週明け13日はイースターマンデー。
米国は空いてますが、英国、欧州、香港、オセアニア市場が
祝日休場で流動性は高くないことから
東証1部の出来高は概算で10億5607万株と低迷。
売買代金も1兆6000億円程度。
しかし、3月のコロナショック時は1日5兆円近い
出来高があったんですから驚きますよね。
この商いの縮小を見るに、、、
いったんの大底をつけているように思わないでもないですが、
このまま取引のボリュームが低いまま落ち着いちゃうと
ダイナミズムに欠ける値動きの相場に、そう、レンジになる可能性が。
※東証一部売買代金推移
13日月曜、日経平均は大幅に反落しています。
▼455.10円 19043.40円
今夜のNY株式市場、ダウも弱い。
きっちり50%戻りのラインで頭を叩かれた格好。
株売りの材料が出たというわけではありませんが、
トランプ大統領の支持率が下がってきたというのは懸念材料か。
アメリカの政治専門サイト
「リアル・クリア・ポリティクス」によると、
4月2日から4月9日までの期間において、
トランプ大統領の各種世論調査での支持率平均は44.9%で
不支持が51.4%、不支持率が支持率を上回りました。
また、新型コロナウイルス問題で名を挙げている
ファウチ国立アレルギー感染症研究所長の解任に言及しており
これは国民の反発を招くんじゃないかとも思われるのですが。。。
米大統領、コロナ対策高官解任に賛同 「対策に遅れ」発言で
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-trump-fauci-idJPKCN21V1K5
ま、これらが株価の方向を決定づける重要な材料では
ないと思いますけれどね、、、
これ以上買う材料が乏しくなってきたところに
こんなニュースが出てくると、
トレンド継続が難しくなるという程度の話ですが(今のところは)
ゆくゆくは大統領選挙に響きかねないだけに
世論形成を間違えるとマーケットもえらいことになりそう。
あ、でも、トランプラリーの上げ幅は全部失ったので
これ以上下がるってこともないのかな…🤔
さて為替市場、今日は円高が顕著(とはいえまだレンジの範疇)
何故円高気味なのかは不明。日経もダウも下落基調だから、かな?
※ドル円、クロス円一覧
ドル円とユーロ円の下落が大きいですね。
通貨インデックス一覧を確認すると
円が強い、そしてユーロが弱い、というのが顕著。
だからユーロ円の下落が大きいのね。
ポンド、カナダ、豪ドル、キウイなど
資源、コモディティ系通貨が強いですねぇ。
原油は歴史的減産合意と報じられているものの
決して価格上昇に繋がってはいませんし
ゴールド以外のコモディティは決して強くないんですけどね。
FRBの豪快なバラマキでドル安気味であることと
欧州安定化メカニズム(ESM)の信用枠設定や
「コロナ債」と呼ばれる共同債の発行で合意出来ずに
グダグダになってるEUへの懸念でユーロが弱いってことが
主軸で、ドル安、ユーロ安なので他通貨が上がっているだけかも。
というわけで、ドルストレート通貨での
豪ドル、キウイ、ポンドロングは継続でOK
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。