2020年4月24日金曜日

原油市場、トランプ大統領のイラン牽制tweetから反発基調が続いており
これを好感したのか、日経もダウも堅調推移、、、だったのですが
ダウ平均、今夜23日NY市場で23885ドルまで上昇し
半値戻りラインを突破してくるかとみられるも急失速。

その理由が、、、

FTが新型ウイルス感染の治療薬として期待されている
ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」の治験が
最初のトライアルで失敗に終わったと伝えたことがきっかけ。

その後、この情報はWHOサイトに誤ってアップされた、
との情報もあって情報錯綜。

しかし、真相は異なるようです。

米国在住の広瀬隆雄氏のTweetが詳しいので顛末はこちらを。
https://twitter.com/hirosetakao/status/1253377070731837440

どうやら多くの臨床試験が進行中であるなか
たった一つの中国のプログラムが中止されただけのようです…。

FTの報道もWHOの関係者の話として記事化しているようですので
どうもWHOがダメなんじゃないかって感じ・・・・。

水を差された格好のダウが再びV字で戻ることはないようです。
現在150ドル高程度で推移。 いい押し目だったのかもしれないけど・・・。


また、為替市場ではドル円が急伸する一幕も。

来週の日銀の金融政策会合に向け、
日銀が追加の金融緩和策を打ち出す最終調整に入ったとの報道受けたもので

国債購入額を現在年80兆円とするめどを撤廃し、
必要な量を制限なく買えるようにする方向で議論。
企業が資金調達で発行するCPや社債の購入上限額を倍増する見込み。

ところがその後ダラダラと値を削っており、上昇は一瞬でした。


さて、ここから。

日銀、動くと思いますよ。
でも、80兆の上限撤廃したところで、
80兆以上買うということではないんじゃないかな。
現在のYCCの枠組みの中では年間80兆も買っていません。
16兆円程度です。


YCCの枠組みは撤廃しない方向、
ということはあまりインパクトはない(と思う)

現在のCP購入額が3.2兆円、社債が4.2兆円で計7.4兆円。
この上限額を計15兆円程度と倍増させ、
ニーズに応じて枠内で柔軟に買えるようにする見通しとのことで
これは評価できると思いますが
ドル/円相場見ていると、意外と冷静な反応ですね。

そしてその後ユーロの下落が加速。

EU首脳会議「新型コロナ対策で合意せず」との報道で。

昨日はECBが銀行融資で1部ジャンク債を担保として受け入れる、
という報道があったようですね。
あくまで「担保」でありECBが直接購入するものではないですが。

ということで、ユーロが下向き。


狙っていたユーロショート参戦しました。
ユーロドル1.0826ドルでS
ユーロ円116.41円S参戦です。

しかし、ユーロSメイクしたタイミングで
ポンドドル1.2405ドルS、ポンド円133.31円Sはコストで消滅(´・ω・`)。
ポンドなかなか下がらないなぁ・・・

※通貨デックス一覧


ユーロとスイスの下落が顕著。
ポンドは小動きも方向感がなくなってきた。
オセアニア通貨もですね。

キウイの売りも狙っていたので
今日はキウイドルを0.59811ドルでショートしたのですが
すぐに巻き返され同値撤退。意外と強い・・・。

オセアニアは再上昇する可能性もあるため
売りから入るのは止めておきます。
というか、インデックス見てると完全レンジ。

三角持ち合い下抜けてきたのはユーロ、スイスですね。

ということで、ユーロショートのみ。

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