3月3日のFRBの緊急利下げにも米株が下げ止まらなかったことで
「緊急利下げ」の効果がない?!と不安が募りましたが
何故か今日4日の米国市場、株上がってます。
今日は番組にエミン・ユルマズ氏にお話しを伺ったのですが
エミンさんは、そもそも新新型コロナウイルスが米株急落の主因ではなく
民主党予備選でのサンダース氏の躍進がトリガーだった可能性が強いと指摘。
3日のスーパーチューズデーではサンダース氏がさらなる躍進、、、とはならず
アーカンソー、アラバマ、オクラホマ州など9つの州がバイデン氏
カリフォルニア州を含む4つの州がサンダース氏勝利と
バイデン氏が巻き返してきたことを好感したため
4日の米株市場が落ち着きを取り戻し、上昇しているという見方も。
もちろん、利下げの効果もないわけじゃありませんが。
サンダース氏がいかにウォール街から嫌われているか、ってことでもありますが
学生ローン無償化とか国民皆保険などの実現のための財源は
富裕層や企業への課税。
また気候変動に対処するため、米国シェール層のフラッキングの禁止を求めていたりと
原油の純輸出国となった米国の力を削ぐリスクがあるため
株式市場は大きく反応した、、、という見方にできますが、
これまでの米株がやっぱり高すぎたということもあるのかな・・・・。
今夜はISM非製造業景況指数が 57.3 と(予想:54.9)より良かったことや
2月ADP全米雇用報告も +18.3万人と(予想 +17.0万人)より良かったこともプラス。
AM2:30現在ダウは500ドル高で推移しています。
一時700ドルくらい上がっていましたね。。。
ほんとボラタイルな日々。
トランプ大統領はFedの緊急利下げ後もさらなる緩和と利下げを
呼びかけていますし、米国にはまだ利下げ余地もQE再開というカードも残っている。
(その余地は決して大きくはないですが)
と考えれば、暴落のフェーズは一服でしばらくは24500~27500ドルくらいの
レンジ相場となるのかもしれません。てか、3000ドルレンジって凄いよね💦
ただ、そのレンジも日に日に収束していくものと思われます。
ボラが低下すれば、再びドル円は上昇できると思いますが、
まだボラが大きいので、ドル円も下げ止まったとは言い難いですね。。。
昨日の緊急利下げ後急騰したユーロドルに飛び乗って失敗しました。。。
欧州時間にプラスになったところで逃げればよかったものを、逃げそびれ
1.1140ドルで損切しました・・・・(´;ω;`)
今回のエントリー下手すぎた(反省)
仮に株式市場が暴落のフェーズから揉みあいに入るなら
下落していたドル円も下げ止まって、上昇してきたユーロドルも上昇一服で
こちらもレンジ入りするのかも知れません。
ユーロドル、抜けて欲しかった週足の下落トレンドは
レジスタンスでやっぱり阻まれました。
抜けたように見えたのはダマシだったか?!
ダマシだったとすれば、ここから大きくユーロ売りが始まる可能性も。
12日のECB理事会控え、やはり利下げ、緩和の思惑が
ユーロ売りを加速させるかな🤔
ということでユーロ買いは最後っ屁掴んで失敗。
頭を冷やします。売りに変えようかな・・・。
また、今月は世界が利下げに動いているので
さらに難しい。
昨日3日の豪州、米国に続いて今日4日はカナダが利下げを実施。
◆カナダ中銀、政策金利0.50%下げ1.25%に◆
2015年7月以来5年ぶり利下げ
カナダ銀は2015年7月の会合で政策金利を0.50%に引き下げ、
17年から利上げしてきましたが 1.75%で1年超据え置いてきました。
これを一気に0.5%引き下げましたが、米国より金利高いんですね。
「必要ならさらに金融政策を見直す用意がある」と追加利下げも示唆しており
まだ下げるかもしれません。
そして、今月はこの先
12日ECB 利下げ、QE拡大、TLTRO強化などが予想されています。
18日FOMC もう緊急利下げやっちゃったけど場合によってはQE再開も。
19日日銀 ETF購入金額引き上げ? マイナス金利深堀はリスク大で手詰まり感。
ということで、まだまだ世界同時緩和大会は続きます。
だから、どの通貨がさらに弱いのかを考える相場なんですが
あまりに目まぐるしくて予想が難しい・・・。
そしてこれはドル円の週足。
三角持ち合いのレジスタンス超えは見事なダマシで
その後の下落がきつかった。
そうはいってもまだ三角レンジの中での推移。
ドル円107.51円ショートはまだ継続していますが、、、
株の暴落が止まって、ドル円も再びレンジ内で小動きとなる可能性も視野に。
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