新型コロナウィルスによる株価の急落は一時的なものだったのか、
22日木曜の日経平均は大幅反発。
24031.35(+166.79)
香港や上海市場が持ち直したことで楽観が戻ったようですが
それでいいのだろうか、、、🤔
今夜ダウも小幅高ですが、気になるのが原油の急落です。
※WTI原油
レンジと言えばレンジの範囲内での下落なんですが
何も材料がないにしては今夜の下落幅は大きすぎる。
上髭が付いた日は、トランプ大統領の声明によってイランと米国の開戦リスクが
後退したことによるリスクプレミアムの剥落による下落です。
200EMAまで一気に下がるも下げ止まっていたんですけどねぇ。
通常なら水曜がEIA米エネルギー省から週間在庫統計が発表されるため
水曜日の夜は比較的大きく動くのですが、今週はキング牧師の記念日があって
月曜が休場だった影響で、在庫統計は明日、木曜に発表になるはず。
今夜は何も材料がないのに原油が下落してるんです。。。
まさかこのニュースを材料視しているのか?
石油はバレル3ドル近い下げも、SARS禍再来なら-ゴールドマン
https://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-22/Q4HTVT6K50ZA01
ん~先を織り込み過ぎって気もしますが、
この原油下落に連れたか、米株も上げ幅を縮小する展開となっています。
ダウロング手仕舞ってしまっているので、上がらなくていいんだけど
かといってFRBによる絶賛隠れQE継続中なので、ショートも怖い。
ただ、今夜のこの原油下落は何かを暗示しているように思えてなりません。
だって材料ないんだもの、これと言って・・・。
ということで、
エイヤっとダウ平均CFDを29164ドルでショートしてみました…怖い((;゚Д゚)
そして日経平均CFDも23796円でショート。
めっちゃ短期ポジションです。
中長期的には買い目線ですが、短期下落狙い。…怖い。(;´д`)
明日24日から中国は春節の長期休暇に入りますが
特にこれと言った移動への規制もなく、原因も特効薬も見つからないまま
中国から世界へと数億人が移動することとなります。
すでに日本でも感染者が出ていますが、米国でも。
パンデミック化するリスクがないとは言えません。
世界に感染者が拡大するなか、
今後移動や物流に影響が出る事態へと発展すれば
原油を始め世界の景気を冷やすという
ゴールドマンの指摘もわからないでもない。
リスクテイクポジションもこの新型ウィルスの解決を見るまでは
なかなかとりにくいと思われます。
買うにしても1度ドカンと大きな調整でも来ないとなかなか手が出ませんね。
今夜はトランプ大統領の
「米国は利下げすべきだ」「ドルは強すぎる」などの発言や
「中間層向けの減税を計画しており、90日以内を目安に詳細を発表する」など
選挙を意識しているとしか思えぬ発言が報じられていますが
マーケットはあまり材料視していないようです。
センチメントが強気のママだったら、
減税のキーワードに反応して上がるはず・・・?(ポジショントーク)
そして為替市場では、今日はカナダドルの下落とポンドの上昇が目立ちました。
※通貨インデックス一覧
カナダは今日、中央銀行の金融政策会合があったんですね。
BOCカナダ中央銀行は政策金利を予想通り1.75%に据え置くことを決定。
声明では政策金利が「適切」との文言を削除。
消費者信頼感指数や消費が予想外に弱かったと指摘し、
成長減速が長期化するかどうかを綿密に監視していく方針を示しました。
第4四半期のGDP成長見通しを10月の1.3%から0.3%へ
大幅に引き下げたこともあってカナダ売りが加速しています。
ひょっとしたら利下げする可能性も?!って思惑が広がったのね。
そして今夜は原油も謎下落で、カナダドルにはネガティブ。
そしてポンド。
12月の英国の12月小売売上高が11月に続いて2カ月連続のマイナスで
(予想が前月比 +0.5%のところ、なんと▼0.6%とな)
来週1月30日の利下げ確率が75%程度まで上昇しており、
利下げを織り込む形で下落圧力が強まっていたのですが!!
今日発表された英四半期CBI製造業ビジネス楽観指数が
前期の▼44%から+23%に大幅改善となり、2014年4月期以来の高水準を記録。
これを受けて、利下げ観測が一気に後退する形で
ポンドが吹き上がったということのようです。
それにしても英国の指標、予想と結果のギャップ激しすぎない?!
これがブレグジットの影響なわけ??
ということで、ポンドのトレードは指標発表前後は気を付けたほうがいいわね。
予想と全く違う結果が出て逆噴射するリスクが大きいわ。
原油下落で、豪ドル円ショートはうまく行っていますので
このポジションはもう少し継続してみます。
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