毎日毎日、各国中央銀行は臨時総会でこの危機の対処を迫られています。
今日19日木曜も、BOJ ECB FRB RBA BOEの5つの
主要国中銀が動きました(; ・`д・´)
◆日銀が矢継ぎ早に国債買い入れ、午後に総額4兆円の資金供給
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-19/Q78KTBDWRGG201
・国債1兆円の買い入れ
・急ピッチで上昇する長期金利の抑制が狙い
・残存期間1年超3年以下で2000億円、3年超5年以下で3000億円、
5年超10年以下で4000億円、
10年超25年以下で1000億円の国債買い入れオペを通知
◆ECB、7500億ユーロの緊急債券買い入れ決定 量的緩和年間1兆ユーロ強に
https://reut.rs/2TYZCoO
・7500億ユーロ(8200億ドル)の緊急債券買い入れプログラムを開始
・ユーロ圏域内総生産(GDP)の6%に相当
・ECBの今年の資産購入額は総額1兆1000億ユーロに上る見通し
・CPも買い入れ対象に
◆豪中銀、今月2回目の利下げ 初の量的緩和にも踏み切る
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/03/267984.php
・今月2回目の利下げで政策金利 0.25%へ
・資金供給ファシリティーを導入 900億豪ドル
・今後1年150億豪ドルの住宅担保ローン購入
◆FRB、企業への緊急資金支援 MMFに供給
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57017830Z10C20A3FF8000/
・MMF(マネー・マーケット・ファンド)への緊急資金供給
※MMFはCPの主要な買い手(企業の資金繰りを左右)
~MMFは流動性の高い米国債やCPで運用(個人が銀行預金に近い感覚で使う)
※CP(コマーシャルペーパー)企業が短期資金を調達する市場
~CP市場は金利が高止まり中、資金がひっ迫(1兆ドル残高)
・次々にカードを切るFRBに残された手段は
資産担保証券(ABS)など長期証券を担保に資金を供給する施策程度か?!
・社債の買い入れに踏み込み企業の資金繰り支援求める声もあるが
現行法では社債や株式の購入を禁じており、議会による法改正が必要
◆英中銀が緊急利下げ、過去最低0.1%に 資産購入も再開
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57048690Z10C20A3FF8000/
・政策金利を0.15%引き下げて過去最低の年0.10%にすると発表
・資産購入策も再開し、購入枠を2000億ポンド(約25兆6000億円)
増やして総額6450億ポンド
・ベイリー総裁就任4日目での判断
ほとんどパニックですよ、これ。
特に米国ですが、あとは直接株を買うか、社債かって企業支援するかしか
残されていないっていうんだから、、、、
これだけ世界が低金利で資金をじゃぶじゃぶにしたら
(じゃぶじゃぶにしても、ほとんど信用リスク状態に入っているので
どこも資金を出さなくなっているのです)
新型コロナウイルスの特効薬が見つかった、ワクチンが出来た、など
人類がこれに打ち勝つ道筋が見えたとたんに暴騰するリスクもあるんじゃないの…。
そして、為替市場はRBAの総裁が為替介入をちらつかせたタイミングで
猛烈にショートカバーが起こりました。
豪ドル、キウイ中心に、なぜかポンドまで吹き上がるという・・・
これはたまらん、ということでポンドドルショートと豪ドルドルショートを
買い戻して決済しました。
ポンドドル 1.23903ドルS ⇒ 1.1584ドル買戻し 結構とれたよ~
豪ドルドル 0.63312ドルS ⇒ 0.5764ドル買戻し
でもその後、再び急落してきたので、
「Fedが何やっても効かないんだから、RBAが動いたくらいで
トレンド転換するなんてことはないか・・・・」と思い直して
1.5566で再度売り直したんだけど、
この後急騰して1.6409でロスカットされました(´;ω;`)串刺し
なんで英国緊急利下げで金利0.1%に下げてんのに上がるのよ。
この時同時にユーロドルもショートしたんだけど
ユーロは下がってくれそうな予感・・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ユーロドルショート 1.08673
ユーロは下がってくれてるのに、なんでポンドはまた上がっちゃったの?!
なのですが、原油が反発していることが関係ある?産油国でもあるし、、、
※WTI原油とポンド5分足比較
どちらも流石に下げ過ぎの反動だと思うけど、
そこそこ連動してんのよね。
それとユーロポンドがレンジブレイクのブルトラップで再下落中。
これでユーロ売りポンドがいが旺盛になっていると思われ。
※ユーロポンド月足 レンジブレイクと見せかけて、、上髭~
そして夜中、ショートカバーの勢いがなくなったところで
ポンドドルを再ショート参戦です。
コスト1.17014ドル
原油もこのまま上がるわけがない。
ということで、ユーロドルS、ポンドドルになりました。
豪ドルは、いつ介入してくるかわかんないので、コワイ。
触らないでおきます。一緒に動くキウイも、、、です。
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2020年3月20日金曜日
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