2020年3月12日木曜日

トランプ大統領、記者会見に姿見せず-景気刺激策発表と前日に明言
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-10/Q7012FT0G1L601

3月9日、会見で緊急対策第2弾の大風呂敷を広げたところですが
10日の会見にはトランプ大統領の姿なし。。。。

給与減税引き下げや航空会社、観光、中小企業などの資金繰り支援
時間給労働者向け賃金補償などが期待されていますが
ホワイトハウスも寝耳に水、という報道がありましたけど
これが通ると楽観はできないようね。

ということで、今夜のダウ、また1000ドル今日下落してます。
毎日1000ドル以上動く相場なんてなかなかないですよ。。。

皆さん、トレードの際はレバレッジ低めでね。

私はまだリスク資産の買いには動いていません。


そして今日のサプライズは英国です。

11日夕刻、BOEが動きました。

英中銀が0.5%緊急利下げ、新型コロナで景気「大幅に弱まる」可能性
https://jp.reuters.com/article/boe-rate-cut-idJPKBN20Y0V2
・0.75% → 0.25% へ 50bpの利下げ
・2016年8月以来の利下げ、緊急利下げは2008年来

これを受けてポンドが急落するかと思いきや
瞬間安もすぐに買いもどされて下落前のレベルまで回復するという
トリッキーな値動き、、、、

※ポンドドル15分足


どうやら、今夜発表される英財務相春季財政報告待ちということで
緊急利下げでも動きにくい環境にあったということのようです。

そして注目された財政報告、予算案発表ですが

スナク英財務相:新型コロナ対応で4兆円規模の経済対策を発表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-11/Q715Q3DWRGG701
・経済対策費として300億ポンド(約4兆650億円)を拠出
・公共投資額65年ぶり(1955年以降で最高)水準
・道路や鉄道、ブロードバンド、住宅、研究への投資


これをマーケットがどう評価したかというと、、、

売り、、、、ですね。

利下げは金利低下ですのでポンド売り要因ですが
もし、新型肺炎による拡張予算で景気が支えられるならポンド買いかも、
ってことで下げ渋っていたんだけど、
結局、教科書的には財政支出による財政悪化は通貨安要因ってことで。

それにしても、豪州、カナダ、米国、英国と利下げを実施。

明日はECBですが何が出てくるでしょうか。
マイナス金利ですので更なる深堀りも難しいとは思いますが、、、

ラガルドECB総裁、2008年の危機再来リスク警告-緊急行動呼び掛け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-11/Q70SZODWX2PW01?utm_medium=social&utm_content=japan&utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan


ポンド売り、ユーロ売りは継続です。


夕刻、英国利下げの後、キウイが上昇してたので
キウイロングしたんだけど、伸び切らず失速
0.63133ドルロングも0.6341までしか上がらず、、、コストで切りました。

何でキウイに注目したかというと各国長期債利回りみると
ニュージーランドが一番高い、、、(というかマシ?)

まあ、どこもゼロ金利に落ちてきてミクロの決死圏なので
金利差なんかを材料にしてトレードする局面じゃないんだけど(;´・ω・)

コントラストがなさすぎよね。

新しいトレードはキウイを買ってすぐやめた。これだけ。

ドルカナダロングも継続です。

追記
WHO事務局長、新型コロナ「パンデミック相当」と表明
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56692120S0A310C2000000/?n_cid=SNSTW001

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