながら回転(これが下手なんだけど)できればと思います。
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