28日木曜はサンクスギビングデー
NY市場は休場です。
日本のお盆のようなイメージでみんな故郷に帰って
家族とのんびり過ごすそうですので
このまま明日29日金曜も休む向きも多く
NY勢は今日から4連休という長いお休みに入ります。
ということを睨んでなんでしょう。
27日水曜のNYクローズ後、トランプ大統領が
香港人権法案に署名。
この報道をまともに受け止めるのが東京市場、というタイミング。
トランプ大統領になってから、そのパターン多いんじゃない?!
って気もしないでもないですが、NY勢は来週にならないと本格的に
戻ってこないので、東京勢もどうしていいかわからん、、、というような
眠たいマーケットになりました。
アルゴが発動したと見えて、発表直後は株価インデックス、
ドル円、クロス円が急落していますが、下落は続かず。
28日木曜、日経平均は 28.63円安の23409.14円
悲観的に見れば、米中通商協議の決裂の可能性が出てきたとして
株の手仕舞い売りが広がっても不思議はないのですが
この程度で済んだか、、、。
トランプ氏は
「習近平中国国家主席と香港の市民に対する尊敬から、これらの法案に署名した。
中国と香港の指導者と代表者が対立を友好的に解消し、
長期的な平和と繁栄をもたらすことを願うものだ」
ずいぶん習首席に配慮した声明を出しています。
中国外務省も「対抗措置を講じる」姿勢を示しましたが
具体的に何をどうするって話は出てきていません。
中国もここで交渉決裂となるのは望んでいないんでしょう。
中国は10月のCPIが+3.8%にも上っています。
豚コレラの影響で食品インフレが鮮明。
インフレは民衆の不満につながり、暴動へと発展するトリガーにもなります。
香港区議選でも民主派圧勝。
中国は香港デモを鎮静化させることが出来ぬまま、
デモ拡大の一途です。共産党内では成果を上げられぬ
習政権に対する風当たりも強いとの指摘もありますね。
ということで、マーケットに悪いインパクトとならないよう
絶妙なタイミングで署名したトランプ大統領が一枚上手という印象。
署名の報道でドル円、クロス円が下落した瞬間は少々驚きましたが
それほどひどい下落相場が来るイメージも持っていなかったので
ポンド円、カナダ/円、NZドル/円ロングポジションは
そのまま継続しています。
そうそう、今朝は英国の民間調査会社ユーガブの世論調査で
12月12日の総選挙では保守党対象の予想が出たことで
ポンドが上昇する局面も。
買いは長続きしなかったのですが💦
◆27日公表のユーガブ調査
下院(定数650)で保守党は359議席を獲得、
前回選挙から42議席増やす見込み。
一方、コービン党首率いる最大野党・労働党は51議席減らし、
211議席にとどまる見通し。
このユーガブの世論調査って、英国民の信認を得ているといいますか、
当たる可能性が高いってことで、マーケットの安心感を高めています。
MRPと呼ばれる統計手法を用いた調査で、
2017年の選挙で他の一般的な調査より議席数を正確に予測した
実績があるんです。
※メイ首相率いる保守党の過半数割れを正確に予測。
他の世論調査結果は保守党の大勝を示唆。大外れ。
保守党勝利なら合意アリでのEU離脱が可能となるため
ポンドの買いにつながるってわけで、この膠着は上抜けすると
思うんだけどなぁ、、、なかなか爆発しませんね・・・・
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2019年11月29日金曜日
2019年11月28日木曜日
米中通商交渉は合意に近づいているといった類の報道が
繰り返されるばかりで、一向に詳細が見えてこないのですが
マーケットはこの問題にはあまり深刻ではありません。
今夜の米国株式市場は、ダウ平均には一服ムードが漂っていますが
Nasdaq総合指数、S&P500、そしてラッセル2000は続伸で強気継続。
※米主要株価インデックス一覧
特にラッセル2000、米国の中小型株市場がレンジをブレイクして
上昇開始、って感じに見えますね。
今夜は米国のGDP改定値、耐久財受注などの指標が発表されましたが
どれも予想を上回る好結果で、為替市場でもドル円相場が上昇基調。
これに連れて、クロス円も強含んできました。
7-9月期GDP改定値:前期比年率 +2.1%
(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
7-9月期 個人消費改定値:前期比年率+2.9%
(予想:+2.8%、速報値:+2.9%)
10月耐久財受注速報値:前月比+0.6%
(予想:-0.9%、9月:-1.4%←-1.2%)
10月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+0.6%
(予想:+0.1%、9月:-0.4%)
※ドル円クロス円
四角で囲んだレンジをブレイクした方にエントリーと考えていましたが
今日、キウイ円とカナダ/円が抜けてきましたので
NZドル/円を70.12円
カナダ円を82.31円でロング参戦。
ドル円が米指標受けてドル高基調となったことで、
このエントリーは現在のところ成功しています。
ポンド円まで上昇してくれてホッとしています。
ポンド円は140.26円でロング継続中。
ただし、ポンド円はまだレンジの中から抜けていませんので
レンジの下限を下方ブレイクのリスクも残されていますが。
また、日本株市場もマザーズが息を吹き返しつつあります。
※マザーズ指数
2018年初頭にトップアウトして2年近くも下げ続けてきたマザーズ指数が
底入れ、下落トレンドから上昇トレンドへ転換したように見えます。
個人投資家も息を吹き返すかもしれません。
2019年11月27日水曜日
為替市場はホント、レンジですね。
投機的でない、安定しているということは
貿易や設備投資など企業の生産活動にとっては良いことだと思いますが
投機筋、トレーダーにとってはひどい相場が続いているということで💦
なかなか為替で収益を上げるのが難しいわ(´・ω・`)
26日火曜、株式市場は引き続きリスク選好。
+80.51円 23373.32円
米中通商交渉のニュースなんてもうほぼ茶番なので
市場は瞬間反応するものの大局でのトレンド転換を生む材料だとは
考えていないようです。
だって、米中通商交渉、最初は包括合意を目指していたはずの米国が
第1段階での合意とか言い出して、
最近では話し合い継続で合意、ってだけで買い材料になるとか、、、、
いつ完全な合意ができるのか全く不明なのですが
ネガティブ材料に反応薄なので、
完全に隠れQEによる金融相場に入ってると思っています。
株式市場のリスク選好は今夜の米国市場でも引き継がれています。
3指数揃って最高値を更新ですが、
※米主要株価インデックス一覧
だったら、ドル円、クロス円がもっと上昇トレンド化してもいいじゃない?!
ドル円も動かず、クロス円はむしろ下落トレンドのものが目立ちます。
ドル円、ポンド円、NZドル/円が横ばいで上昇の可能性を残していますが。
※ドル円クロス円
高値でつかんだダウロングは継続。
ポンド円ロングもまだ損失にはなっていませんが
今日は「英・保守党のリードが縮小」との一部報道を受け、
ポンド売りが優勢で、伸びません。
ポンド円は黄色で囲んだレンジをブレイクした方につけ、でしょうか。
上抜けすると思っているんですけどねぇ。
ドル円もNZドル円も同様に。
ユーロ円、カナダ/円は下落のボックス圏内での推移ですので
この下落レジスタンスを超えたら買いですが
基本は高値切り下がりですので、手出しできません。
でも、NZドル/円とカナダ/円はレジスタンス超え直前ですね、
これを超えたら買ってみてもいいかも。
ポンド円は総選挙まで動かないかもしれません。
政治的には、香港人権法案、トランプ大統領は署名するのか、
米中通商交渉の年内合意があるのか、そして12月12日の英国総選挙
この辺りがビッグイベントのはずですが、
どうも過剰流動性相場で年末に向けてはリスク選好相場が続きそうです。
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2019年11月26日火曜日
リスク選好相場、続いています。
週明け25日月曜、日経平均は +179.93円 23292.81円
週末の香港の区議会議員選挙で民主党が圧勝。
これがこの後、どんな世界をもたらすのかわかりませんが
民主派による民主的な選挙が滞りなく実施され結果が出た事実は
市場に好感されたとみていいでしょう。
香港ハンセン指数は大幅高でした。
米中通商協議は第1段階合意が近いとの期待が高まっていますが
今日は第2段階の合意の可能性が低下しているとの報道も。
焦点:遠のく通商合意「第2弾」、米の対中政策 優先度低下か
https://jp.reuters.com/article/us-china-trade-idJPKBN1XZ03F
市場の反応は限定的でしたが。
日経平均は窓開けで大きく上昇したものの、場中は23000円を挟んで
上下50円程度の小動きでした。東証1部の売買代金も2兆円に満たず。
商いが盛り上がらないというのはあまりよくないなぁと思っていましたが、
今夜、米株市場も力強い上昇を継続。
※米主要株価インデックス
ラッセル2000!!中小型株の勢いが。
そしてS&P500 とNasdaqは史上最高値を再度更新中。
高値で怖いんだけど、ダウCFDを 27941ドルでロング参戦。
Nasdaq、S&P500に連れて最高値更新なら出遅れのダウはまだ
上値が期待できると思います。。。。ラッセル強いし。
ということで、リスクオンでドル円も下値固い。
・・・・レンジ内での動きですけどね。
※ドル円クロス円
ポンドロング狙いでしたが、リスクオンでの円安ならポンド円かな、、、
ということで 反発基調に乗ったところでポンド円140.26円でロング参戦。
ユーロも狙っているんですが、反発してこないのよね。
カナダも同様。
結局、ドルが強い相場に見えます・・・。
今夜ポンドが強い理由は謎。
これと言って材料は見当たりません。
※通貨インデックス一覧
香港人権法案、トランプ大統領の署名はいつになるんでしょうか?!
10日間放置でも会期中ですので、自動的に成立するはずですが・・・。
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