2019年12月23日月曜日

今週はクリスマス🎄

欧米勢はクリスマス休暇に入っていますので流動性が低下しています。
参加者が少ないため、マーケットは小動きとなると思われますが
昨年2018年は、まさにその時期にダウが暴落しましたので
動かないと決めつけるのも考えものね。

流動性が低下する時期に万が一にでも大事件が起これば
値段が飛ぶリスクがあるのでポジション量は抑え目にしておきたいところ。

今年のリスクは北朝鮮でしょうか。

クリスマスプレゼントを贈る、として米国を挑発していますね。

北朝鮮が選ぶ「クリスマスプレゼント」はICBM発射か~日本も覚悟が必要
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12245-503415/

アメリカは長距離弾道ミサイルになると予想している模様。
何もない可能性もあるとしていますが、
北朝鮮は年末までにアメリカからの対応を待つという期限をつけています。
これは一方的に、ということのようですが。

トランプ大統領は、北朝鮮との外交の成果として
ICBCミサイルが発射されていないことや、核実験をしていないことを
あげてきましたが、この面子を潰すようなことがあれば
アメリカとしても黙っているワケにはいかない、ということのようです。

この年末年始、日本は北朝鮮の行動に最大級の警戒が必要
https://www.1242.com/lf/articles/218386/?cat=politics_economy&pg=focus

今週のクリスマスプレゼントとされるミサイル発射がなくても
北朝鮮が区切った年末までにアメリカが経済制裁を解除するなど
北朝鮮が望む対応を取らなかった場合、
正月早々、ミサイルが発射される可能性もあるってことです。

そして、それがICBCだったりした場合、米国が報復に出るリスクも
まことしやかにささやかれているのですが、その場合、
正月早々、為替市場が大荒れとなる可能性も否定できません。

そこが買い場となるのかもしれませんが、
今保有しているリスク資産は、急落に耐えうるボリュームに
しておいた方がいいような気もします。
何もなければいいんですけどね。

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このような特殊要因がなければ、足下は穏やかなリスク選好相場が継続しそう。

ダウ平均は史上最高値を更新、日経平均は高値圏で不甲斐ない動きですが
韓国KOSPIが意外な強さを見せていたりと全体の地合いは悪くありません。

英総選挙後、新たに浮上したクリフエッジ離脱リスクのせいなのか、
単純にクリスマス∼年末に向けたポジション調整のせいなのか、
欧州通貨が売られているのですが、豪ドルやキウイなどのオセアニアはしっかり。

ただし、気をつけなくてはいけないのが、
このリスク選好相場が「隠れQE]がもたらしているものだとするならば
これがなくなれば、相場はガソリン切れとなって下がる可能性がある、ということで
その時に、このQEマネーのおかげで本当に景気が良くなっていれば
上手いことリセッションを逃れられて延命できるのですが
リスク資産だけが上昇し、実体経済にまるで恩恵がないということだと危ない。


短期レポ市場の金利の急騰は、資金ニーズが高まったのに
市場にキャッシュが出てこなくなったというドル不足から引き起こされましたが
BISが出したレポートで、レポ市場が主要銀行への依存度が高いことや
ドットフランク法などのせいで、その主要銀行が
キャッシュを国債に変えちゃっているせいのようだ、という
供給サイドの構造的問題については理解ができましたけど、
何故、資金ニーズが強まっているのか、
という需要サイドにはあまりフォーカスされていません。

四半期の法人税納付や国債入札の決済立て込みに伴う混乱、
ヘッジファンドの有担保の借り入れ需要の急増などが指摘されていますが
それだけでしょうか。

これは大倉キャプテンによる興味深い考察。

ドル需要が旺盛になった背景には本邦機関投資家の存在があったのでは?

マイナス金利でのJGB運用では収益が出ない本邦勢が
外債投資を行っていることは、すでに常態化しているので
皆さんもご存知でしょうけれど
これまで為替ヘッジを行っていたものをヘッジなし、
裸でやり始めたところが多いとか。あ、JGBというのは日本国債のこと。

もともと米国の銀行は、国外金融機関に資金を出すのに
かなり厳しい規制があるようですが、
本邦勢の外債投資のための資金ニーズが急増していた
可能性も指摘されているようです。

これが、マイナス金利が続くうちは、長期化する可能性もあるのですが
ここにきて10年物JGB金利がマイナス圏からプラス圏に浮上してきました。
JGBだけじゃなくて、世界の長期金利はこのところ上昇基調にあるのですが
特に、JGBについてはマイナス圏からプラス圏に浮上したという事実は大きい。

そもそも日銀がイールドカーブコントロールで±0.2%に抑えるとしていますので
どんどん金利が上昇していくわけではありませんが
調達コストの高いドルに換えて外債を買わなくても
マイナスにさえならなければ、JGBを買っておけばいいじゃない、
というところが出てくる可能性もあって、
そうなれば、レポ市場のドル需要の高まりが落ち着いてきて
資金供給の必要性も低下する可能性があるのでは?!

となると、その先にはこの資金供給という名の隠れQEも必要なくなるわけですから
バランスシート拡大だけを材料に、今の株式市場がはしゃいでいるんだとしたら
その相場も長くは続かないかも、、、ということね。
大倉キャプテンのポジショントーク色も強いんだけど
ストーリーとしてはその可能性もありそうなので、
JGBの金利にも注意しておく必要があると思うわ。

現状では、FRBは年越ニーズに対処するため計53兆円も資金供給する
としていますので株式市場を押し上げる材料として、
株高が続いているんですが、、、。

※主要国長期債利回り一覧 日本国債がマイナスからプラス圏へ

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ポジションは控えめの豪ドル円ロングと豪ドルドルロング、継続です。
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