2020年1月27日月曜日

新型コロナウィルスの拡大がいよいよマーケットに波及するか。

24日㈮のNY市場でダウ平均はじめ米国の株価インデックスが軒並み
下落幅を広げた背景には米疫病感染予防センター(CDC)が米国内で
2人目の感染者が見つかったことを発表したことによる
影響が大きかったと思われます。

それまで100ドルを超える上昇を見せていたダウが
一気に300ドル超の下落に転じるとは。

コロナウィルス報道が日に日に深刻となる中、
なかなか米株は下がらなかったのですが、
米国に感染者が出たことでようやく反応した印象・・(^-^;

※米主要株価インデックス


嫌~な陰線示現。前日の陽線を包み下げる形状。

わりに強いトレンド転換ですよ、教科書的には。

陰のつつみ線のポイント
http://chartnavi.com/lesson/id/_65/


安全資産とされる金や米国債にも資金が流入。

※ゴールド 


1/8のトランプ大統領声明で
米イラクの開戦回避から上髭つけて下落していたんですが
イランの次は中国パンデミックリスク、、、、
金はなかなか下がる暇がありません。

米長期債利回りはが急低下。
これが短期的なドル/円相場の円高をもたらしました。

※米10年債利回り 緩やかな上昇トレンドが終焉してしまった・・・・



※ドル円、クロス円日足


大統領選の年でもありことと、世界の低金利環境が続いていること
そしてFRBの隠れQEなどもありますので、長期的には株は上昇すると思っていますが
短期的にはやっとこ大きめの調整(押し目)が来そうな流れ。

コロナウィルスは、春節前に拡大を封じ込めることが出来なかったということで
今後世界に拡散する可能性があること、それによる経済への影響が懸念されることで
これまで高かったリスク資産の手仕舞いを呼ぶでしょう。

少なくても、拡大が止まり収束に向けての特効薬などが出てこない限り
不安がマーケットを冷やしつづけるのでは。。。?

例えば原油。
中国の武漢やその周辺エリアが封鎖されてしまいましたが
世界から中国への渡航禁止など、
日に日に中国と世界の人/モノの流れが遮断されています。

※WTI原油

原油はまだレンジの範囲内ですが
レンジ上限から真っ逆さまに下限に向かって落ちています。


そして通貨市場。

先週はECB理事会で、市場の予想通り金融政策維持が発表され
同時に金融政策の戦略に関し幅広く見直す方針を決めたものの
これによりECBが出口を模索する可能性への期待も直後にはあったようですが
(直後にユーロが上昇する局面も)
コロナウィルスに拡大が再び不透明感を増長させていますので
むしろ緩和的な政策が長期化するとの観測の方が強まっている印象。

それよりも何よりも、通貨インデックスを確認すると
ドル高、円高なので、典型的な「リスクオフ」の動きになっています。

※通貨インデックス一覧


ドル金利は低下しているのに、ドル高ですよ。
流動性の高い米国債、そしてドルに資金が逃げてきているということね。

ということで、今週は株価インデックスの売り、
ドル円、クロス円の売り戦略継続です。
ダウ平均CFD29164ドルS
日経平均CFD23796円S
豪ドル円75.8円S 継続しております。

あ、先週は英国の経済指標が良かったりして
英国の利下げ織り込み確率が著しく低下しポンドが強含みかけたんですが
それも、今回のパンデミック騒動でのドル高の動きにはかなわない、
って展開になってます。

※英国1月非製造業PMI(購買担当者景気指数)52.9(予想 51.1 前回 50.0)

それと、FRBの短期債買入れ、隠れQEですが、ちょっと拡大の勢いに陰りが。

※FRBバランスシート


ちょっと気になりますね。
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