2020年2月24日月曜日

COVID-19の感染拡大は日本において
市中感染拡大が確認されたことから深刻度を増してきました。

台湾など9か国が日本への渡航抑制(禁止ではない)を呼び掛けており
日本がホットスポット化していると世界に認識し始めています。

米国も日本への渡航警戒レベルを引き上げました。

日本への渡航警戒レベル、米国が引き上げ-韓国の感染例さらに123件
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-22/Q64IV5DWX2PS01
・米国務省、日韓への渡航警戒を1段階引き上げ「レベル2」に

まだ禁止ではないのですが米国が日本への渡航を禁止してしまうと、
その影響は甚大、これが解かれるまでオリンピック開催は絶望的となります。
その域にまで行かないことを願うばかりですが、、、
金融系のイベントも軒並み中止(延期)が決定し
私の仕事にも影響が大きくなってきました。

インバウンドはもちろんのことですが
日本国内でも不要不急の外出を控える動きが出始めており
タクシー、飲食業など身近に聞こええてくる悲鳴も
日に日に大きくなっています。

こうした中、中国は明日正式に3月全人代の延期を発表する見込み。

24日 中国、全人代延期を決定へ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO55984220S0A220C2EA4000/
・北京で3月5日に開幕する予定だった全国人民代表大会の延期を正式に決める
・24日に全人代の常務委員会を開いて延期を決定する

日本では天皇陛下の最初の誕生日の一般参賀を見送っていることもあり
COVID-19の発生と混乱をもたらした中国の習近平首席の4月の国賓待遇は
極めて難しいと思われますが、明日の全人代延期発表を受けて
日本側からの動きがあるでしょうか。

こうした事態にあっても、上海総合指数は力づくでの支えており
完全な管制相場ですが、2019年年初から5月にかけても
尋常じゃない上昇をみせていますのでまだまだ序の口かも・・・・?

※上海総合指数


中国指導部、金融・財政政策をより柔軟に運営へ-新型肺炎でてこ入れ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-22/Q63CDPT0AFB701
・金融・財政政策をより柔軟に運営する方針を示し
・建設プロジェクトを加速させる方針

とはいえ、実体は酷いはずですが、、、

中国乗用車販売が2月前半に92%減、新型ウイルス響く-乗連会
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-21/Q617PAT1UM0Z01
・2月の販売は約70%減少する可能性があるという

中国だけならデカップリングで済むのですが、
米国のセンチメント指標であるPMIも悪化。

米総合PMIが活動の縮小示す、13年来初-新型ウイルスが影響
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-21/Q6249DDWRGGF01
・2月のIHSマークイット総合PMI(米国の企業活動)3.7ポイント低下の49.6
・2013年以降で初めて縮小(米政府機関が一部閉鎖された13年10月以来)
・統計発表から間もなく、米30年債利回りは過去最低を示現



ところが、米指標が悪化すれば、マーケットはFRBの利下げ催促に動き
それほど崩れなかったりするので、たちが悪い。
CME Fedウォッチなどを見ていると今年少なくとも
2回の利下げを織り込みに来ています。

これは今年12月のFOMCの金利予想。



指標が悪く、金利低下に拍車がかかった側面のありますが余剰資金は
米債に流れ込んでいますね。一時10年債は1.45%、30年は1.9%割れ。

正常なマーケットが左の〇部分の並び。
長期債の方が金利が高いですね。
足下では短期債、2ヵ月、3ヵ月物金利が10年債をも上回る逆イールド発生。
これが2年債10年債で逆転するとリセッションのシグナルとして有名。

これだけ米金利が低下しても、ドル高が進行しているってことは
やっぱり円売りが加速しているとみるべきなのか。

そして、資金はゴールド市場にもなだれ込んでいます。



さて、ここからのマーケットですが、
「悪い円安論」が聞こえてきます。
消費増税受けてのGDPの落ち込み、COVID-19感染拡大で
日本がHOTスポット化し政権批判が高まっていることなどで
日本売りが出ているのではないか。という指摘ですが

本当に日本売りが出てドル円が112円台まで上昇したというのであれば
日本株、日経平均も売られ、日本国債も売られていると思うんだけど、
これは時間差でやってくるんでしょうか、、、。

私は、GPIFのリバランスや本邦機関投資家らの外債投資による
円売り外貨買いが断続的に出ていることが背景かと思っています。

もし投機的な新規での日本売りが出ているというのであれば、
リスク回避時には円高となるリスクが高まっているということでもあります。

そもそもドル円のポジションの偏りはほぼありませんでしたので
これまでの円ロングが解消されている動きということでもないでしょう。

IMM通貨先物ポジション ポジションに偏りなし

ただし、月足レベルで大きな三角持ち合いを上抜けしているので
月末110.50円を下回っていなければ
ドル/円相場はドル高円安のトレンドが発生したことになります。

ドル円月足、レジスタンス抜けた~!?

ということで、先週はドル円を111.29円でロングして
111.95円で手仕舞うデイトレ。
東京が3連休なので、ポジション持ち越すのは止めておくことに。

119.97円ユーロ円ロングは121.06円で手仕舞いました。
74.16円豪ドル円ロングは73.80円でカットしました、損切です(´;ω;`)

ドル円が上がるのでクロス円も上がる、、、
というわかりやすい相場じゃないのね。
オセアニアは弱いし、、、

通貨インデックス一覧



週末こそ反発しましたが、ユーロが下げ止まりませんし。
悪い円安だ、円売りだ、というなら、
悪いユーロ安、ユーロ売が続いている、とも言えますね。
要するに、ドル最強ってことです。

ユーロは一段安の可能性も、最近のオプション市場が示唆
https://jp.reuters.com/article/forex-euro-idJPKBN20E0F2
・年初から約3.5%下落
・過去1週間でユーロの「プット(売る権利)」の需要が急増
・1.0700ドルを割り込むと、さらに下落する可能性

ユーロは買えないな。。。、

戦略としてはユーロは戻り売り。ストレートにユーロドルで。
ドル円は110.50円を明確に割り込んで落ちてきたら考えを改めますが
ここをサポートして上昇するなら持ち合い上抜けということで
買いスタンスでイイと思っています。

あ、それと日経CFDを凝りもせずまたしてもショートしました。
コスト23290円です・・・。

米国株はまだ全然下げていませんが、日本はさすがに買う理由が少ない。


これはくりっく365日経CFD めっちゃレンジですが。。。


為替のポジションはゼロです。

それと、原油は足下反発基調にありますが、
産油国は減産強化しないとね、、、。

サウジ、ロシア抜きの減産も視野 新型ウイルスで需要減
https://jp.wsj.com/articles/SB12434055387373453952904586217062438238544
・サウジ、原油生産に関するロシアとの4年にわたる協力関係を終わらせることを検討
・サウジ、クウェート、UAEは日量30万バレルの追加減産を視野に協議
 (OPECの生産能力の5割以上を担う3か国)
・今月の緊急会合では、ロシアがサウジの求める日量60万バレルの
 協調減産幅の上乗せを拒否

・国際エネルギー機関(IEA)は13日、1-3月期の原油需要は
 前年同期より日量43万5000バレル減少する可能性が高いとの見通しを示した
・世界最大の独立系石油トレーディング会社ビトル・グループはさらに悲観的で、
 需要が日量約220万バレル減少すると見積もる

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