2019年11月18日月曜日

米株が強いですね。

先週末15日㈮
ダウ平均   28004.89(+222.93 +0.80%)
S&P500    3120.45(+23.82 +0.77%)
ナスダック   8540.83(+61.81 +0.73%)

米国の隠れQEもあって過剰流動性マネーによるチキンレースというか
バブルへGO相場に入っていると思いますが、
カレンダー的に12月クリスマス休暇前のラリーという感じかな。

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、米中通商交渉に関して
「両国は合意に近づいており、建設的な協議が行われている」と発言。

このところは、こうした前向きな材料に強く反応し、
悪材料への反応が薄い印象ですね。

また、トランプ大統領も
「株価は大きく上昇しており、景気後退まではまだ長い道のりがある」とし
自身の仕事ぶりをアピールしています。

米中交渉は第1次段階合意が近いとはいえ、
未だ署名の場所も日時も決定していないのが現実なんですが、
米中通商協議の中国側代表である劉鶴副首相が、
16日午前にムニューシン米財務長官と
ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と電話で会談し
第一弾合意についての懸念について建設的な協議を行った、と
中国側もメディアも報じており、

どうなるかまだ分からない、とはいえ、
どうせダメになる、と決めつけて売るというトレードは、
踏み上げ相場の燃料とされてしまうリスクもありますので、
こういう相場は素直にチャートについていくしかないですね。

また、この秋くらいまでに市場関係者の間では
ウォーレン・バフェットがキャッシュ比率を高めていることが
話題となっていましたが、
先週末は、そのバフェットが家具インテリア販売のRH株を121万株購入し、
持ち株比率約6.5%を保有したこと伝わったことなども面白いですね。

そのキャッシュ比率はバフェット、というより
バフェットのファンドであるバークシャー・ハサウェイの
現金比率を見れば確認できるのですが
この秋には14兆円にも上るとして、賢者もリスクに備えているとして
警戒する風潮もあったのですが、
だからといって決して何もしていないわけじゃない、ということが
確認できたわけで。

押し目があれば、株価インデックス買い参戦したい。。。

というわけで、108.50に巨大なオプションバリアがある、と指摘されている
ドル/円相場も、だからと言って崩落するセンチメントではありません。
下がれば、本邦機関投資家勢の買いが入ってきます。
下半期は裸で外債投資(ヘッジコストが高い)差ざるをえないところも
多いようですので、あまり下がらないと思っています。

また、先週の金曜の午後のブログに書いたように、
意外とユーロが持ち直す予感がしますので
ユーロロングがよさそう。
119・70円ユーロ円ロングは利が乗ってきました。

また1.2860ドルポンドドルロングも、膠着気味でしたが、利が乗ってきた。

英国の日曜紙テレグラフがジョンソン首相のインタビューを掲載し、
12月下院総選挙における保守党候補が当選した場合
ジョンソン首相が提出する離脱合意案に賛成票を投じる誓約書に
署名していることを明らかにしています。

つまり、総選挙で保守党が単独過半数を確保できれば
ブレグジット案はすんなり議会を通過し、1月31日までに
合意ある離脱がやっとこさ、実現するはずです。

これもポンドの買い材料になるんじゃないかな、、、と期待。

今週は欧州通貨買い、株価インデックス買いで.好機狙い。
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