2020年4月30日木曜日

昨日29日のNY市場では、
米1-3月期のGDPの数字が悪かった事実はスルー。

経済指標の悪化などわかりきったこと、
市場はそのさらに先を行くということか。

株式市場はコロナ終息期待で一段高です。

①全人代(中国の国会)が5月22日開幕と発表。

3月開催が延期されてきたが、
全人代開催は中国が世界に向け
ウイルス撲滅を大々的にPRする場。

ということで上海総合指数も急反騰。


②レムデシビル、コロナ治療に明確な効果

先週23日、WHOが誤掲載したレムデシビル治験失敗報道で
米株が売られましたが(背後に中国関与が匂う一件でした)
この報道を覆す朗報ということで、
29日の米株はギリアド社(レムデシビル)だけでなく
コロナ終息への希望を織り込み全面高となりました。

※米株インデックス一覧


Nasdaq総合指数は陰の包み線を示現したものの
これを凌駕する上昇で、白線である年初寄り付き値に猛接近。

原油価格が下げ渋っているのも好感されているかな。

※WTI原油先物 


昨日29日発表された米国の週間石油在庫統計で
予想より在庫増のペースが多くなかったことで大幅高…

原油在庫 +899.1万(前回1502.2万)
ガソリン -366.9万(前回101.7万)ガソリン減った!
留出油  +509.2万(前回787.6万)

それとこんなニュース
ノルウェー 18年ぶりに原油採掘を削減
https://jp.sputniknews.com/business/202004307413623/

ただし、今夜30日㈭の米株市場は若干弱含みスタート
シェルの80年ぶりの減配を嫌気している模様。

シェル、戦後初の減配
-新型コロナに伴う原油安で1~3月は46%減益
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-30/Q9L8BHT1UM1001

これがここからの米株全体を崩す要因となるとは思いませんが
このような「減配」する企業が増えてくると
インカム投資家らのポートフォリオ再編がマーケットを
動かす可能性も出てくるかな、、、。

さて、為替ですが、そういえば昨晩29日水曜はFOMC
今夜30日はECBでした。
3月にいろいろやっちゃった後なので
注目度は決して高くなかったのですがまとめておきます。

その前に、本日WEB番組「ひろこのウィークリーGOLD」
撮って出し!動画UPしましたので是非。
コメンテーターエモリキャピタルマネジメント代表 江守哲氏

江守氏オリジナルの金投資の指標も公開です!



4月FOMC 金融政策据え置き

声明要旨

・石油価格が、消費者物価の上昇率を押し下げている
・新型コロナによる需要と大幅な原油価格低下は、消費者物価の上昇を抑制している

・雇用の最大化と物価の安定の目標を推進するために、あらゆる手段を使うことを約束
・家計や企業の信用の流れを支援するため、円滑な市場機能を支えるのに必要な量の
 国債や商業用、住居用の不動産ローン担保証券(MBS)の購入を継続する

要するに、新型コロナ問題からインフレになりにくくなっている事を指摘し、
雇用と物価の安定のためには何でもやる(低金利は長期化、資産購入も躊躇なく)

緩和政策の長期化がコミットされたようなもので
素直に受け止めればこれはドル安と考えることが出来ますね。

そして
4月ECB理事会 金融政策据え置き
・主要政策金利と中銀預金金利を据え置き
・市中銀行への長期資金供給策において
 金利をマイナス1%まで引き下げる
・パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は7500億ユーロ
 で据え置き

声明
・パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は
 必要に応じて規模を拡大する用意

・インフレが持続的に目標に向かうことを確実にするため、
 必要に応じ全ての政策手段を調整する用意がある

ラガルド総裁
・今年のユーロ圏経済が最大12%縮小する可能性

今回別段大きな追加緩和を発表しないけど、まだまだ必要ならやりますよ、
という意思表明をした、という感じか。

この2会合を受けた今、通貨インデックスを見てみると

ドル安のトレンドが継続ですね。
円もジワリ上昇している印象・・・。

ということで、ユーロドル相場はロングに妙味あり、
ドル円のショートに妙味あり、ということになりますので
ドル円ショートは保有継続とします。

ポンドも上がってきそうな予感…。
押し目買いで好機を待ちましょう。
豪ドルロングも継続保有とします。

NOTE

米GDP、戦後最大の減少に 4~6月は年率40%予測:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58624980Z20C20A4NN1000/

ユーロ圏GDP、1-3月に3.8%減-過去最大の落ち込み https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-30/Q9LEIMT1UM0W01

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