2020年5月22日金曜日

株式市場はすでにポストコロナを睨んで上昇しているのですが
日本株市場のマザーズ、ジャスダック市場の騰勢はますます強まっています。

新興株21日 マザーズが1年ぶり高値、ジャスダック5日続伸 バイオに買い
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISST2_R20C20A5000000/

悪いことじゃないですが、個人マネーが相当流入していると思われます、、
ちょっと怖いわね💦

今日21日は日経平均も一服、米株市場も弱含み推移となっていますが
まだ株式市場が崩れる気配はありません。

株式相場に「二番底」が来ないワケ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59397370R20C20A5EN1000/?n_cid=TPRN0026

今回は、景気の底がいきなり見えてしまった。
通常の景気後退局面では底がみえるまで1年前後の期間がかかり、
底がみえないうちは財政や金融政策も小出しになりがちで
「催促相場」で株価もその間下げ続けのだが・・・・

機関投資家の保有現金比率は4月に5.9%、
5月に5.7%と01年の米同時多発テロ以降では最も高い水準であり
弱気派は、待っても落ちてこない株価に焦り始める頃合いと書かれています。

皆が2番底を警戒(期待)しているうちは2番底は来ないものですが
こうした「持たざるリスク」に焦って、高値を買わざるを得なくなった
投資家が、さらに株価を持ち上げたところが危険ですね。

そういう買いが出てきてからが逃げ時ということでしょう。

2番底警戒でじっとしている投資家が多いウチは上がるのです、きっと…。

ということで株式のポジションはリスク選好でいいと思うのですが
難しいのが為替市場。

今日はユーロが強含む局面がありましたが
ドイツとフランスが提出している5000億ユーロ規模の復興基金創設への
期待からユーロ買いが強まったとの解説がありますが、、、う~ん・・・。

為替市場はリスク選好相場となると、
高金利通貨に資金が集まる傾向がありますが
ポストコロナでは主要国の金利差がなくなってしまったので
投資の手がかりがない。

マイナス金利、政策論議再び 英米導入を市場織り込む
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59409080R20C20A5MM8000/

強いて言うなら、
さらに利下げ、、、というかマイナス金利を導入する可能性のある国の通貨が
売られるだろうという考え方ですが、
実際にはそう単純にドルとポンドが売られる相場にもなっていませんねぇ。。。

豪ドルドルロング、ポンド円ショートは継続していますが、さて。

また、ポストコロナでドル/円相場はどう動くでしょうか?

足下では再び膠着気味ですが、この騒動が落ち着いたら
ドル/円相場にダイナミズムが生れるかもしれません。

JPモルガンチェース銀行 市場調査 本部長 佐々木融氏に
お話しを伺いましたので、是非ご覧ください。

【歴史は繰り返すのか】
『ポストコロナのドル円相場見通し』
https://youtu.be/Il1k9RSxYRA
1.  日本は再びデフレに?日米の政策対応
2.  米国がマイナス金利を導入したら・・
3.  これまでの円安ロジック崩壊
4.  ポストコロナの為替展望

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さて、円建てTOCOMの金先物価格も

1g6000円台大台へ乗せてきました。


金ETF市場には資金流入が続いており、残高は過去最高に。

米株も堅調ですが、金は他資産との相関が低く

年金基金など機関投資家らのヘッジニーズが強いのです。

と、WGC顧問/森田アソシエイツ代表 森田隆大氏が解説くださいました。


2020年第1四半期のWGCの金の需給レポートが出ています。

森田さんに特筆すべき事項を解説いただきましたので是非ご覧ください。


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